日本-メキシコ対抗戦 日本チーム勝利 棚橋弘至&タイチ呉越同舟タッグ結成

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(C)CMLL
 日本で抗争中の棚橋弘至(新日本プロレス正規軍)とタイチ(鈴木軍)が合体する(させられる)という事で話題になっているCMLL日本対メキシコの対抗戦が8月7日(※現地時間)にアレナ・メヒコで行われたが、その速報が入ってきた。
 日本出発前、タイチは鈴木軍の旗を振り、棚橋となんか組めないとアピールしていたが、結局、メキシコで活躍中の日本人オクムラ、ナマハゲと組み、ネグロ・カサス&ラ・マスカラ&ブラック・ウォリアー&バリエンテ組と対戦。この試合は勝ち残り戦で、フォール、ギブアップで退場となる試合方式で、ナマハゲがバリアンテに、オクムラがネグロ・カサスに敗れて退場。そして日本勢もタイチが、ブラック・ウォリアーを、オクムラがバリアンテを、棚橋がネグロ・カサスを仕留め退場させるも、ラ・マスカラがカンパーナでタイチを仕留める。結果、リングには棚橋とマスカラが残り、マスカラ優勢で、棚橋絶体絶命だったが、ここで退場しているタイチがレフリーにちょっかいを出して注意をそらす。これを気にしたマスカラが棚橋から技を解いた隙に、棚橋は逆転のハイフライフローで勝利。対抗戦は日本が勝利となり、日本では敵対している棚橋とタイチが協力するという面白い結果になった。
 また、この日のメインでは、ルーシュ&マルコ・コルレオーネ&マキシモ(リンピオ=善玉)vs.ウルティモ・ゲレーロ&ドラゴン・ロホJr.&レイ・エスコルピオン(ルード=悪玉)という豪華なタッグマッチが行われたが、試合前から不穏な動きがあったエスコルピオンが、リーダーであるウルティモ・ゲレーロと仲間割れを起こし、リンピオ軍が勝利している。ルーシュは9月3日にも因縁が勃発した棚橋に敗北しており、CMLL最大の祭典「アルベルサリオ」のメイン、テリブル戦へ不安をもたれていたが、この勝利を弾みにしたいところだ。
 棚橋はメキシコ版G-1クライマックスと言われる「カンペオン・ウニベルサル」決勝で、テリブルに敗れるも、その他は勝利を重ねまもなく帰国する。入れ替わりでプリンス・デヴィットがメキシコ遠征、「アルベルサリオ」では、セミファイナルでなんとアトランティス、2代目ミスティコと組んで、ウルティモ・ゲレーロ&ネグロ・カサス&ドラゴン・ロホJr.というルード軍のトップと対戦する事になる。
 メキシコに残るタイチも「アルベルサリオ」の第3試合で、オクムラ、ナマハゲと組み、ラ・ソンブラ&アンヘル・デ・オロ&ティタンと対戦予定である。
■ CMLL
日時:9月7日(現地時間)
場所:メキシコ アレナ・メヒコ
<メインイベント CMLL世界6人タッグ王座タイトルマッチ>
○ルーシュ&マルコ・コルレオーネ&マキシモ(王者)
 ピンフォール
●ウルティモ・ゲレーロ&ドラゴン・ロホJr.&レイ・エスコルピオン(挑戦者)
<日本VSメキシコ対抗戦>
○棚橋弘至&タイチ&オクムラ&ナマハゲ
 ピンフォール
●ラ・マスカラ&ネグロ・カサス&ブラック・ウォリアー&バリエンテ
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