関西圏内唯一のジュニアキック専門団体KJC競拳大会盛況

 9月2日(日)大阪・IKCコロシアムにて、関西圏内で唯一のジュニアキック専門団体による競拳ジュニアキック主催興行が開催された。
 今大会では、記念すべき一発目のタイトル戦が開催され、各階級で初代チャンピオンが誕生している。初代王者の中には、関西ジュニア女子で、名実共にトップクラスの位置にいる井本千尋(国士ジム)や、WINDYジュニア最強と謳われた山浦翔を撃破したこともある、森下心一朗(森拳会)が参戦、初代王座に就いた。
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 KJCタイトルマッチ(ジュニアキックプロモーション主催)の大会は、3月、5月、9月に行われた「競拳ジュニアキック」の試合において、各階級、ランキング4位までに、出場権利が与えられ、その出場権利獲得者による1dayトーナメントを行い、初代チャンピオンを決定するというものであった。
 流石にランキング上位者だけの大会であって、どの試合も、ハイレベルな試合展開が繰り広げられ、正に関西No.1を誇れる決勝戦となった。
 また、九州の悪ガキこと石井一成選手もエキシビジョンマッチで出場、会場は大賑わいとなり、その石井一成選手が、小学生部門のチャンピオンベルトプレゼンターを務め、中学生部門には、神戸初のK-1ファイター横山剛選手がチャンピオンベルトプレゼンターを務めた。
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<第14試合 ガールズ級(中学生女子 重量級)>
○井本 千尋(KOKUSHI GYM)
 判定3-0 (20-18,20-18,20-18)
●梅﨑 舞(眞道會館)
 尚、このKJCタイトルマッチは、年4回開催されることになっており、チャンピオンはその都度防衛戦を行わなければならないというシステムで、今回、見事、初代チャンピオンの座を勝ち取った選手には、次回(11月18日)に防衛戦が待ち受けている。防衛戦に出場する挑戦者は、1dayトーナメントにて決定する予定だ。この挑戦者決定戦には、誰もが出場権利があるので、「我こそがチャンピオン」と思う選手はどんどん挑戦してほしい。と主催関係者が言っている。
 果たして、初代チャンピオンは、次回、防衛成功出来るか?更には4冠達成が成し遂げられるか?それとも、新チャンピオンが誕生するのか?今後の展開が非常に楽しみな大会で、更に盛り上がる事間違いないであろう。
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<第16試合 Jr.クルーザー級(中学生男子 中量級)>
○森下 心一朗(森拳會)
 判定3-0(20-18,20-18,20-18)
●松元 勇人(フリー)
本大会の試合模様は、9月17日(月)PM8:00~9:00 J:COMケーブルテレビにて放映されます。