6日、後楽園ホールにて『REBELS.52』が開催された。K-1やKNOCKOUTに選手を送り出しているため、やや主力選手を欠いた感は否めない中、小笠原瑛作と梅野源治が外国人を相手に激しい闘いを見せた。
※完全版は、金曜9日発売の週刊ファイト9月14日号に収録されました。
’17年09月14日号TAKAみちのく25周年高山善廣GFWインパクト巌流島Rebelsポーゴ
■ REBELS.52
日時:2017年9月6日(水)
会場:東京・後楽園ホールで
<メインイベント 第9試合 ISKA 世界バンタム級王座決定戦(K-1ルール)>
●ジョヴァンニ・フランク・グロス(フランス/ISKA世界フェザー級王者(オリエンタルルール))
判定0-3(48-46、46-44、48-45)
〇小笠原 瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS 52.5㎏級王者)
※小笠原が王者に
※片手でつかんでの攻撃は1回まで有効。フリーノックダウン。ラウンドマスト判定
6連続KO勝ちで那須川天心との対戦が手の届くところまで来ている小笠原瑛作はフランスのジョヴァンニ・フランク・グロスとISKA世界バンタム級王座決定戦に出陣。相手の変則的な動きに戸惑いバックブローを被弾、前半戦はペースを掴めず苦戦を強いられるも3ラウンドにダウンを奪い返すと、試合終了まで攻め続け逆転に成功。判定に納得のいかないグロスはレフェリーに抗議するも、判定が覆るはずもなく最後は諦めて小笠原を称え記念撮影に応じた。
<セミファイナル 第8試合 ライト級 3分5回戦 WPMFルール>
〇梅野 源治(PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
判定3-0(49-48、50-48、50-47)
●スアレック・ルークカムイ(スタージス新宿ジム/元ラジャダムナンスタジアム フェザー級7位)
5月17日にラジャダムナンスタジアムにて同スタジアムライト級王座防衛戦に失敗した梅野源治が再起戦に臨んだ。相手のスアレック・ルークカムイは最強の日本人キラーとして知られ、雷電HIROAKI、ピラオ・サンタナを下している強豪だ。普段は新宿の所属ジムでトレーナーをしながら試合に出場しているが、この一戦に賭けるためタイに帰国し、日に2回の練習を2週間続けてきた。
3ラウンドまではお互い譲らず梅野のミドルに対してスアレックは蹴り足を掴んでこかしたり得意のパンチで応戦。
4ラウンドに入り梅野のローとミドルが効いてきたかスアレックのスピードがやや落ち始めたところ、梅野は攻撃を緩めず強いミドルキックを叩き込む。
5ラウンド中盤以降、梅野は勝ちを確信したか余裕の動きを見せ終了のゴングを聞いた。
梅野は試合後のマイクで大怪我が続いて選手を続けることが難しく感じた時期もあったが、仲間の支えがあり復活を決意したと語り、ムエタイの王座へ再挑戦できるように原点に返ることを宣言した。
<第7試合 REBELS-MUAYTHAI スーパーライト級王座決定トーナメント 準決勝3分3回戦(延長あり)WPMFルール>
〇鈴木 真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
判定2-0(28-27、27-27、28-27)
●杉本 卓也(WSRフェアテックス/J-NETWORKスーパーライト級1位)
※鈴木が決勝戦へ進出
<第6試合 REBELS-MUAYTHAI ライト級王座決定トーナメント 3分3回戦(延長あり) WPMFルール>
●津橋 雅祥(エスジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者)
1R 2分56秒 右フックKO
〇ピラオ・サンタナ(オランダ・メジロジム)
※サンタナが決勝戦へ進出
REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメントの準決勝でスアレックと対戦。敗れたものの、一階級下げてのオランダ・メジロジムから日本再登場となったサンタナが剛腕を炸裂、1Rギリギリで津橋雅祥をKOした。
アンドレ・マナート会長と勝利の雄たけびを上げていると、先にトーナメント決勝進出を決めた良太郎が現れ、にらみ合いを展開して、ともに次戦のKOを予告した。
<第5試合 REBELS-MUAYTHAI ライト級王座決定トーナメント 3分3回戦(延長あり) WPMFルール>
〇良太郎(池袋BLUE DOG GYM/TRIBELATE ライト級チャンピオン)
判定3-0(29-28)
●大谷 翔司(スクランブル渋谷)
<第4試合 56kg契約 3分3回戦 WPMFルール>
〇デゥサコン モータッサナイ(WSRフェアテックス)
判定3-0(30-27、30-27、30-28)
●浜本‘キャット’雄大(クロスポイント大泉)
<第3試合 スーパーバンタム級 3分3回戦 WPMFルール>
△炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
ドロー 判定1-0(30-29、29-29、29-29)
△森下 翔平(M-BLOW KICKBOXING GYM)
<第2試合 フェザー級 3分3回戦 WPMFルール>
〇浦林 幹(フリー)
判定3-0(30-29、30-28、30-27)
●千羽 裕樹(スクランブル渋谷)
<第1試合 スーパーフライ級 3分3回戦 WPMFルール>
●佐藤 仁志(新宿スポーツジム)
判定0-3 (27-30、27-30、28-30)
〇JIRO(創心會)
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