TRIBELATE 大田原友亮がフェザー級タイトル奪取以下、OZAKI、バイソン守、福嶋大志、平丸勝基、羽場悟が戴冠

 『格闘技』×『音楽』×『映像』の融合をテーマに、既存の格闘技イベントとは違ったイベントスタイルに特化。西口プロレスによるお笑いプロレスや民放バラエティ番組とのコラボレーション企画等、格闘技だけに留まらず「誰でも楽しめる空間」の構築を目指すクラブ系格闘イベント「TRIBELATE」の37回目大会『TRIBELATE vol.37~Title Match Festival~』大会が開催された。
 テーマにある“タイトルマッチ フェスティバル”の通り、11試合中6試合がタイトルマッチという“タイフェス”になる七夕決戦は、メインイベントにジュニアキックから活躍し、タイでも活動の場を広げ120戦以上のキャリアを持ち様々なタイトルホルダーでもある大田原友亮が、NJKFキックの元ランカー田中将士の保持するTRIBELATE フェザー級タイトルに挑戦。この注目の一戦は大田原がタイ仕込のテクニックの差で3-0の判定でタイトル奪取。
 セミファイナルはDEEPヘビー級戦線で活躍したマッスル平沼に、前回TRIBELATEクルーザー級タイトル挑戦に失敗したOZAKIが攻勢をとり新チャンピオンに。
 KO率100%で元新日本キックウェルター級2位、UKFライトヘビー級チャンピオンにもなった庵谷“出美流漫”鷹志は新鋭のバイソンにペースをとられダウン二度奪われ判定負け。バイソンが新チャピオンに輝いた。
 日本人フェザー級近辺のトップクラスに勝利し、TRIBELATE総合バンタム級タイトルを奪取した 元タイ国ルンピニーランカーのユーヨットは階級あげてTRIBELATE総合フェザー級タイトルに挑戦するも、慣れない試合形式に体重差もあり一本負けで二階級制覇ならず平丸が新チャンピオン。
 キック、プロレス、レフェリーなど様々なジャンルで活躍する たけむら光一と北陸ヘビー級チャンピオン羽場悟の対戦は、1Rから羽場がペースを握り3RKOで新チャンピオン。
 タイトルマッチフェスティバル“タイフェス”に相応しい華々しい大会となった。
 次回大会は9月22日(土)ディファ有明にて開催予定。
                           report by 紅闘志也 photo by 鈴木雄一郎
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■ TRIBELATE vol.37~Title Match Festival~
日時:7月7日(土)開場17:30 開始18:00
会場:新宿FACE
<メインイベント(第11試合) キックボクシングルールTRIBELATEフェザー級タイトルマッチ 3分3R>
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●田中将士(上州松井ジム/元NJKFスーパーバンタム級10位/王者)
 判定0-3
○大田原友亮(B-FAMILY NEO/タイ・ハジャイ サマーパンスタジアム90P&100P、TRIBELATキックボクシング45㎏、UKFインターナショナル&日本フライ級王者/挑戦者)
※大田原が田中からタイトル奪取
<セミファイナル(第10試合) キックボクシングルールTRIBELATEヘビー級王座決定戦 3分3R>
●マッスル平沼(ピーチーズ・MMA6戦2勝3敗1分,キックTRIBELATE1戦1敗)
 判定0-3
○OZAKI(B-FAMILY NEO)
※OZAKIが新チャンピオン
<第9試合 キックボクシングルールTRIBELATEライトヘビー級王座決定戦 3分3R>
●庵谷“出美流漫”鷹志(ExistingBreak/元新日本キックウェルター級2位、UKFインターナショナルスーパーミドル級王者・27戦16勝16KO10敗1無効試合)
 判定0-3
○バイソン守(ネクサスジム)
※バイソンが新チャンピオン
<第8試合 MMAルールTRIBELATEスーパーフェザー級王座決定戦 5分2R>
○福嶋大志(ネイキッドマン柔術)
 2R0:51
●天地零(フリー)
※福嶋が新チャンピオン
<第7試合 MMAルールTRIBELATEフェザー王座決定戦 5分2R>
○平丸勝基(トイカツ道場)
 1R1:17チョーク
●ヨーユット(タイ/B-FAMILY NEO/元ルンピニースタジアムフェザー級4位、TRIBELATE MMAバンタム級王者)
※平丸が新チャンピオン
<第6試合 キックボクシングルールTRIBELATEクルーザー級王座決定戦 3分3R>
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「がんばれ!たけむら先生」~今日も負けちゃったけど、毎度注目されてます
●たけむら光一(DEEP GYM・16戦3勝1KO10敗2分)
 TKO3R1:47
○羽場悟(LAGYM/2011年SAMURAIあばれ祭ヘビー級王者)
※羽場が新チャンピオン
<第5試合 キックボクシングルール 54kg契約 3分2R延長あり>
○ATSUMU(TSX)
 KO2R0:32
●羽月カズヒロ(TRY-EX)
<第4試合 キックボクシングルール ライト級 3分2R 延長あり>
●新垣竣太(チャモアペットムエタイアカデミー)
 判定3-0
○KING MASA(UACSキックボクシング)
<第3試合 ちびっこキック 2分2R>
●大戸海秀(B-FAMILY NEO)
 判定3-0
○中野愛実(パワーオブドリーム)
<第2試合 キックボクシングルール 53kg契約 3分2R>
●枝一路(Team S.R.K)
 判定3-0
○三輪流輝(GTジム)
<第1試合 キックボクシングルール 72kg契約 3分2R延長あり>
○三澤イサオ(NKS)
 判定3-0
●326(チームピットブル)
大会の全容と詳細は、マット界舞台裏7月19日号木谷野望不仲大物猪木秘密シン祭DIVA分析TRIBELATE STRIKERに掲載されました。
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