ついにミルコ・クロコップがＵＦＣデビュー。ＰＲＩＤＥのテーマ音楽で入場し、ＭＭＡ戦績８戦８勝のストライカー、エディー・サンチェズ（米国）を相手に初戦を見事なＫＯ勝ちで飾った。夏には早くもＵＦＣヘビー級チャンピオンになるのでは、との下馬評も高い。ＰＲＩＤＥに比べて圧倒的に薄いＵＦＣのヘビー級。いやしかし待て！オクタゴンヘビー級戦線にあの男が帰ってくる！ランディ・クートゥアー。言わずと知れたアメリカ総合格闘技界のレジェンドが復活だ！

『ＵＦＣのダナ・ホワイト社長は、ミルコの次回出場をＵＦＣ70と明言。これにミルコが勝ち、ＵＦＣ６８でクートゥアーが勝てば、ふたりの対戦が一気に現実味を帯びてくる。
おそらくこの対戦は、知名度、人気、実績、まったく異なるファイトスタイル、そしてここまでまったく接点がなかった新鮮さからいっても、現在の総合格闘技界における最大にして最高のカード。順調にいけば今年の夏にはＵＦＣ世界ヘビー級戦としてクートゥアー対ミルコが実現すると思われる。
いまのＵＦＣは大会から大会への流れが実に理想的に展開している。（本文より）』

格闘家として、また格闘家集団「チーム・クエスト」の名伯楽として、アメリカ総合格闘技界のリビング・レジェンド、日本でいえば桜庭和志のポジションにいるランディ・クートゥアーとはいったいどのようなファイターなのか？
オクタゴンでの闘いぶり、ジムで汗を流す姿、家族の中の夫としての生き方…アメリカ取材生活の長い筆者でなければ描けないランディ・クートゥアーの実像がここにある！

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