今週の「マット界舞台裏」は、星野さん追悼記事・後編とノアとIGFのいまに迫る!

10.12.16BUTAIURA.jpg 前号で掲載した星野勘太郎さんの追悼記事がなかなか好評だったようだ。
 井上譲二記者は自ら「星野さんを最もよく知るプロレス記者」と言うだけあって、星野さんに関するエピソードを抱負に持っている。
 プロレスファンならば星野さんの武勇伝の1つや2つは知っていると思うが、こうして星野さんが亡くなり、いざ星野さんのエピソードを集めようとしても大抵過去に聞いたことのある話ばかりだ。
 それというのも、星野さんは利害関係が一致する、しないに関わらずレスラー同士やフロント同士が群れたがる日本プロレス界の中で、他界するまで“一匹オオカミ”を貫いた人。エピソードがあってもそう簡単に他人にしゃべるようなタイプではない。
 だからこそアントニオ猪木は星野さんに絶大なる信頼を寄せていた。星野さんも親分である猪木に忠誠を誓っていた。井上記者は猪木がどれだけ星野さんを頼りにしていて、星野さんが猪木に対してどれだけ男気溢れる態度で接していたか、それがよく分かるエピソードを今週号の『マット界舞台裏』に追悼記事・後編として掲載した。
 また、今週号には12月2日号で急接近している背景を報じたノアとIGFに関する情報も掲載されている。
 巻頭では今年1年、負の連鎖に悩まされ続けた結果、いまだに崩壊説が流れているノアに関して、すでにノアは致命傷を負ってしまった状態なのか、それともまだ軽傷で十分建て直しが可能なのかについて探っている。
 なかなか団体の台所事情に関する情報は外に漏れにくいものだが、そこは井上記者だからこそ成せる取材をもとに書かれた巻頭記事をぜひ読んでいただきたい!
 一方、去る12月3日に両国国技館で『INOKI BOM-BA-YE』を開催し見事成功させたIGFは、一時期の「いつ活動休止していもおかしくない」雰囲気を抜け出し、もはやいま1番元気がある団体となった。
 その証拠に早くも来年の第1弾興行となる2・5福岡大会の開催が発表された。この大会から両国大会でお披露目された2億円ベルトの争奪戦がスタートする予定。
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 そこで気になるのは、誰がこの2億円ベルト争奪戦に出場するかだろう。
 もはやIGFの新エースと言ってもいい鈴川真一は確定と言ってもいいが、井上記者はIGFがファンの関心を高めるために目玉を準備しているという情報をキャッチ!
 詳しくはぜひ今週の『マット界舞台裏』をご覧頂きたいが、IGFの2億円ベルト争奪戦には、思わぬ大物が勢揃いする可能性が出て来た!
週刊マット界舞台裏'10年12月16日号 12・3猪木祭り12・5パンクラス