30日、新木場1stリングにてMKゴールドマン主催セブンスヘブンwithバトルエイド新木場大会が開催。メインイベントには、7月25日のバトルエイド大会で復活したばかり、『プロレスの星 アステカイザー』がTOKYO MXでリバイバル放送中、つい先日の放送回でも細長い体つきで新人の佐山聡と練習していたジョージ高野が、大型巨体のジョージ高野マスクとして再登場。ゴングが鳴る前から待ちきれずに試合開始。場外戦も随所で勃発し、途中、ジョージ高野のマスクが剥ぎ取られる場面も・・・。
また、なぜか藤原善明とグラン浜田がライバル心を激しく散らし、石頭を競いあってゴッツン、ゴッツン意地の張り合い。藤原は額がガチに割れてわずかだが流血するほどにハッスルしていたのが印象的だ。
バトルエイド代表の戸井克成にも声援が飛び、得意のフットスタンプを決めていた。
最後は伝家の宝刀、脇固めで藤原が清水基嗣からギブアップを奪っいる。
セミファイナルには会場人気が高く、大勢のお客さんが携帯写真で撮ろうとしていたダンプ松本がお出まし。松崎和彦を従えて、対戦相手の渡辺智子は無論のこと、レフェリーやリング下にいた戸井克成にも竹刀でバシバシ叩いていた。最後は、豪快なラリアットをバトルエイドの新星・雷電にブチ込んで、ボディプレスで圧殺。ゴングが鳴ってからも、ずっとセコンド陣にも竹刀でしばきまくっていたのはご愛嬌か。逃げ惑いながらもお客さんは大喜びであった。
レトロだけでなく、現在の進化した男女混合タッグマッチを魅せてくれたのが、ジ.ウインガー&松本浩代組vs.松田慶三&米山香織組の、爆笑場面もあれば、男女間でさえ非常に激しい攻防があることを提示した第4試合である。たまたま友人に誘われたような客であっても、必ず凄かった、面白かったと言わせるカードであった。
通常のプロレス大会のみならず、ビキニ姿のテキーラガールが客席を回るなど、「格闘技バー併設」ということで新趣向も随所に見られたセブンスヘブンwithバトルエイド大会。休憩時間には、「社会の窓」という3人組ユニットが歌とダンスを披露していた。
第1試合は、7月25日の新木場大会でデビューしたばかりの木更津KiDが、謎のマスクマン江戸川KiDと組んで、ジョージ高野の弟子を自認するコブラヒート、KENJI組と対戦するカードから開始。第2試合はばってん多摩川と見た目が邦彦が、定番の展開でお客さんを乗せて和ませている。
女子に関しては、第3試合にシングル戦が組まれ、帯広さやかがドロップキックを連発してチェリーを追い込むも、最後はスワントーンボムに沈んでいた。
フレッシュな闘いからレトロまで、ビキニ姿のモデル嬢たちも会場に溶け込んでおり、これまでと違ったプロレス大会となったことは間違いない。
■第一回 MKゴールドマン主催セブンスヘブンwithバトルエイド
日時: 8月30日(金)19:00~21:30 打ち上げ21:30~22:30
会場:新木場1stリング
【試合結果】
<メインイベント 六人タッグマッチ 時間無制限一本>
ジョージ高野、グラン浜田、●清水基嗣
10分49秒 脇固め
○藤原善明、維新力、戸井克成
<セミファイナル 女子プロレス 60分1本勝負>
○ダンプ松本、松崎和彦
4分39秒 ラリアット⇒ボディプレス
渡辺智子、●雷電
<第4試合 男女混合タッグマッチ 60分1本勝負>
○ジ.ウインガー、松本浩代
12分58秒 ラ・マヒストラル
●松田慶三、米山香織
<第3試合 女子シングルマッチ 45分1本勝負>
○チェリー
8分57秒 スワントーンボム
●帯広さやか
<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
●ばってん多摩川
8分43秒 見た目がクラッチ
○見た目が邦彦
<オープニングタッグマッチ 30分1本勝負>
江戸川KiD、●木更津KiD
7分21秒 スクールボーイ
KENJI、○コブラヒート
〔グラビア&モデル・パフォーマンス・テキーラガール〕
玉城まい、ももゆい、FUMI、MAAMI、佐々木悠花、渡辺桃子、藤澤友千菜
【Battle Aidプロレスリング】
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