マット界舞台裏’12年09月20日号桜庭K-1計画猪木日プロ追放DEEP全日TV

 柴田勝頼&桜庭和志のマッチメークが注目される中、初戦となる9・23神戸大会の対戦相手が井上亘&高橋広夢に決まった。柴田&桜庭が圧倒的な強さを見せつける試合内容になりそうだが、もともとタッグ屋でない両雄に早くも2大シングル戦が浮上している。注目すべきは、桜庭の相手として、意外な選手の名前が挙がっていることだ。

 事前の観測では1万人以上を収容する会場スポーツ・アリーナで、キックボクシングに冷たい北米の集客があるのかという不安に始まり、無名戦士ばかりを集めてどうなのかという揶揄のあった新生K-1のロス大会であるが、特別ボーナス金の効果なのかK O 決着も多く、成功させたと評価されよう。ただし、待ち構えるのは真価が問われる10月14日の両国国技館大会である。果たして親会社E M C O M の業績を上向かせられるのだろうか?

 大昔にリング内外で起きた事件を特集したプロレス本がいまだに出版されオールドファンに衝撃を与えている。しかし、残念ながら当事者の証言を得たものは1つもなく「検証」の域を出ていない。小川直也VS橋本信也(99年1・4東京D)のセメントマッチにしても、当時の新日プロ関係者などからどんな証言を集めたところで仕掛けた小川が口を割らないかぎり、それは真相にならない。
だが、時が流れていく中で新事実が浮かび上がってくることもある。かつて井上記者が掴んだのはA・猪木が起こした「日プロ・クーデター未遂事件」(1971年12月)の重要な部分の真相である。

 前号で「猪木さんより上田(馬之助)さんの方が強かったんじゃないかと思う」というケンドー・ナガサキの見解を真っ向から否定した井上記者も、レスラー最強については予想すら難しいという。誰が1番強いか? それは永遠のナゾと言えそうだが、長年に渡ってプロレス記者をやっているとだいたい本当に強い選手が分かってくるらしい。では、井上記者がシュートに強いと思ったレスラーは……。

 今週の2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、ドメスティック・バイオレンスが暴露された週刊誌の記事を受けて大ダメージを負った長州力の今後について井上譲二記者が迫る。レジェンド全盛の日本プロレス界においてもっと活躍してもよいはずの長州力だが、こうした裏事情があったのだ。


9・8全日本プロレス後楽園ホール大会
ビチっと人気者になったケンゾー
三冠王者船木誠勝のハイキック
DEEP×パンクラス対抗戦記者会見
天才・佐山サトル先生のセミナー

  今号は、DEEPの記者会見に密着。遂にはじまったDEEPとパンクラスの対抗戦だが、その前に、佐伯繁DEEP代表がパンクラスの役職から外れた事を受け、直接取材でその内容を、ミスター・シュート活字タダシ☆タナカが記事にした。格闘技ファン必読の内容となっている。
 また同じ格闘技であるK-1もロス大会を成功させたが、東京で行われるグランプリに出場する4選手の評価を魔裟斗EPが行った事も記事にした。

 プロレスも全日本プロレス、新日本プロレスの両団体の後楽園ホール大会を網羅。共に全試合を完全レポートしているが、それだけでなく、全日本プロレスは呆れるほど膨大な写真を掲載して大会を振り返っており、新日本プロレスは逆に、大会を通して今後の課題を投げかける興味深い内容だ。

 更に、天才・佐山サトルのセミナー、ウルティモ・ドラゴン校長、昆虫ヒーロー、ミヤマ仮面の記者会見も全文掲載だ。

<今週の見出し>
▼柴田&桜庭に2大カード浮上 桜庭は最もかみ合うあの男と対戦か!?
▼新生K-1事業計画の賭けとなる両国大会果たしてEMCOM業績を上向かせるのか?
▼初めて明かされる…「猪木 日プロ追放」の新事実
▼井上記者が明かす 本当に強いレスラーはコイツだ!

<アーカイブス2011>
▼8・27両国大会に地上波テレビ局を動かせなかった猪木。最大のネックは?

▼「潰し合い」開戦!L級王者中村大介x伊藤崇文10・19DEEP後楽園
 デスク編集完全収録版

▼佐伯繁DEEP代表「パンクラス・スーパーバイザー発展的辞任」背景
 text by タダシ☆タナカ

▼9・8新生K-1ロス大会 両国決勝進出4選手揃う魔裟斗EP+配信課題

▼9・8 全日本プロレス後楽園ホール三冠前哨戦船木誠勝 秒殺勝利
・真田聖也x岡林裕二 試合内容では十分魅せてくれた
・河野真幸x本間朋晃 本間に対するブーイングは凄まじかった
・征矢学x宮本和志 ヒールになって戻って場外乱闘からのスタート
・浜亮太x中之上靖文 丸め込み、まさかの勝利を飾った
・船木誠勝瞬殺 あっけなさ感じない 全日本は明らかに変わりつつある
・XとされていたJ・ドーリングのパートナーはゾディアックだった

▼9・8新日本プロレス後楽園ホール大会〜エース棚橋弘至不在リング
 Text by いっせい
・トップは一人に拘る必要は無い これだけ層が厚いのだから
・飯伏幸太が初防衛に成功 田口ロウ・キー挑戦へ
・Cアンダーソンのガンスタンが中邑真輔に決まり3カウント
・対抗戦らしい緊迫したものはあまり感じなかった丸藤正道
・鈴木軍反則で永田・小島・天山・真壁第三世代軍勝利

▼9・9佐山サトル総監特別講義会『PRINCIPLE(プリンシプル)』開催

▼Uドラゴン会見 レジェンド"ラヨ・デ・ハリスコJr.来日決定

▼9・21リアルジャパン後楽園に昆虫H”ミヤマ☆仮面”がお披露目
・記者会見詳細+2010年5月16日『HERO 2』参戦グラフ

▼タブー満載企画【海外情報局.158】
WWEキング生放送中昏睡 UFC欠場者相次TNA満身創痍ジェフH優勝
・WWE RAW衝撃走る!南部の帝王 Jローラー、心臓発作昏睡!
・TNAテロ集団「Aces & 8s」ジェフ・ハーディ腕破壊もBFG勝利!
・UFC153:Jアルド、ランペイジ・ジャクソン負傷欠場
・ダナ・ホワイト UFC 151中止の余波について語る
・インディー大手ROH Dリチャーズ復帰Mハーディ登場
・パウロ・フィリオ復活KO勝利 Mニンジャを返り討ちに!
・ビタリ最終章!クリチコvsMチャー 圧勝で王座防衛

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