新生K-1を支えていると言っても過言ではない非グローリー系最大のキック団体と化したルーマニアのスーパーコンバット。2012年12月22日に、本拠地ルーマニア・ブカレストで今年最後となる大会が開催された。
　今大会も、K-1トップ勢勢ぞろい、K-1両国大会で名前を挙げたカタリン・モロサヌこそ、来年ニューヨークで行われるK-1決勝戦に向け、試合は行わなかったものの、スーパーファイトでは、It’s Showtimeヘビー級王者だったヘスディ・カラケスとK-1US王者カーター・ウィリアムスが激突。3Rに首相撲から膝蹴りをウィリアムスの顔面に叩き込んだカラケスがKO勝利。
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　そして、あの韓流大巨人チェ･ホンマンを豪快にKOしたマイティ・モーと、チャクリキの新星ラウル・カティナスとこれまた豪華なスーパーファイトも組まれ、こちらはカティナスが、圧倒しての判定勝ちとなった。
　メインとなる、SuperKombat World Grand Prix 2012 決勝戦には、グーカン・サキに勝利した実績もあるウクライナのパベル・ズラフリオフとオランダ（※アフリカからの移民）のイスマエル・ロントが共にKO勝利で勝ちあがってきた。この両者は2011年にも対戦しており、その時はロントがKO勝ちしている。試合は、両者一歩も譲らず、本戦では決着がつかず延長ラウンドへ。最後は両者とも死力を出し尽くしたが、パベル・ズラフリオフが判定勝ち、リベンジを果たし見事にSuperkombat World Grand Prix優勝となった。
■　Superkombat World Grand Prix Final
日時：12月22日
場所：ルーマニア・ブカレスト
＜第8試合　SuperKombat World Grand Prix 2012 決勝戦／+96kg＞＞
○パベル・ズラフリオフ
　延長判定
●イスマエル・ロント
＜第7試合 スーパーファイト／+96kg＞
○ラウル・カティナス
　判定
●マイティ・モー
＜第6試合 SUPERKOMBAT世界タイトルマッチ／-95kg＞
○アンドレイ・ストイカ
　1R KO
●アーノルド・オボロトフ
＜第5試合 スーパーファイト／+96kg＞
○ヘスディ・カラケス
　3R KO
●カーター・ウィリアムス
＜第4試合 リザーブファイト／+96kg＞
○フレディ・ケマイヨ
　判定
●セルゲイ・ラシェンコ
＜第3試合 SuperKombat World Grand Prix 2012 準決勝／+96kg＞
○イスマエル・ロント
　2R　TKO
●セバスチャン・チオバヌ
＜第2試合 SuperKombat World Grand Prix 2012 準決勝／+96kg＞
○パベル・ズラフリオフ
　1R KO
●ベンジャミン・アデグイ
＜第1試合 スーパーファイト／+96kg＞
○ダニエル・サム
　判定
●イブラヒム・アラブ
海外情報局にも収録されています
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