ハーディーズが電撃参戦で新タッグ王者に！ババ・レイ・ダッドリー登場！『ROH　マンハッタン・メイヘム2017』

(C)ROH

　3月4日（現地時間）にニューヨーク州ニューヨーク市で『ROH　マンハッタン・メイヘム2017』が開催された。
　ROHはWWE、TNA（現インパクト・レスリング）に次ぐ第3のプロレス団体として注目を集めている。アメリカの北東部と中東部を中心に興行を行っており、熱心なファンが多いことで知られている。ROHのレスリングの特徴としては、高度なレスリング技術が挙げられる。ギミック、マイクパフォーマンス、ストーリーラインに重きを置く前述の2団体と差別化を図っている。
　今大会は、ROHの聖地であるニューヨークで行われた大会だが大事件が勃発した。それは2017年2月28日をもってTNA（現インパクト・レスリング）と契約満了で離脱したハーディーズ（マット＆ジェフ・ハーディ）が、突如、ROHのリングに現れたのだった。ハーディーズは、2016年12月2日の『ROH　ファイナルバトル2016』にもVTRで現れ、自分たちが宇宙一のタッグチームでヤングバックスをデリートする（消し去る）と挑発していたのだが、遂にROHに登場、会場は大歓声となった。そのままヤングバックスのROH世界タッグ王座に挑戦したハーディーズは、ジェフのスワントーンからマットが抑え込んでフォールを奪い快勝。まさに宇宙一のタッグチームである事を証明し、ROHと契約する事を発表し、リングで「デリート！デリート！」と決め台詞で締めた。

ラシュリーがジョシュ・バーネットに勝利して王座防衛！TNAインパクト・レスリング一区切り

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　また、メインイベントで行われた、ROH世界ヘビー級王座戦は、王者アダム・コールが王座挑戦権を持つボビー・フィッシュの挑戦を受けた。バレットクラブ北米リーダーであるコールが勝利すると、試合後、バレットクラブが乱入し集団でフィッシュを襲う。そこになんとババ・レイ・ダッドリー（ブリー・レイ）が助けに来たのだ。ババ・レイはダッドリーズとしてECW、WWEでタッグ王座に君臨、TNAではTNA版nWoと言えるエース&エイツを結成し大ブレイクしていた。2015年からはWWEに復帰するも、2016年に契約満了で離れていたのだが、なんとROHに登場したのだった。更にブリスコ兄弟もフィッシュの加勢に入り、コールをテーブル葬して、バレットクラブを追い出した。そして、ババ・レイはTNAからも復帰のオファーがあったが、自分はROHを選ぶと宣言。ハーディーズに続き、ババ・レイ・ダッドリーもROH参戦となりそうだ。

■　ROH MANHATTAN MAYHEM2017
日時：2017年3月4日（現地時間）
場所：アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク

＜ROH世界王座タイトルマッチ＞
○アダム・コール（王者）
　ピンフォール
●ボビー・フィッシュ（挑戦者）

＜6人タッグマッチ＞
コーディ･ローデス、ハングマン･ペイジ、カザリアン
ジェイ･リーサル、ジェイ＆マーク・ブリスコ

＜バトルロイヤル＞
優勝　マット･ターバン

＜ROH世界タッグ王座タイトルマッチ＞
○ハーディーズ（マット＆ジェフ・ハーディ）（挑戦者）
　ピンフォール
●ヤング・バックス（マット＆ニック・ジャクソン）（王者）

＜ROH世界タッグ王座タイトルマッチ＞
○ヤング・バックス（マット＆ニック・ジャクソン）（王者）
　ピンフォール
●リオ･ラッシュ、ジェイ･ホワイト

＜シングルマッチ＞
○ドラゴン・リー
　ピンフォール
●ウィル・オスプレイ

＜ROH世界TV王座タイトルマッチ＞
○マーティ･スカール（王者）
　ピンフォール
●サンジェイ･ダット（挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○ダルトン･キャッスル
　ピンフォール
●コルト･カバナ

＜シングルマッチ＞
○クリストファー･ダニエルズ
　ピンフォール
●TKオライアン

電子書籍版は週刊ファイト3月16日号に収録されます。

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