8・18 Strikeforce: Rousey vs. Kaufman ロンダ・ロウジー伝家の宝刀腕十字秒殺一本勝ち 覚醒ジャカレイKO勝利


(C)Strikeforce
 2012年8月18日(アメリカ現地時間)、UFCの親会社であるズッファ社が所有するもうひとつのMMA団体Strikeforceの大会が開催された。メインは、女子バンタム級タイトルマッチで、北京五輪柔道女子70キロ級銅メダリストの実績を引っ提げてMMA転向、ビキニ衣装で戦う金髪美女というルックスと、柔道仕込みの腕十字で秒殺勝利を重ねるという実力も重なり、北米女子格の新星としてブレイクしているロンダ・ロウジーが防衛戦を行った。
 対戦相手のサラ・カフマンは元Strikeforce女子ウェルター級王者の実績をもつ強豪だが、今回もロウジーが圧勝した。いつも通り、金網に押し込んでテイクダウン、そのまま必殺の腕十字を仕掛けるロウジー。カフマンも耐えるものの、結局最後はがっちり極まりレフリーがストップ。ロウジーが6試合連続、1R腕十字で一本勝ちという記録を打ち立てた。
 セミファイナルでは、日本でも活躍したホナウド・ジャカレイが登場。対戦相手はオールアメリカンレスラーにして、名門ジャクソンズMMA所属、柔術はヘンゾ・グレイシーに師事しているという北米MMAのサラブレッドという経歴のデレック・ブランソンだ。しかし、こちらもジャカレイが秒殺勝利、突っ込んできたブランソンに、ジャカレイはカウンターで右ストレートを叩きこみブランソンからダウンを奪う。その後、追撃のパウンドで41秒の秒殺勝利となった。ジャカレイは、2連勝で、タイトルマッチ、自分の王座を奪ったルーク・ロックホールドへのリベンジマッチに向けて猛アピールした。
■ Strikeforce: Rousey vs. Kaufman
日時:2012年8月18日
場所:カリフォルニア州サンディエゴ
<メインイベント 女子バンタム級タイトルマッチ>
○ロンダ・ロウジー(王者)
 1R 0分54秒 腕十字
●サラ・カフマン(挑戦者)
<セミファイナル ミドル級>
○ホナウド・ジャカレイ
 1R 0分41秒 KO
●デレック・ブランソン
<ウェルター級>
○タレック・サフィジーヌ
 判定 3-0
●ロジャー・ボーリング
<ミドル級>
○アンソニー・スミス
 1R 3分52秒 三角締め
●ルムンバ・セイヤーズ
<ライトヘビー級>
○オヴァンス・サンプレー
 3R 0分20秒 KO
●TJ・クック
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