週刊マット界舞台裏’10年2月04日号 2010-01-29 02:532017-02-21 10:57 井上譲二:週刊ファイト元編集長, 現在欠番中 ツイート 【舞台裏を読み解く特大号】 昨年の大みそかに急遽『Dynamite!!』で対抗戦を行ったDREAMと戦極(SRC)。青木真也と廣田瑞人のチャンピオン対決は、青木が廣田の腕を折って完勝。ところが試合後、興奮した青木が倒れている廣田に中指を突き立てたため、「侮辱行為だ!」と反感を買ってしまった。 だが、結果的に対抗戦は盛り上がり、因縁が生まれたことで、今年も対抗戦は継続されると思われた。ところが、28日に行われた記者会見の中でFEGの谷川貞治氏が対抗戦についに微妙な発言。さらにSRCを離脱してフリーとなった吉田秀彦をはじめとする吉田道場勢との接触について前向きな発言も飛び出した! 昭和のプロレスファンや記者たちにとって、かつてIWA世界ヘビー級王者として国際プロレスのエースに君臨したマイティ井上のノア退団は寂しい話。 1月21日号でお伝えした通り、M・井上の場合はマット界から完全に去ってしまったため、なおさら残念である。本当は専門誌にロングインタビューを行ってもらいたいが、どうやらその予定はなさそう。 そこで井上譲二記者に電話でのインタビューを依頼。限られた短いインタビューにも関わらず、現状報告はもちろん、いまだから話せる時効の秘話からなにかと話題のノアの裏事情まで、遠慮なく質問した井上記者。するとM・井上からも「アイツだけは許せない!」など過激発言がポンポン飛び出した! 貴重な写真も入稿して、他誌のマネ出来ない凝縮の内容を一挙に公開する。 蝶野正洋の新日本プロレス退団騒動は当初、マスコミやファンが考えていた以上にスキャンダル性の高いものだった! さらに、蝶野と菅林直樹社長の証言がかなり食い違っている点も興味深い。週刊マット界舞台裏'10年1月28日号では、「元々蝶野はフリー同然だったし、新日プロと揉めて退団したわけではない」と報じたのみならず、タブー制約のある専門誌が載せられない事情まで活字にしたが、それまで「付かず離れず」の関係を保っていた蝶野と新日プロに大きな亀裂が入ったのは事実である。 ただ1つ言えることは、「新日プロ側からは何も話を聞いていない」をはじめとする蝶野の発言にウソはなく、すべて新日プロ側の事情でこのような事態になってしまったことである。今回の不可解な事件の真相は・・・ 徹底追及の第二弾は、菅林社長の知られざる一面にも言及。 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、選手インタビューのギャラ相場という既存の専門誌には絶対に出ない貴重な記事を取り上げている。 一般論として、格闘技団体は「真剣勝負をやっているから偉い」みたいな不可解な誤認がある。そのため、いわゆる格闘家を取材すると所属団体側からギャラを請求されることも珍しくない。そこでFEGの名だたる格闘家を取材した際、一体いくらギャラが必要なのか・・・その具体的な金額が明かされている。 さらにこの記事が面白いのは、「グラビアアイドルらのセミヌード写真をウリにする某月刊誌が08年暮れに○○○や○○○のインタビューを行った際、ギャラがかなりリーズナブルな額に落ちていた」という新情報が盛り込まれている点だ。なぜFEGはギャラの値下げに踏み切ったのか? 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、またもや特大仕様の全73ページ増量号だ。巻頭を飾るのはミルホンネットでしか大会詳細が追えないJWA東海の『新春スペシャル』から。団体消滅が噂される“老舗”NWDからの選手たちの参戦模様や、東海プロレスと誠心会館の抗争、本年も飛びまくるUMA選手の活躍など、セミやメインだけでなく痒いところにも手が届く藤本リングアナによる入魂作をお楽しみ下さい。 フリーライター征木大智からは、夢名塾・統括ディレクター渡辺宏志のロングインタビューが届けられた。これを読めば、『T-1〜断罪祭り』にカードが組まれた背景が良くわかる。予習としても二見社長マニアなら見逃せない力作だ。 昨年は未曾有の格闘技不況の中、伝統の『VALE TUDO JAPAN』を復活させ、怨讐のパンクラスとも対抗戦を成功させるなど「不況に強い」ところを見せつけた総合格闘技の老舗・プロフェッショナル修斗。その修斗が1・23後楽園ホール『THE WAY OF SHOOTO?Like a Tiger, Like a Dragon?』にて、2010年のスタートを切った。 そのメインで勝利し、環太平洋ライト級新王座の栄冠に輝いたのが、佐藤ルミナ率いる新興ジム「roots」の新鋭・土屋大喜。この勝利で7戦6勝の快進撃。夢の世界王者へまっしぐらだ。 やがて土屋の挑戦を受けることになるのか? 現ライト級王者・リオン武はアメリカのイカツい入れ墨獣・ロバートを迎え撃つ。昨秋『VALE TUDO JAPAN 2009』において、元・絶対王者“ペケーニョ”ことアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラを撃破し、“新・絶対王者”襲名に名乗りを挙げたリオン。ここで負けるわけにはいかないが、当のリオンは前日計量に3度失敗、当日にようやくパスと、コンディションに大いに不安を残す。この体調不良状態でいかに闘ったのか? その他7試合を合わせ、全試合を18ページにわたって完全詳報。 格闘技ファン向けには、さらに<海外情報局>が米国マイアミ開催のストライクフォースと、アンディ・サワーが元同門にして強豪のファディル・シャバとムエタイ・ルールで激突するオランダ『Beast of the East』の直前情報もお伝えする。オマケに熱心なアメプロ信者用に、WWEでのブレット・ハート騒動の後日談もお届するから、趣向の違うそれぞれのファンをも満足させられるように配慮した。 東西南北、様々な舞台裏情報が凝縮されている本誌。どれかひとつでも気になる項目があれば、「迷わず買えよ、買えばわかるさ!」なのである。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼吉田道場がDREAMと接触? どうなる、戦極との対抗戦 ▼ノアを退団したM・井上に電撃インタビュー「アイツだけは許せない!」 ▼予想以上にスキャンダラス! 蝶野と新日プロの間に入った大きな亀裂 <アーカイブス2009> ▼FEGが“ギャラ”値下げ!? <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼1・17 JWA 東海プロレス『新春JWA スペシャル』 by藤本アナ ▼夢名塾代表・渡辺宏志ロングインタビュー by征木大智 ・1・30『T-1』由利大輔さん追悼試合(対長屋亮治戦) ・2・21『夢闘派宣言』越谷ケルベロス道場大会 ▼タブー続出<海外情報局vol.22> ・1・30『Strikeforce Miami』プレビュー ・アンディー・サワー登場!『Beast of the East』 ・ブレット・ハート継続?1.26『WWE RAW』 ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・『格通』休刊決定! 『週プロ』は大丈夫か? ・井上記者のミスにより、スクープネタをあの男が横取り! ・ノアが再浮上をもくろむマル秘プランとは… ・ウソか誠か、猪木“重病説”を再検証! ・なぜ中邑VS秋山は“変更”になったのか ・週プロが違和感のある報道をした真相 ・新日プロ1・4東京ドームのメインカードをスッパ抜く!? 特大仕様の今号は280円となります。なお、定期購読サービスのお客様には250円換算となりますので、これを機会にお問い合わせ下されば幸いです。 マイティ井上がノア退団について初めて口を開く! 週刊マット界舞台裏'10年2月04日号商品コード inouejojiz160価格 280 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 明日の新木場T-1SPで新たな断罪を予告!マイティ井上インタビュー収録『マット界舞台裏』&藤井敏之著『日本プロレス浪漫街道』発売