週刊マット界舞台裏’09年7月30日号

 IGFの2周年記念興行8・9有明コロシアム大会まで、気付けばあと約2週間程度しかない。だが、例によってこの時期にきてもカードはいっさい発表されていない。発表されているのは唯一、高山善廣、ジョシュ・バーネット、エリック・ハマーの3人が出場するということだけ。
 当然、こんな状況ではチケットの売れ行きも芳しくないと思われるが、何とアントニオ猪木はメーンのカード1つで勝負する腹積もりだという。2周年記念興行のメーンを張るには、それなりのスーパーマッチが組まれると思われるが・・・
 元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者は、どこよりも早くIGFが組もうとしているメーンカードを独占スクープ! 加えてIGFがこのカードをなかなか発表できない“裏事情”まで完全網羅しているので必見!
 相変わらずカード発表もままならないIGFだが、2周年記念興行を目前に控えた状態で、猪木の側近であるH氏が退社したことは7月09日号でお伝えした通り。
 では、なぜIGF設立以来、猪木の片腕として奮闘してきたH氏はIGFを去ることになったのか・・・。今回、井上記者の入念な取材により、その原因が明らかになった! 何とH氏は自らIGFを去ったわけではなく、猪木のもう1人のマネジャーとの確執から解雇に追い込まれたという。なぜ猪木は側近であるH氏を引き留めなかったのだろうか?
 一部で年内活動休止がささやかれる中、7・26両国国技館での『ハッスル・エイド2009〜さよなら田総統〜』開催にこぎ着けたハッスル・エンターテインメント。しかし、カード的にもかつての勢いは感じ取れず、話題性にも乏しい。
 その大会名通り、ストーリー上の話だけでなく、本当に高田総統(高田延彦)が7・26両国を最後に『ハッスル』から離脱するというウワサもある中、あの選手やこの選手といった主力選手の離脱も取りざたされている! 7・26両国大会が『ハッスル』最後のビッグマッチになってしまう可能性も・・・
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』では、巻頭記事でも多く取り上げたIGFについて書かれた記事を振り返っている。TNAといえばいまでこそ新日本プロレスとがっちり提携しているアメリカの人気団体だが、1年前まではIGFのブッカーであるサイモン・ケリー猪木氏もTNAに選手派遣のオファーを何度も出している。
 だが、TNA側からは「NO!」という返事ばかり。なぜTNAはIGFへの選手派遣を拒否したのか。その理由が克明に書かれている。IGFの明日はどっちだ?
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、超目玉のスクープが解禁! ミルホンネットでも日テレの放送を受けていち早くお伝えしたMAKEHEN代表の橋本友彦が恐喝で逮捕の詳細続報を独自の調査網を駆使して掲載。事件直後から、誰が指示したのかに関心が集まっていたが、23日発売の週刊文春、週刊新潮にてマット界のタニマチとしても有名な「さくらパパ」こと横峯良郎参議院議員に捜査が及んでいることが報道されていた。しかし週刊誌は、選挙前なので記事の焦点がシフトしてしまっている。そこでミルホンネットでは、マット界に絞って徹底取材。週刊誌に出てない驚愕の情報を中心に格闘技界の横峯人脈をあぶり出した。裏取り取材の出来ない他の媒体を出しぬき、スバリ逮捕者名リストだけでなく、驚くべき交友録までもすべて実名です!
 7・19アキバプロレス潜入ルポは傑作だ。単なる試合評だけでなく、会場の空気までもが大量の写真と一緒に報告されている。大阪プロレスから飛来したくいしんぼう仮面と、ヲタクの聖地に降臨した神・菊タローの躍ったワルツの出来栄えはいかに。無味無臭の他誌とは異なるミルホンネットでしか味わえない観戦記だ。
 さらには、獅子凱旋 新世代の息吹〜アメプロ大全2009でも挿入され好評だった新日本プロレスとWWEの徹底比較を、最新データを駆使して検証。こちらもミルホンネットにしか出来ない企画となる。

バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼スクープ! IGF8・9有明大会のメーンカードはこれだ!
▼猪木の側近がIGFを去った理由は…
▼主力選手が大量離脱!? 7・26両国が『ハッスル』最後のビッグマッチに?
<アーカイブス2008>
▼TNAがIGFへ選手派遣を拒否する本当の理由とは…
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼<徹底取材:驚愕ルポタージュ>「あのネットで人気の格闘家まで・・・。次々と明るみに出る橋本友彦恐喝事件の未公開部分!」
▼「アキバプロレス破壊命令!?」乙女突撃レポ!!
▼新企画 <誰か教えてくれよVol.8>新日本プロレスvs.WWE

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猪木の側近が退社してしまったIGFに迫る!

週刊マット界舞台裏'09年7月30日号

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