[ファイトクラブ]UFC悪夢~WWEブルックリン4連戦~中邑真輔アスカ宝城カイリ革命

[週刊ファイト8月31日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼UFC悪夢~WWEブルックリン4連戦~中邑真輔アスカ宝城カイリ革命
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ステロイド発覚!UFCジョン・ジョーンズ選手生命絶たれる
・WWEブルックリン4連戦!NXTアスカ-エンバー・ムーン戦を見たか?
・サマースラム予想/総括~映画『ニュースの真相』報道とジャーナリズム
・中邑真輔9・16『WWE Live Osaka』ハウスショー戴冠シナリオの是非
・鎖骨骨折のアスカNXT王座返上!Raw/Smackへ、そして宝城カイリ

―― 締め切り日の8月24日、WBC世界ボクシング評議会が、山中慎介を破って新チャンピオンとなったメキシコのルイス・ネリの試合前ドーピング検査で、禁止薬物ジルパテロールの陽性反応が出たと発表したニュースが飛び込んできました。ボクシングは認められているので、NHKニュースでも報道されました。

オフレコ ボクシングは京都の試合が8月15日。総合格闘技UFCの悪夢は、現地時間7月28日の計量後にサンプル採取された検査の結果が、8月24日夜に発覚した。本誌はスグにサイト出しても、一般のニュースにはなってない(笑)。

―― それよりも、公表までの期間差が気になる、と。ボクシングのほうが公明正大だなんて誰一人思ってないですけど、UFCはブロック・レスナーの違反発覚タイミングがミステリーだった前科が残っています。試合前から主催側は知っていたのではないかと。

オフレコ ステロイドの一種であるトゥリナボルが検出された。

―― ジョン・ジョーンズはアホなのか? そう言いたくなります。ステロイド発覚です。王座はく奪どころか、2年は試合できなくなる。事実上のアウトです。2年後含めて北米での復帰を完全に諦めてRIZINに競技生活の骨をうずめるというなら、試合を続けることはできますけど、それもまたリスクの大きな話であって・・・。「選手生命が絶たれた」と評しても間違いではありません。

オフレコ 謎が多い話やね。旧東ドイツなどが五輪競技でメダルラッシュに沸いた時期の秘密兵器だったトゥリナボルという、現在は使われてない成分が出てきたというのもよくわからない。五輪競技だって東欧諸国の全盛期から検査はあったけど、当時は検査をすり抜ける特効薬だったそうだが、いたちごっこの精度が高まってからは聞かなくなった種類というから、陣営は一体なにを考えていたのか。


Photo courtesy of UFC

―― 筋肉増強剤を使ってなかったとしても、果たしてダニエル・コーミエ戦の結果が違っていたのかどうか。私見ではそうは思えないんですが、なにしろ異常に厳しいUFCでは、試合結果もノーコンテストになります。

オフレコ 本稿は、スポーツ・エンタメの一種には違いないMMAという見世物に、薬物検査は必要なのかとかを論じる主旨ではない。やはり今後のUFCにとってどういう影響があるかとか、日本にどう波及するかを分析するのが有料の専門媒体だと思う。

―― そりゃそうだ。マーク・ケアーの自伝には「PRIDEには契約書にドーピング検査は行わないと明記してあった。あたかも使えと奨励していた」と(笑)。今のUFCは異常なんじゃないですか?

オフレコ ドキュメンタリー映画『Smashing Machine』は凄まじい内容だったなぁ。僕は、使いたいなら(その後に身体に及ぼす)リスク覚悟の上でやればいい、面白い試合を見せてくれ派なんで、今のUFCの競技至上主義にはうんざりしている。ただ、発覚してしまった以上は、これからの波紋を論ずるのが役目になる。

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