セルゲイ・ハリトーノフが一本勝ち!M-1チャレンジ 81


(C)M-1

 7月22日(現地時間)ロシア・ナズランで『M-1 Challenge 81: Battle in the Mountains 6』が開催された。
 ロシア最大のメジャーMMA団体となっているM-1は、定期的に大会を開催し、ロシアのテレビ局でも生放送されている。そして参戦選手はロシア国内にとどまらず世界各国から集めている事でも意義あるMMA団体となっている。
 今大会のメインは日本でも人気の高いセルゲイ・ハリトーノフが、ライジンにも参戦したジェロニモ・ドス・サントスと対戦するヘビー級戦だ。ハリトーノフはベラトールとも契約しているが、ロシアM-1チャレンジにも参戦を続けており、2017年6月にはソクジュに勝利している。今回も続けてM-1参戦となったハリトーノフだが、サントスにテイクダウンされ、バックを奪われてしまう。しかし、その体勢からハリトーノフはサントスの足を極めて一本勝ち。ハリトーノフが見事に母国で勝利を飾った。
 またバンタム級王座統一戦も行われ、正王者パベル・ヴィトルクと暫定王者モヴサル・エヴロエフで争われた。試合はエヴロエフが猛攻、テイクダウンして、マウントポジションまで奪う攻めに、ヴィトルクも下から仕掛けるのが精いっぱいだ。試合のほどんどをテイクダウンを奪い、グランドから逃がさなかったエヴロエフが判定勝ちして、見事に王座統一を果たした。
 更にヘビー級戦で、ケニー・ガーナー、ヴァレンタイン・オーフレイムという大物を倒した実績のあるコンスタンチン・グルホフが、ジャングルファイト王者のクレバー・シウバを迎え撃った。試合はお互いにグランドで上を取りあうシーソーゲームとなったが、2Rにマウントポジションを奪いマウントパンチを叩き込んだシウバが判定勝ちした。

■ M-1 Challenge 81: Battle in the Mountains 6
日時:2017年7月22日(現地時間)
場所:ロシア・ナズラン

<バンタム級王座統一選>
○モヴサル・エヴロエフ(ロシア/暫定王者)
 判定
●パベル・ヴィトルク(ウクライナ/正王者)

<ヘビー級>
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)
 1R アンクルロック
●ジェロニモ・ドス・サントス(ブラジル)

<ミドル級>
○ジョー・リッグス(米国)
 3R TKO
●ドミトリー・サモイロフ(ロシア)

<ヘビー級>
○クレバー・シウバ(ブラジル)
 判定
●コンスタンチン・グルホフ(ロシア)

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9月23日にさいたまスーパーアリーナで開催されるUFCファイトナイト・ジャパンの記者会見が行われ、カードも一部発表された。メインでショーグンと激突するオヴィンス・サンプルーも来日し、井上直樹とともにインタビューに応じたことはすでに報じたとおり。カードの見どころ、そしてUFC副社長が明かしたUFCのアジア戦略についても、お伝えしよう。
Text by 稲垣 收
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