週刊マット界舞台裏’10年12月16日号 12・3猪木祭り12・5パンクラス

【ミルホンネット5年目大創業祭特大仕様全103ページ】
 今年1月、負の連鎖に悩まされたプロレスリング・ノア。とりわけ、興行収入の柱となる日本武道館大会の不入りは痛かった。経営的に大ダメージを被ったのは間違いない。まことしやかに流れる「ノア崩壊説」に関しては『マット界舞台裏』でも何度となく記事にしてきたが、他人のフトコロ具合は誰にも分からないのも事実。
 12月5日に行われた日本武道館大会は、2階席の大半を封鎖した甲斐あって、解放した客席はずいぶんと埋めることが出来た。さらにこの日復帰戦を行った丸藤正道は、KENTA相手に復帰戦とは思えぬすごい試合をやってのけ、メインで森嶋猛との激闘を制してGHCヘビー級王座を防衛した杉浦貴は、その功績が認められて東京スポーツ主催の2010年プロレス大賞MVPに選出された。
 ようやく復活の兆しを見せたノアだが、実際のところいまのノアはもはや手の施しようがないほどの致命傷を負ってしまっているのか? それともまだ軽傷なのか? ノアファンにとって1番気になる部分を改めて探ってみた。

 利害関係が一致する、しないに関わらずレスラー同士やフロント同士が群れるのがプロレス界の1つの特徴である。そんな村社会において他界するまで“一匹オオカミ”を貫いたのが、11月25日に亡くなった星野勘太郎さんだった。
 前号(12月9日号)では星野さんの追悼企画として、リアル・プロレスラーだった星野さんの本当の怖さが分かる秘話を掲載した。
 今週号では後編として、知られざる星野さんとアントニオ猪木の蜜月関係について、星野さんを最もよく知るプロレス記者である井上譲二記者が記事にした。常に一匹オオカミだった星野さんのことを、実は猪木も信頼し頼りにしていたという・・・

 いま1番元気がある団体、それはアントニオ猪木率いるIGFだ。先の12・3両国国技館大会にしても掛け値なしの超満員となり、タイガー・ジェット・シンが登場した際にはボルテージも最高潮に達した。一時期はいつ活動休止してもおかしくないと思われたIGFだが、さすがは猪木だ。まさしく一寸先はハプニングという言葉がピッタリくる逆転劇である。
 その両国大会でついにお披露目されたのが、IGFの勢いをさらに加速させそうな起爆剤となりそうな2億円ベルトだ。来年の2・5福岡国際センターからベルト争奪戦がスタートするが、リストアップされているメンバーがまた豪華である。どうやら来年のIGFマットには、かなりの大物レスラーがズラリ集結しそうだ!?

 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』は、1年経とうが、2年前の号であっても資料として揃えておいて損がない『マット界舞台裏』と比べて、週刊プロレスはどうだろうかという件。
 なにせ1年前の週プロの表紙はハルク・ホーガンで、年明け(2010年)の新日プロ1・4東京ドームへの参戦の可能性が巻頭記事になっていた。実際に1・4ドーム大会にホーガンが出場したかどうかは皆さんご存じだと思うが、井上記者がこの週プロの“スクープ(?)記事”を1年前(2009年12月)の時点で「勇み足と判断すべきではないが、『らしくない誌面作り』だったことも事実」とバッサリ斬り捨てている点は、いま読み返してみても唸らされるはずだ。


 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、12・3猪木祭りと12・5パンクラスを徹底的に大特集。前者は、タイガー・ジェット・シンと太いパイプを持つ記者が、夜中の2時までシンの滞在ホテルの部屋で話した内容をも含む独自の取材の成果が目を見張る。大会レポートにせよ、あちこちで目にするありふれた毒のないルポとは異なることは述べるまでもない。
 ディファ有明が超満員となったパンクラスのism主催興行にしても姿勢は同じだ。なにしろ、前日計量と公開調印のドキュメントから始まり、大会ルポにせよ、15時からのパンクラスゲートから完全にその全容を詳細している専門媒体はミルホンネットだけだろう。
バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼まだ崩壊説が流れているノアーー致命傷なのか? それとも軽傷なのか?
▼【追悼企画】星野勘太郎さんとアントニオ猪木の蜜月関係
▼IGF2億円ベルト争奪戦に超豪華メンバーが出場か!?
<アーカイブス2009>
▼週刊プロレスが違和感のある報道をした真相の深層
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼50 年に一度の大祭り!もっと馬鹿になれ!!
12・3 INOKI BOM-BA-YE 2010 詳細
・初来日キース・ハンソン注目プレデタ―が試合をリードするまでに成長
・「紅白仮面」の予想外〜ウルティモ・ドラゴン計算違い
・「ありがとう!シン」〜昭和プロレスの公式終焉記念日!?
・潮崎豪の任務、澤田敦士のお仕事、健介勝彦x元WWE 組
・鈴川真一vs.モンターニャ・シウバの両国凱旋メイン評
・舞台裏取材メモ

▼12・5パンクラスism自主興行ディファ有明超満員札止め
・ゴールドジム前日公開計量、タイトルマッチ調印式密着レポート
・パンクラスゲート激闘〜窪田泰斗、青山祐大、JON SHORES プロ昇格
本戦第一部
・中村謙作x伊藤尚司、川那子祐輔x斎藤正臣、冨樫良介TKO
・大田純一x小野明洋、不覚GRABAKA高橋x徳留、増田裕介x福田雄平
本戦第二部
・アライケンジ選手、ラウンドガール入江姉妹引退ドキュメント
・佐藤豪則の一年、梁正基の殺戮に大介撃沈、WINDY智美ベティコ威圧
・大石幸史x永田克彦ドロー、鳥生将大はKEI山宮KO3番勝負有終の美
・悔いの残る砂辺光久、フライ級KOP清水清隆がドロー防衛も内容失格
・近藤有己が証明した闘いの真実解析〜藤井陸平がミドル級KOP王者
・ドロー裁定☆憂国の志士・桜木裕司輝く、川村亮社長準備不足を露呈
・最新ランキング(2010年12月8日現在)
・失われし楽園を舞台に繰り広げられる、雄々しくも哀しいファンタジー

▼<タブー満載企画>海外情報局.67
UFC判定戦法論争 TNAジェフH裁判 Pフィリオ復活
・モントリオールUFC 124GSPxコスチェック 消極戦法論に終止符?
・ナム・ファン犠牲TUF 12 Finale メイン食った判定ミスジャッジ論争
・Strikeforce中年の星ダンヘンがババルKO、アントニオ・シウバも
・TNA Final Resolution 薬物裁判渦中のジェフH防衛も問題山積み
・ビテッチ・コンバット 問題児パウロ・フィリオ、佐々木に完勝で復活

★合わせて読めばさらに楽しめる!
星野勘太郎さん追悼記事
ノアー新日ーIGFの危険な三角関係
藤波辰爾が某インディー団体に出場したときのギャラが明らかに!
ジョー樋口さんが全日プロを離れてノアに移籍した本当の理由
前田日明の大きな思い違い!

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星野さん追悼記事・後編とノアとIGFのいまに迫る!

週刊マット界舞台裏'10年12月16日号 12・3猪木祭り12・5パンクラス

商品コード inouejojiz205

価格 315 円

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