(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.
3月20日(現地時間・放送日)に放送されたRAW大会は、遂に番組GMであるミック・フォーリーが解雇宣告をされてしまった。番組冒頭でメモをもったフォーリーがリングに登場し、謝罪文を読み上げた。しかし、これはトリプルHが書いたものだとフォーリーは暴露し、強制的に読まされた事を訴えたのだった。しかし、すぐにマイクの音声が消され、ステファニー・マクマホンが現れた。そしてフォーリーを罵り、遂に解雇宣告を行ったのだった。フォーリーはスーパースター達に惜しまれながら会場を去ったのだが、今後はどうなるのだろうか?
さらにフォーリーを解雇に追い込んだトリプルHはリングからセス・ロリンズを罵った。怪我で欠場しているロリンズに対し、自分と試合したければ、RAW大会に来て調印書にサインしろ、そうすれば、レッスルマニアで試合をしてやると挑発。しかしロリンズは怪我でドクターストップがかかっているのだ。ロリンズは試合をするつもりなのか?今大会は極悪権力者夫妻のやりたい放題という感じだった。
またメインではロマン・レインズとブラウン・ストローマンが対戦。しかし、試合中に怪人ジ・アンダーテイカーが現れてストローマンにチョークスラム。しかし、レインズもテイカーにスピアー。この三つ巴の戦いはどう決着をつけるのだろうか?今後のWWEマットから目が離せない。
■ WWE RAW大会
日時:2017年3月20日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ニューヨーク・ブルックリン
<シングルマッチ>
-ロマン・レインズ
ノーコンテスト
-ブラウン・ストローマン
<シングルマッチ>
○オースチン・エリーズ
ピンフォール
●トニー・ニース
<2対4ハンディキャップマッチ>
○シェイマス、セザーロ
ピンフォール
●ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン、エンツォ、ビッグ・キャス
<ノーDQマッチ>
○ナイア・ジャックス
ピンフォール
●ベイリー
<シングルマッチ>
○ブライアン・ケンドリック
ピンフォール
●TJパーキンス
<シングルマッチ>
○シャーロット・フレアー
ピンフォール
●デイナ・ブルック
<シングルマッチ>
○サモア・ジョー
コキーナクラッチ
●サミ・ゼイン
(C)AAA
3月19日(現地時間)にメキシコ・ヌエボ・レオン州モンテレイでAAA『レイ・デ・レイジェス2017』が開催された。
この大会はメキシコの2大メジャー団体のAAAが新春に開催するビッグイベントで新年最初になるため、2017年を占う重要な大会となっている。しかし、今大会も発表されていたカードや試合順に変更が相次ぎ大変なことになった。本来は大会名の通り、メインではレイ・デ・レイジェス(複数選手参加のバトルロイヤル)が行われ、勝者にははマルセラ・ペーニャ代表から剣が贈られるのだが、今回はメインで、アエロスターとスペル・フライのマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎか髪切りマッチ)が行われた。大会前にフライは怪我で欠場を宣言していたのだが、それでも試合に出場。試合はレフェリーが試合に巻き込まれて倒れている隙にフライがベアナックルでフォール勝ち。しかし、実況席にいたバンピーロが、反則だから無効と宣言。納得のいかないフライが抗議している隙にアエロスターが丸めこみフォール勝ち。フライはアエロスターに返り討ちにされ、マスクに続いて髪の毛まで奪われてしまった。
また、大会名であるレイ・デ・レイジェスは、当初参戦予定のジョニー・ムンド、イホ・デル・ファンタズマ、エル・テハノJr.が何故か大会序盤に登場し、いきなり予定変更でこの3人のレイ・デ・レイジェスはなしになって、3人ともそれぞれ王者なので、全員のベルトを賭けて3WAYマッチになると変更されてしまった。試合はファンタズマのサモアンドライバーを食らったテハノJr.が失神し担架で運ばれ戦線離脱。更にムンドについているケビン・クロスが乱入しファンタズマを傷めつけ、最後はムンドがジ・エンド・オブ・ザ・ワールドをファンタズマに決めてフォール勝ち。ジョニー・ムンドが反則絡みで勝ち残り三冠王となってしまった。そして肝心のレイ・デ・レイジェスはバトルロイヤル形式で行われアルヘニスが優勝した。
さらに抗争を続けるサイコ・クラウンとドクトル・ワグナーJr.が6人タッグで激突。サイコは、仲間であるモンスター・クラウン、マーダー・クラウンに裏切られててしまい、彼らは更にライバルであったパガノと合体した。更に、パガノはワグナーJr.とも手を組んでおりサイコは四面楚歌という状況なのだが、何故かソウル・ロッカー、カルタ・ブラバJr.、モチョ・コタJr.が乱入し、試合をしている4人を襲うという異常事態となり、またワグナーJr.もサイコを見捨てて試合放棄しようとする。それでも最後は観客の声援でリングに戻ったワグナーJr.がワグナードライバー、サイコがカナディアン・デストロイヤーを決め最後はサイコとワグナーJr.が勝利するも、今後、どうなるのか全く分からない状況となった。
また、AAAドリアン・ヨルダンGMが、エド・ノルトホルムTNA社長とジェフ・ジャレットTNA執行コンサルタントをリングに招きいれ、AAAとTNAの提携を発表。AAAのルチャワールドカップにTNAからも選手が参戦する事が発表された。
■ AAA レイ・デ・レイジェス2017
日時:2017年3月19日(現地時間)
場所:メキシコ・ヌエボ・レオン州モンテレイ
<マスカラ・コントラ・カベジェラ>
○アエロスター
ピンフォール
●スペル・フライ
<レイ・デ・レイジェス2017>
優勝 アルヘニス
参戦選手 ラ・パルカ、エレヒード、ピンピネーラ、ニーニョ、アンブルゲサ、ベンガラ、アベルノ、チェスマン、ジョー・リーダー
<レイナ・デ・レイナス王座タイトルマッチ>
○浜田文子(挑戦者)
ピンフォール
●タジャ(王者)
<エニウェアフォールタッグマッチ>
○サイコ・クラウン、ドクトル・ワグナーJr.
ピンフォール
●マーダー・クラウン、モンスター・クラウン
<AAAヘビー、クルーザー、ラテンアメリカ王座戦>
○ジョニー・ムンド(ラテンアメリカ王者)
ピンフォール
●イホ・デル・ファンタズマ(クルーザー級王者)、エル・テハノJr.(ヘビー級王者)
電子書籍版は週刊ファイト3月30日号に収録されます。

クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

【国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト12月15日号WWE-TLCTNAマット・ハーディROH年間最大ラウェイOneマニラ
週刊ファイト12月22日号WWE混沌TNAドロー防衛UFC2日連続大会激闘クンルンファイト
週刊ファイト12月29日号WWEロードブロックTNAマット祭りUFCベラトール石井慧
週刊ファイト1月12日号ゴールドバーグUFCロンダ敗北クンルンファイト2大会
週刊ファイト1月19日号WWEアンダーテイカーTNAリチャーズCMLL新旧ミスティコ
週刊ファイト1月26日号WWEアングル殿堂TNAハーディーズCMLLハリスコ中国キック武林風
週刊ファイト2月2日号WWEロイヤルランブル直前ティト引退勝利TNAギャロウエイ
週刊ファイト2月9日号WWEロイヤルランブルRオートンTNAラシュリーCMLLミスティコ
週刊ファイト2月12日号WWEゴールドバーグTNAラシュリーCMLLインゴベルナブレス
週刊ファイト3月2日号WWE殿堂入りDDP TNA結婚式破たんUFCルイスBellatorヒョードル
週刊ファイト3月9日号ハム・ソヒROAD FCクンルンファイトWWゴールドバーグ怪奇一家