中邑真輔PPV大会『バックラッシュ2017』デビュー!ドルフ・ジグラーとの職人対決に世界が興奮


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 米国現地時間5月21日、イリノイ州シカゴのオールステート・アリーナにて『バックラッシュ2017』が開催され、その模様が5月22日(日本時間)にWWEネットワークで放送された。

◆中邑真輔 vs. ドルフ・ジグラー
 日本人スーパースター中邑真輔がついにスマックダウンデビューを果たし、因縁の相手ドルフ・ジグラーと対戦した。大「ナカムラ」コールが起こる中、中邑が威風堂々とリングに登場。試合が始まると中邑は実力者ジグラーを相手に一進一退の白熱の攻防を展開。「カモーン」と挑発して、けいれん式ストンピング、スピンキック、三角締めを繰り出す中邑に対し、ジグラーはDDT、フェイマサー、ジグザグを決めて応戦。中邑はかかと落としを決めると、続けてリバースパワースラムを繰り出すが、これを着地してかわしたジグラーは中邑の後頭部にスーパーキックを炸裂。さらに中邑が立ち上がると、ジグラーは中邑に唾を吐いて屈辱を味合わせた。
 これで怒りに火が付いた中邑はナックルパンチ、ランニングニーを叩き込み劣勢を打開するとリバーススープレックスから必殺のキンシャサを叩き込んで勝利。最後は決め台詞「イヤァオ!」をファンとともに絶叫し、デビュー戦を勝利で飾った。

 今年4月4日にスマックダウンに初登場した中邑。デビュー戦がスマックダウンのPPV大会、アートワークはデビュー戦を前に異例とも言える中邑全面フィーチャーで注目を集めた。今回その実力を世界に示した「世界のナカムラ」は今後スマックダウンに所属するジョン・シナ、AJスタイルズ、ランディ・オートンら、スーパースターとの夢の対戦で大旋風を巻き起こすに違いない。

◆中邑コメント
(初戦を終えて)
ペイパービュー以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います。

(歓声について)
必要以上に乗せられすぎないようにコントロールしていました。ジグラーはもの凄い実力を持った選手なので、ペースというかリズムを握られると自分のやりたいことができなくなってしまう可能性があったので。 

(ジグラーについて)
数いるスーパースターの中でも信頼できるベースとテクニックを持ち合わせている選手だと思ってます。もの凄く実力のある選手だと思います。

この中邑真輔のスマックダウンデビュー戦「バックラッシュ」の模様は、WWEネットワークで日本をはじめ全世界に生中継で配信されたが、生中継後もビデオオンデマンド方式で視聴可能となっている。


 また、メインではWWE世界王者の毒蛇ランディ・オートンがインドの怪人ジンダー・マハルに敗れる大波乱が起こった。マハルはいつものようにセコンドのシン・ブラザーズ(サミル&スニル)を引き連れてリングイン。散々、試合中に襲われているオートンは、ゴング前から怒りのあまり攻撃をはじめた。しかし、マハルはオートンが痛めている左腕に集中砲火を浴びせ、コブラクラッチで攻める。この危機を脱出したオートンは、乱入してくるシン・ブラザーズを実況席上へバックドロップで投げつけ、DDTでKO。しかしこの隙にマハルが、必殺のコブラクラッチスラムを決め、まさかの3カウントが入り、マハルが新王者となってしまった。当然、オートンが勝利すると思っていた観客はぼう然として、テレビ画面には、信じられないという表情をする観客を次々に映し出し、WWEは予定調和ではなく、ライブで見ていないと何が起こるかわからないという事を演出した。
 AJスタイルズはケビン・オーエンズのUS王座に挑んだが、実況席上でスタイルズクラッシュを狙った際、シューズのひもとTVケーブルが絡んでしまうアクシデントにより、動く事が出来ず無念のリングアウト負けとなった。オーエンズは試合後もAJスタイルズを攻撃し、この抗争もまだまだ続きそうだ。


【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト
WWEネットワーク

※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能です。
※WWEネットワークは英語でのサービスです。日本語字幕はありません。
※1カ月無料トライアル実施中

DAZNオフィシャルサイト
 ※1カ月無料トライアル実施中

J SPORTSオフィシャルサイト
WWE Live Japanオフィシャルサイト

■ WWE BACKLASH
日時:5月21日(日)現地時間
会場:シカゴ オールステート・アリーナ

<第7試合 WWE王座戦>
●ランディ・オートン
 コブラクラッチスラム
○ジンダー・マハル
※マハルが新WWE王者

<第6試合 シングルマッチ>
○ルーク・ハーパー
 ディスカス・クローズライン
●エリック・ローワン

<第5試合 US王座戦>
○ケビン・オーエンズ
 リングアウト
●AJスタイルズ
※オーエンズが王座防衛

<第4試合 女子6人タッグマッチ>
●ナオミ シャーロット・フレアー ベッキー・リンチ
 シャープシューター
○ナタリア カーメラ タミーナ

<第3試合 シングルマッチ>
○サミ・ゼイン
 ヘルヴァキック
●バロン・コービン

<第2試合 SmackDownタッグ王座戦>
○ジ・ウーソズ
 スーパーキック
●ブリーザンゴ
※ウーソズが王座防衛

<第1試合>
○中邑真輔
 キンシャサ
●ドルフ・ジグラー

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