あのNOSAWA論外がウルティモ・ドラゴン会見に乱入!『LUCHA FIESTA』11・7後楽園ホール大会でブラソ・デ・プラタとの対決が決定的に!「テーマはおひねり。ペソを用意してくれ!」

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 5日、ウルティモ・ドラゴンが東京シティ・エアターミナルで記者会見を行い、『LUCHA FIESTA 2012~ウルティモ・ドラゴンデビュー25周年記念大会~』11・7後楽園ホール大会の追加参戦選手を発表した。さらに、NOSAWA論外が参戦を直訴しに現れ、ウルティモも了承。ブラソ・デ・プラタとのタッグ対決が決定的となった。

ブラソ・デ・プラタの参戦が決定!
 恒例の箱崎会見で発表された追加選手の中で、まず注目したいのはメキシカンのブラソ・デ・プラタ。これまでに新日本プロレス、全日本プロレス、ユニバーサルプロレスなどに来日しており、ポルキーの愛称で日本でも人気を博した。兄弟とのタッグチーム『ブラソス』はあまりにも有名だ。
 さらに、大会に花を添えるべくドラゴマニアに出場経験のあるAYUMI(栗原あゆみ)とRAYの参戦も決定。その他、南野タケシ、卍丸、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀、フジタ“Jr”ハヤト、バラモン兄弟、Ken45°も出場する。
また、ウルティモ自身のカードとして、前回の会見で参戦が発表されたラヨ・デ・ハリスコJr.、ザ・グレート・サスケとタッグを組み、大原はじめ、ブラック・タイガー(もう1人のパートナーは交渉中)と対戦することも発表された。

『ドラゴマニア』史上に残る試合を日本で再現!?
ここで、会見をやることをどこから聞きつけてきたのか、NOSAWA論外が登場。「勝手に来ちゃったんですが、校長の25周年ということで、オファーが来るかと思っていたんですけど、自分らの名前が入っていなくて…。ここはひとつ、東京愚連隊が25周年を盛り上げたいなと」と参戦を直訴した。話によると、自身のツイッターに「NOSAWA論外とMAZADAが出場する」と独断で書き込んでしまったという。
「おひねりが飛ぶような試合をして、後楽園ホールをアレナ・メヒコのような空間にしたい」と勝手に意気込みを語り出した論外。これにはさすがのウルティモも怒るかと思いきや、どうやら論外が会見に乱入するらしいという話が耳に入っていたらしく、「もちろん、そういう試合を考えていたよ。ブラソ・デ・プラタの相手はお前しかいないだろう?」といきなり対戦カードを提示した。
 ウルティモの頭の中には、2006年5月13日にアレナ・メヒコで開催された『ドラゴマニア』で行われた東京愚連隊vsブラソス(NOSAWA、MAZADA、竹村豪氏vsブラソ・デ・オロ、ブラソ・デ・プラティーノ、パッション長谷川)の印象が強く残っており、「ドラゴマニア、およびメキシコでの闘龍門自主興行の中で、一番沸いた凄まじい試合」と高く評価していた。
かつては日本でもルチャドールが出場すると、試合後におひねりが飛ぶ習慣があったが、最近はまったく見られなくなってしまった。論外に言われるまでもなく、ウルティモはそれを復活させたいと考えていた。さらに、今回の興行は名誉後援にメキシコ大使館が付き、在日メキシコ人も多数来場することが決定している。「本場の雰囲気を再現したい」と考えているウルティモにとって、東京愚連隊とブラソスの絡みは是が非でも実現させたいカードだった。ブラソ・デ・プラタも「NOSAWAたちとやりたい。“日本にいる親戚”をパートナーにしたい」と語っており異存はない。これにより、両軍の戦いが決定的となった。
「事実上のメインイベント」と内容に太鼓判を押したウルティモは、論外に対しても「ヒールであれだけの試合ができる選手というのは日本では数少ない。彼は本当に世界に誇れる選手だと思う。だから、隠れてないで仕事をしろと。せっかく素晴らしい技術を持っているんだから」と檄を飛ばした。
「精一杯頑張ります」と先輩に誓った論外だったが、「おひねりはペソで用意してくれと。この箱崎のターミナルまで来て、円からドルに、ドルからペソに替えてね。それ以外は受け取らないと書いておいてください。テーマはおひねりですから」とちゃっかりアピール。しかし、ウルティモが「ドルやユーロだったら俺に頂戴(笑)」と便乗すると、「25周年のお祝いとして校長にお納めします」と頭を下げた論外だった。

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