マット界舞台裏’12年02月09日号新日身売り事情WWE若手意識パンクラス

 超ド級の何かが起きるーー今、マット界関係者の間では、新日本プロレスの親会社が『株式会社ユークス』→『株式会社ブシロード』に交代した話で持ちきり。
 いろんな憶測が飛び交っているが、大半がネガティブなもので、新日プロ復興につながるような景気の良い話はほとんどない。「新日プロ身売り」と大きな見出しで報じた東京スポーツを「『身売り』という見出しはイメージが非常に悪い! こういうマイナスイメージが業界を悪くしているんです」と批判した『ブシロード』の木谷社長だが・・・
 今後、『ブシロード』はどのように新日プロを運営していくのか? それを元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が早速探ってみた。

 井上記者によると、今の若いレスラーたちが望んでいないことで看過できない問題が2点あるという。
 1つは男子、女子ともにカッコ良い体型を維持したいためにウエートアップに努めていないことで、井上記者は「規格外のゴツイ体を作らないから余計に強そうに見えない」と嘆いている。
 そして、2つ目は「別に〇〇になりたくない」という彼たちの本音。それは「ヘェー、そうなんだ」で済まされない問題である。

 『週刊プロレス』は今週号で6ページに渡って鉄の爪一家を特集している。昭和のプロレスファンにとって懐かしい写真を満載。
 このような企画はどんどんやってもらいたいのだが、昔の話を持ち出せばどうしてもプロレスのボロが出てしまう。フリッツ・フォン・エリックの代名詞になっていたアイアンクローはこの技のトリックが知られていない40〜50年前だからこそ通用した“必殺技”である。
 2月2日号では故フリッツ・フォン・エリックの孫兄弟にあたるロス&マーシャルがノアに入団したことを取り上げたが、彼らもやはりアイアンクローを得意技にするのだろうか・・・

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、ひったくり強盗が〈ラリアット〉を見舞って犯行を行った事件を取り上げ、井上記者がラリアットの代名詞であるスタン・ハンセンと、その他の選手を比べ、現在はラリアットが繋ぎ技になっており、その使い手がいない事を指摘した記事を振り返っている。
 実際のリング上で起こった秘話も紹介されており、こうしたプロレスの見方のお手本を示せる記事は貴重! 必読の内容だ。


新日本プロレスを買収した昨年年商65億円のブシロード木谷社長
どのように赤字プロモーションを運営していくのか?井上記者が迫る
WWE殿堂入り“アイアン”マイク・タイソンPhoto: Wrealano@aol.com
WCWでメイド役だったフィフィ・ザ・フレアーは大物記念撮影に歓喜
1・28パンクラス エース近藤は敗れ、社長川村はミドル級王者に
久々にパンクラスマット参戦の佐藤光留も優勝候補一慶に魅せてくれた

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、まず、業界に激震が走った新日本プロレス、そしてK-1の身売り問題の概要を記事にした。揃ってプロレスとは他業種の子会社になるという事だが、新日を買収したブシロードGPの木谷社長は熱心なプロレスファンであり、プロレス愛に溢れている人物、と同時に未曾有の大不況が続く日本で急成長を遂げている会社ブシロードGPを経営するやり手でもある。これがプロレス界をどう変えていくのか?

 その木谷社長が目標にしているのが世界最大のプロレス団体WWE、その4大PPV大会のひとつである『ロイヤルランブル』もレポート。思わぬ伏兵、ケルト戦士シェーマスが優勝したが、その他、参戦選手も豪華過ぎる。往年のスーパースターから、このPPVに合わせて復帰してきたランディ・オートン、カルマ、グレート・カリ、更には翌日のRAWで衝撃的な復活を遂げた墓掘り人、ジ・アンダーテイカーまで網羅。その上、WWE殿堂入りが決定したマイク・タイソンの姿もLAで開催されたWrestelReunionで激写!レスリング・オブザーバーのPPV大会評価も合わせ、海外に豊富なネットワークを持つ『マット界舞台裏』でなければ見れない写真と情報が満載だ。

 今年、最初のパンクラス興行もエース近藤有己の敗戦、ミドル級王座決定トーナメント、久々のパンクラスマット登場になる佐藤光留の雄姿、そしてKEI山宮、曹竜也、滝田J太郎、久松勇二らが派手な入場で会場を沸かせていたが、この魅力たっぷりのパンクラス新春第一弾興行をばっちりレポートしている。

 あの悪童バダ・ハリ引退試合が行われた1・28It's Showtimeも収録。バダ・ハリ最後のキック試合はあまりにも素晴らしく、反面、惨敗した日菜太へは厳しい叱咤されている。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼親会社となった『ブシロード』は、どのように新日プロを運営していくのか?
▼今の若いレスラーたちが望んでいないことで、看過できない問題がある
▼アイアンクローは40〜50年前だからこそ通用した必殺技だ!

<アーカイブス2011>
▼ひったくり強盗まで使うようになったラリアットだが、本当の使い手がいない!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼新日本プロレス K-1 プロレス格闘技2大メジャー団体 相次ぎ身売り
・新日本プロレスを買収したのはブシロードGP木谷社長
・K-1を買収したのは株式会社EMCOMホールディングス

▼1・29 WWE ロイヤルランブル ケルト戦士シェーマス優勝30人大乱闘
・恒例の30 人のスーパースターによって時間差バトルロイヤル
・ミック・フォーリーとサンティノ・マレラ ソッコvs.コブラ爆笑対決
・ランディ・オートン、カルマ、グレート・カリ豪華な復活祭り
・優勝はシェーマス、獅子クリス・ジェリコを蹴落として王座挑戦へ
・CMパンク、ダニエル・ブライアン揃って王座防衛 悪の臨時GM無念
・乱闘続くジョン・シナvs.ケイン 今回も決着つかず死闘は続く
▼暗黒の魔王ジ・アンダーテイカー復活!祭典トリプルH 標的死刑判決
▼「地上最凶の男」元ボクシング三冠王者マイク・タイソンWWE 殿堂入

▼1・28パンクラス川村亮KO 一慶 佐藤光留善戦 近藤有己タオル無念
・永田“青義軍”の新鋭・永木健が近藤有己を下し大金星を勝ちとる
・歴史は繰り返す 近藤もMMA4戦で鈴木みのるを倒してブレイク
・ミドル級王座決定トーナメントは社長・減量の川村亮が優勝
・久々パンクラスマット参戦、佐藤光留 敗れるもの魅せたプロ意識
・KEI山宮 皇帝戦士、ビッグバン・ベイダーのコスプレ
・曹竜也と滝田J太郎 MMA初敵対する対戦相手同志コラボ入場
・ヘンゾ・グレイシー道場で磨いてきた小塚誠司は清水清隆とドロー

▼圧巻のバダ・ハリ劇場 ラストマッチ豪快KO勝利 日菜太無念KO負け
〜 1・28It's Showtime
・まさに引退にふさわしい内容。圧巻のバダ・ハリ劇場
・ルッツ会長は前々からダニエル・ギタの素質を高く評価していた
・ローシン・"オーシー"・オズニもやっとタイトルを手にした
・日菜太は1ミリも動けないままコケシのように突っ立ている

▼タブー満載満載企画【海外情報局.126】
UFC143直前 UFConFOX視聴率大成功 Hホーガン メタリカ加入秘話
・UFC143 ニック・ディアスvs.カーロス・コンディット暫定王者決定戦
・『UFC on FOX 2 Evans vs. Davis』ラシャド・エヴァンス王座取りへ
・UFC on FOX 高視聴率成功 しかし判定試合続出選手責任重大?
・Hホーガン、メタリカ加入秘話 スティング訪英TNAUKツアー成功
・TNA インド戦略『Ring Ka King』放送スタート大反響新風巻き起こる

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