約10年ぶりに日本に上陸した元祖にして世界最大のメジャーMMA大会UFC。その熱狂を北米在住経験の長いキング・オブ・シュート活字、タダシ☆タナカが密着取材したレポートが巻頭だ。掛け値なしの大成功と称賛しながらも、ただ良い試合だった、熱戦だっただけで終わる訳もなく、その背景、裏側から興行としての考察もたっぷり。勿論、試合内容から、今後の展開まで全てを網羅した決定版だ。

　試合当日、公開計量などの様子も別枠でレポート。迫力満点の写真でお届けする。

　そして、もうひとつの目玉が、UFC再上陸に合わせた形でMMAの歴史的なインタビュー集も合わせて収録。これは永久保存資料として超貴重であり、価値は非常に高いとしてmiruhonnet020という型番が付けられ表紙も制作されたものの、これだけでは売れないのではないかという懸念から放置されていた「MMA歴史転換期の記録」をついに完全収録、全10本のインタビュー＆証言集を合冊してお届けする。これで『UFC144』のドキュメントと合わせて、歴史の流れが一挙に点と線が繋がるのではなかろうか。

ライト級王者として日本に乗り込んできた記者会見のフランク・エドガー
キンキラ時計の秋山成勲は進退を賭けてジェイク・シールズと対戦
なでしこオクタゴンガール抜擢の西垣梓は戦極グリーン出身だ
米国では負け続きの五味隆典がCage慣れの光岡映二に勝利した
事実上の引退試合クイントン・ジャクソンはライアン・ベイダーと死闘
北米MMA定期番組元祖エディ・ゴールドマン貴重なインタビュー収録

▼UFC144日本上陸〜さいたまスーパーアリーナ天井桟敷埋る快挙
　Text by タダシ☆タナカ
・ＵＦＣ１４４大会（2月26日）は、掛け値なしの大成功 超満員大盛況
・新生ＵＦＣ本隊の初上陸　業界にいる者なら感慨を抱かない方が嘘だ
・エンタテイメント業界の通説に従うなら、なにもこれは驚きではない
・ＰＰＶ購入世帯も予想より大幅増 興行売上も○億円近いと伝えられ
・世界最高峰のエドガーxベンヘン クイントン・ジャクソンプロの鏡
・秋山 岡見 日沖 五味〜参戦日本選手明暗分析

▼『UFC 144』前日計量 ランペイジ・ジャクソン減量失敗 ギャラ没収
・その金額、背景事情+ジョルジュ・サンピエール招待+Cコンディット

▼さいたまSA超満員エドガーxヘンダーソン王座交代 ランペPRIDE魂
ハント豪快KO勝 岡見勇信崩れ落ち 五味隆典復活〜『UFC 144』
・歴史的名勝負となるフランク・エドガー×ベンソン・ヘンダーソン
・日本人好ランペイジ・ジャクソン怪我でもライアン・ベイダーと対決
・K-1王者の意地マーク・ハント、UFC格上黒魔人シーク・コンゴをKO
・老獪ジェイク・シールズ貫録勝利、崖っぷち秋山成勲投げ技後続かず
・岡見勇信の勝利と希望を打ち砕くクリンチアッパー ティム・ボーシュ
・日沖発慎重にバート・パラゼウスキー下し Ｌ級タイトル戦線浮上
・次期挑戦者は俺だ！アンソニー・ペティスがジョー・ローゾンKO葬
・復活火の玉ボーイ五味隆典 緊急参戦光岡映二にスカ勝ち首皮一枚
・輝きはいずこ？山本"ＫＩＤ"徳郁 ヴァウアン・リーに一本負け無念

▼レスリング・オブザーバーでも満点の評価究極的大成功UFC144
・Figure Four Weekly最新号もミルホンネット撮影UFC五味写真掲載

▼ＭＭＡ歴史転換期の記録 海外選手インタビュー集
・ヒクソン・グレイシー 船木戦直前貴重な証言 2000.6 ＡＤＣＣ ＨＰ
・ホイス・グレイシー 幼少期から歴史振り返る 2001.3 ＡＤＣＣ ＨＰ
・マット・ヒューズ＆モンテ・コックス 2000.8 Eddie Goldman@eyada.com
・クイントン・ジャクソン PRIDEへの不満爆発 2001.7　fcfighter.com
・クイントン・ジャクソン「格闘技はもう辞めた！」騒動記
・レナード・ババル リングス参戦時の証言 2001.1〜2　ＡＤＣＣ ＨＰ
・マーク・コールマン 不慣れプロレス戸惑い 2001.1 ＡＤＣＣ ＨＰ
・エルビス・シノシック 豪州パイオニアとして　2001.3　ＡＤＣＣ ＨＰ
・バス・ルッテン パンクラス時代裏側 2001.6 Eddie Goldman@eyada.com
・ヒカルド・リボーリオ 日本デビューMMA　2000.12 ＡＤＣＣ ＨＰ

電子書籍の無断転載は厳禁であり、引用可能なのはサイト宣伝文までが原則です。当書籍で知りえたいかなる記述をも転載・引用するのは堅くお断りいたします。宣伝文を超えてブログやtwitterなどで紹介したい場合は事前にご相談下さい。表紙画像等を送付させていただきます。

全104ページ販売告知