いま、マット界では「アントニオ猪木と永島勝司氏が復縁!?」というウワサが流れている。某社から発売されたムック本で永島氏の新日本プロレス退社〜ＷＪプロレス崩壊の顛末が劇画化されて話題になっているが、そこでは永島氏が猪木に一度は見捨てられたものの、再び何事もなかったかのように許す場面も描かれている。
　この時期、猪木が資金切れ寸前のＩＧＦのテコ入れに向けて動いているだけに、永島氏との復縁に信ぴょう性は感じられる。ただウワサの根拠とみられるのは某紙のみ。そこで元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者は、以前永島氏が『週刊ファイト』を復刊させて新会社の社長に猪木を祭り上げようとしていたマル秘計画を振り返りながら、今回の猪木と永島氏の再合体の真相を探った！
　業界関係者の誰もが、すっかり軌道に乗っていると思い込んでいた坂口征二主宰の『坂口道場』（東京・狛江市）が６月いっぱいで閉鎖されることになった。
　その理由については一切発表されていないが、05年10月のオープン以来、ずっと赤字経営を強いられてきたことが原因であるのは明らかだ。しかし、道場閉鎖について一部で「詐欺まがいの投資で巨額のカネを集め、その一部を著名人にもバラまいていた『Ｌ＆Ｇ』の波和二会長の失速→逮捕と無関係ではない」と言われているのは気掛かりである。
　そこでこの３年間に３回、『坂口道場』を訪れて坂口氏と会って話を聞いてきた井上記者が、『坂口道場』と『Ｌ＆Ｇ』の関係を徹底取材！　マット界のタブーに敢えて斬り込んだ！
　ＤＶＤの好調な売れ行きに気を良くして５・29新木場１ｓｔＲＩＮＧでＷ★ＩＮＧ復活興行を行うことにした茨城清志代表。Ｗ★ＩＮＧ復活は本誌でもいち早くお伝えしてきたが、カードのショッパさもあって新木場大会の前売り状況は相当厳しかった。
　このままでは一夜限りの復活で終わりそうな雰囲気だが、茨城代表にはなにやら秘策もあるようだ。今週号には“Ｗ★ＩＮＧ復活前夜祭”となった５・24阿佐ヶ谷トークライブの模様も紙上再現しているので、Ｗ★ＩＮＧフリークは必読！
　今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、選手であれフロントであれ、退社後の動向までもが話題になる新日本プロレスだけに、新日本元幹部たちの“その後”を振り返る。今週号にも登場した永島勝司氏をはじめ、上井二三彦氏、倍賞鉄夫氏、草間政一氏、田中秀和氏など、蒼々たる面々の“その後”をお伝えする。
　だが、最大の見どころは上記の面々に比べると知名度は低いかもしれないが、敏腕営業だったＹ氏とＴレフェリーの動向だろう。
　今号のファイト！ミルホンネット編集部担当ページは、豪華４本立てだ。まずは、他誌には絶対不可能な内部者目線からのＷ★ＩＮＧトークライブ阿佐ヶ谷編の報告ルポ。茨城清志、ミスターポーゴに、業界の問題児・金村キンタローが加わり、新たなスターの誕生となった92 年5月7日のジェイソン・ザ・テリブルとの「棺桶デスマッチ」の新発売ＤＶＤ上映などに会場は大興奮となる。
　ミルホンネットのＵＦＣルポは、これ一冊だけですべてがわかる仕組み。各試合の詳細だけでなく、選手のギャラから今後の展望まで、タブーなしで北米事情をお伝えする。
　さらに『ＤＲＥＡＭ．９』に関しては、編集部のリクエストに応えてタダシ☆タナカが特別寄稿。ホセ・カンセコの起用が海外ではどのように論評されたかを詳細する。
　また、大好評の新企画＜誰か教えてくれよ＞では、ＨＤＮｅｔ放送事情の続報から、NHBnews PROが教えてくれた橋本欽也なる自称ライターがミルホンネットにケンカを売ってきた件まで。もちろん売られたケンカは買います。ご一読いただければ、どちらが筋が通っているか、ご理解いただけることと確信します。
　バックナンバーも売上急上昇！　この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
＜今週の見出し＞
▼スワッ、猪木と永島勝司氏が復縁!?
▼狛江道場が閉鎖！　坂口道場とＬ＆Ｇの関係を探る
▼復活Ｗ★ＩＮＧは一夜限りに終わるのか？
＜アーカイブス2008＞
▼大特集新日本元幹部たちの“その後”
＜ファイト！ミルホンネット編集部＞
▼５・24阿佐ヶ谷Ｗ★ＩＮＧトークライブ紙上再現
▼ＵＦＣ98 : EVANS vs. MACHIDA「リョート時代到来！」
▼ホセ・カンセコの悪評について
▼＜誰か教えてくれよVol.5〜低調な記者会見の現場事情＞
★合わせて読めばさらに楽しめる！
・社長として、実業家として“極秘行動”をとる武藤
・対抗戦は無理をしない方針だという新日とノア
・ビッグサプラズを起こした中西学はＩＷＧＰ王者に相応しいのか？
・度重なる嫌がらせにも炎上しないターザン山本
・“金８トリオ”が今年になって急接近し始めた理由

復縁がウワサされている猪木と永島氏に迫る！