サイコ・クラウン勝利でドクトル・ワグナーJr.が覆面を脱ぐ!AAAトリプレマニア25


(C)AAA

 8月26日(現地時間)にメキシコ・メキシコシティでAAA『トリプレマニア25』が開催された。
AAAはCMLL(当時EMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャが独立して、メキシコシティを本拠地に設立した団体。CMLLから引き連れたルチャドール達に加えレイ・ミステリオやシコシスといった当時の新世代のレスラー達が活躍、アメリカン・プロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進め、ライバル団体のLLI(UWA)を壊滅に追い込み、メキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していった。
 そしてこのトリプレマニアはAAA年間最大イベントであり、今大会はアレナ・シウダ・デ・メヒコというメキシコ最大規模の収容人数22300人収容可能の会場で行われた。この会場は海外アーティストのメキシコ公演も当地で開催されることもあったり、スポーツではNBAの公式戦が2014年に開催された。総合格闘技ではUFC 180とUFC 188が当地で開催された。
 メインはAAA史上最大のマスカラ戦とされる長年続く抗争の最終決着戦、マスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)で行われるドクトル・ワグナーJr.とサイコ・クラウンの一戦だ。この両者は長年、大抗争を続けており、ワグナーJr.はサイコと抗争したパガノと共闘しただけではなく、サイコの盟友マーダー・クラウン、モンスター・クラウンまで自分の陣営に寝返らせるという老獪さを見せつけサイコは完全に孤立した状態に追い込んでいる。そして試合でも覆面剥ぎ、椅子攻撃などラフ殺法でサイコを追い詰めるワグナー。サイコは流血に追い込まれてしまう。更に息子のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.まで試合に介入し、仲間のいないサイコは絶体絶命。それでもサイコも盛り返し、一進一退の攻防となる。そしてワグナー必殺のワグナードライバー2連発でもサイコはカウント2で返し、逆にサイコ必殺のカナディアン・デストロイヤーを決め、ワグナーからフォール勝ち。超大物ワグナーがなんと覆面を奪われるという波乱の展開となった。試合後には、CMLLから追放になったマキシモ・セクシーとラ・マスカラが同じ一族のサイコの祝福に登場。ワグナーは、覆面をサイコに渡し、本名ホアン・マヌエル・ゴンザレス・バロンとを名乗り、52歳でコアウィラ州トレオン出身と明かした。そして必ず息子が復讐すると語り引き揚げるワグナー。サイコもレジェンドのワグナーを称賛した。
 セミファイナルは、AAAの主要王座を総取りしてしまったジョニー・ムンド(ジョン・モリソン、ジョニー・インパクト)が全ての王座を賭けて王座戦を行った。元WWEのスーパースター、ジョン・モリソンはAAAとルチャアンダーグラウンドでジョニー・ムンドとして活躍。更にGFWインパクト(TNA)ではジョニー・インパクトとして参戦して活躍している。挑戦者は同じくGFWインパクトに参戦中のイホ・デ・ファンタズマ、そしてエル・テハノJr.で是が非でもメキシコに王座を取り戻したいところだ。試合はラダーマッチで行われ、吊るされた3本のベルトを奪った者が新王者となるので、梯子を使った危険な展開が連発。そして当然、ムンドのセコンドであるチーム・ドナルトドランプも乱入してムンドを助け、最後は梯子の上でムンドとファンタズマが対峙するも、ムンドがファンタズマを落として3本のベルトを奪う。ムンドが王座防衛でまたメキシコにベルトは戻らなかった。試合後、ムンドはレジェンドであるバンピーロを呼びだし、自分にベルトを巻けと強要。更に唾を吐きかけたムンドに対し、遂にバンピーロの怒りが爆発。ムンドを捕まえてチョークスラムで叩きつけた。現在は引退状態のバンピーロだが、ムンド退治に乗り出し、ベルトを奪うと宣言。バンピーロがいよいよ復帰宣言をしたようだ。
 更にカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)も行われた。同じピエロ・ギミックという事でサイコ・クラウンの首を狙いインディーマットからAAA参戦したパガノだが、同じルードで共闘していたエル・メシアスと仲間割れを起こし、血で血を洗う抗争となってしまい、遂に最終決着戦、髪切りマッチに発展してしまった。それもストリートファイトルールのルチャ・カベジェラで行われた。当然、因縁対決だけに激しい試合となったが、なんと試合中にCMLLでロス・インゴベルナブレスのメンバーとして活躍してたが、契約で揉め離脱し、現在はインディーマットで試合をしていたレイ・エスコルピオンが乱入。両者に襲い掛かり、試合がめちゃくちゃとなって引き分けになってしまった。
 またセクシー・スターがローズマリーに腕十字で勝利したが、本気で極めてしまい問題になっている。

▼[ファイトクラブ]メイ・ヤング・クラッシク配信~女子ガチAAAトリプレマニア~世紀の一戦メイマク~裏ネタ日本

[ファイトクラブ]メイ・ヤング・クラッシク配信~女子ガチAAAトリプレマニア~世紀の一戦メイマク~裏ネタ日本


(C)GFW

■ AAA トリプレマニア25
日時:2017年8月26日(現地時間)
場所:メキシコ・メキシコシティ

<マスカラ・コントラ・マスカラ>
○サイコ・クラウン
 ピンフォール
●ドクトル・ワグナーJr.

<AAAヘビー級、ラテン、クルーザー級3冠王座タイトルラダーマッチ>
○ジョニー・ムンド(王者)
 ベルト奪取
●エル・テハノJr.(挑戦者)
イホ・デル・ファンタズマ(挑戦者)

<ルチャ・カベジェラ>
△パガノ
 ドロー(レイ・エスコルピオンが乱入して両者を攻撃し、両者担架で退場)
△エル・メシアス

<30人参加トリプレマニア杯>
優勝 ラ・パルカ、アルヘニス、ベンガラ

<AAAタッグ王座タイトルマッチ>
○マーダー・クラウン、モンスター・クラウン(挑戦者)
 ピンフォール
●クエルボ、スコリア(王者)
アエロスター、ドラゴ(挑戦者)
アンドリュー、DZJ(挑戦者)

<レイナ・デ・レイナス王座タイトル4WAYマッチ>
○セクシー・スター(王者)
 アームバー
●ローズマリー(挑戦者)
レディ・シャニ(挑戦者)
アヤコ・ハマダ(挑戦者)

<8人タッグマッチ>
○ヘルナンデス、ミニ・サイコ・クラウン、マンバ、イエドラ
 ピンフォール
●ビッグ・マミ、ディナスティア、エストレージャ・ディビナ、マスカラ・デ・ブロンセ


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
[ファイトクラブ]UFC悪夢~WWEブルックリン4連戦~中邑真輔アスカ宝城カイリ革命

[ファイトクラブ]UFC悪夢~WWEブルックリン4連戦~中邑真輔アスカ宝城カイリ革命

※490円電子書籍e-bookで読む(PayPal決済easypay、銀行振込対応)
’17年08月31日号NXTサマースラム究極龍30KnockOutラウェイ立川格闘技UFC薬害