4・9両国へ向け、新日『Road to SAKURA GENESIS』全カード決定!

 3月25日(土)に静岡・ふじさんめっせで開幕する新日本プロレス『戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS 2017』及び、4・9両国『戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017』の全カードが決定した。
 両国決戦を見据え、関東〜東北を巡って全10戦の『Road to SAKURA GENESIS』は全日程でオカダと柴田がタッグで激突、9試合でメーンを務める。オカダのパートナーはYOSHI-HASHIが7試合、 バレッタが3試合、一方柴田は真壁、永田、タイガーマスクと日替わりでバランスよく組む。永田が4試合なのは本間の代役と思えるが、タイガーマスクWとのタッグ以来完全に本流に戻った感のあるタイガーマスクの試合にも注目したい。 
 
 3・26後楽園第1試合では岡がNJCで強烈なインパクトを遺したバッドラック・ファレに挑む。先輩レスラー相手に遠慮がちな印象を拭えない岡が、怖いガイジン、ファレ相手に一皮剥けるかがポイント。
 第3試合は、本間負傷のタナボタで王座に返り咲いた天コジに真壁が加わって、両国のIWGPタッグ挑戦者に指名されたROHの刺客ウォーマシン&デビッド・フィンレーの6人タッグ。ここのところ動きに精彩が感じられなかった天山の復調がキーか。
 
■『戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS 2017』
日時:3月26日(日) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合 20分1本勝負>
岡倫之
vs. 
バッドラック・ファレ

<第3試合 20分1本勝負>
天山広吉 小島聡 真壁刀義
vs.
レイモンド・ロウ ハンソン デビッド・フィンレー

<第7試合 30分1本勝負>
YOSHI-HASHI オカダ・カズチカ
vs.
柴田勝頼 永田裕志

 翌週、4・4後楽園では、このシリーズ唯一、オカダと柴田がメーンを譲ってのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合がラインナップ。王者の“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”SANADA&EVIL&BUSHI組に挑むのは、完全に定着した「タグチジャパン」の第2期メンバー、棚橋、田口、リコシェの新トリオ。 
「NJCシリーズを通して第2期メンバーを選出する」筈が、同シリーズ不参加のリコシェを選んだ挙げ句に、「次はスピードを重視していこうと。次のキャッチフレーズはSPEED&GO」「より、棚橋弘至を前面に押し出していく」と、第2期のテーマを掲げ、すっかり調子に乗っている田口監督率いるタグチジャパンの盛り立て役に、NJC1回戦敗退を喫した棚橋が当面は廻るのであれば、王座奪取の可能性大アリか。

日時:4月4日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

<第8試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
第11代王者組
SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL BUSHI
vs.
リコシェ 田口隆祐 棚橋弘至
挑戦者組

 そして両国へ戻っての4・9はいよいよ、オカダー柴田戦。しかし第7試合に、NJC優勝の柴田に「選ばれなかった」形のNEVER無差別級選手権試合が組まれ、NJCリーグ戦に出場していないザック・セイバーJrがいきなり挑戦するのは、内藤でなくとも首を捻りたくなるところ。ザックのRPWブリティッシュヘビーとのWタイトルならまだしも、との唐突な感は拭えないが、それだけに鈴木軍の乱入含みで王座交代の可能性もあるか。
 第3試合が、新日本プロレススマホサイトの本間の日記『こけしのはなし』が3月19日に代筆ながら更新されて経過良好との事で、最悪の事態を脱したことに安堵しているであろう邪道と、オカダとのタッグをYOSHI-HASHIらに譲って連日コンビを組んできた外道とが挑戦するIWGPジュニアタッグ戦だけに、両方王座移動ならば鈴木軍とのバランスが保てるという見方もできる。

■『戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017』
日時:4月9日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:東京・両国国技館

<第0試合 15分1本勝負 ※15時40分開始予定>
デビッド・フィンレー 獣神サンダー・ライガー 中西学
vs.
北村克哉 岡倫之 川人拓来

<第1試合 20分1本勝負>
タイガーマスク タイガーマスクW 永田裕志 真壁刀義
vs.
チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎 タンガ・ロア タマ・トンガ 

<第2試合 20分1本勝負>
バレッタ ロッキー・ロメロ YOSHI-HASHI
vs.
TAKAみちのく エル・デスペラード 鈴木みのる

<第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
挑戦者組
邪道 外道
vs.
タイチ 金丸義信
第50代王者組

<第4試合 30分1本勝負>
矢野通 石井智宏
vs.
バッドラック・ファレ ケニー・オメガ

<第5試合 30分1本勝負>
リコシェ 田口隆祐 ジュース・ロビンソン 棚橋弘至
vs.
BUSHI “キング・オブ・ダークネス”EVIL SANADA 内藤哲也

<第6試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
第74代王者組
小島聡 天山広吉
vs.
ハンソン レイモンド・ロウ
挑戦者組

<第7試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
第15代王者
後藤洋央紀
vs.
ザック・セイバーJr
挑戦者

<第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
挑戦者
KUSHIDA
vs.
高橋 ヒロム
第76代王者

<第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
第65代王者
オカダ・カズチカ
vs.
柴田勝頼
NJC2017優勝・挑戦者

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