ROHマット・ターバンがルーシュに勝利!CMLL 金曜日定期戦!

(C)CMLL

 3月31日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインでは因縁が勃発したルーシュとマット・ターバンが一騎打ちを行った。CMLLと提携しているROHから遠征で来ているターバンは、(メキシコから見て)外国人なのにテクニコとなっており、テクニコを襲いまくる制御不能集団ロス・インゴベルナブレスのルーシュと因縁が勃発した。一応、テクニコになっているものテクニコを襲い続けるルーシュには会場から激しくブーイングが飛んでいるが、今回は外国人が相手となると、メキシコ人の愛国心が煽られたのか、ルーシュコールとなった。試合は入場と同時にターバンに襲いかかるルーシュが勢いで一本先取。しかし2本目はターバンが盛り返しフロッグ・スプラッシュでフォールを奪い取り返す。更に3本目もターバンが優勢でスプラッシュでフォール勝ち寸前のところで、ルーシュの父親ピエローがリングに現れて妨害。当然、ルーシュと2人がかりでターバンを攻撃した。しかし、ターバンは老獪にリングに戻るとルーシュを丸めこみ、レフェリーの死角を利用してロープに足をかけてフォール勝ち。反則なのだが、レフェリーが気がつかなかった為、そのままターバンの勝利となり、ルーシュは激怒してレフェリーにドロップキックをぶちかましたのだった。試合後、2人は激しい舌戦を繰り返し、ターバンはこれで遠征を終えてROHに戻るのだが、またメキシコに戻ってきてルーシュと再戦、更にマキシモ・セクシーが保持するCMLL世界ヘビー級王座へも挑戦するとアピールした。

 セミファイナルではピエローの覆面剥ぎに成功し、テクニコのエース格となったディアマンテ・アスールが、ネグロ・カサス、ウルティモ・ゲレーロ、レイ・ブカネロというベテランルード軍と6人タッグマッチで激突。1本目は老獪なゲレーロとブカネロがジャベで先取するものの、2本目はアスールが取り返し、3本目はエル・バリアンテが御大ゲレーロかたジャベで勝利しテクニコ軍が勝利となった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年3月31日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<シングルマッチ>
○マット・ターバン
 2-1
●ルーシュ

<6人タッグマッチ>
○ディアマンテ・アスール、ストゥーカJr.、エル・バリエンテ
 2-1
●ネグロ・カサス、ウルティモ・ゲレーロ、レイ・ブカネロ

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、マキシモ・セクシー、マルコ・コルレオーネ
 2-1
●メフィスト、ピエロー、クラネオ

<6人タッグマッチ>
○マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ
 2-1
●ブルー・バンデル、ザ・パンサー、ブルー・バンデルJr.

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