ジョシュ・バーネットのアナボリック・ステロイド陽性反応によるカリフォルニア州でのライセンス失格に続き、ショッキングな事態が宣告された。8・1『アフリクション:トリロジー』大会自体のキャンセルである。
金曜日にプロモーション側から発表があるとは伝えられていたが、判断能力のないインターネット媒体は、誰それが候補に挙がった、どの選手が自分から売り込みをしたとか面白おかしく報道していたが、ミルホンネットが最初に裏をとった上でカードの中止を速報して以来、あえて沈黙を守った理由がここにある。正直無理だと思ったからだ。
たとえば8月2日の『戦極』のために、毎日のように選手の公開練習などでメディアを煽るのは当然のプロモーション業務であり、どこの国であろうと同じことだ。しかし、アスレティック・コミッションの検査結果が漏れて以来、『アフリクション』は北米流に言えばメディア・コンファレス、つまり記者会見のたぐいをストップしてきた。これが何を意味するか、熟練したジャーナリストなら匂いをかぎ分ける術を知っている。
実際のところ、ライバルUFCはアフリクションPPVが放送される時間帯に無料番組をぶつける計画を白紙撤回していた。
代替にはあの選手がどうだこうだと、後だしジャンケンで騒いでいた連中は、「キモ死亡」のジョークと同じ罠にはまっていたことになる。ご苦労さんとしか言いようがない。
総合格闘技業界激震!『アフリクション』興行自体がキャンセルに
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