4・15『REBELS.11』で対決する日菜太が毒舌・藤田ゼンにアンサー!

 4月15日、ディファ有明「REBELS.11」で藤田ゼンとの対戦する日菜太の試合1週間前コメントをお届けする。
 藤田のインタビューは、あまりの過激さで大きな反響があった。これに藤田の言う”温室育ちの野菜”こと日菜太がどう応えるか?
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日菜太と藤田ゼン
――まずは、”レーワルデンの悲劇”と言える今年1月28日、オランダ、IT’S SHOWTIMEのアンディ・リスティ戦の敗戦(1RKO負け)を振り返ってください。
日菜太 思い出したくもないような試合だったので、もう一回、ヨーロッパに呼んでもらってリベンジできるように頑張ります。
オランダでなくてもベルギーでもスペインでもチャンスを掴みとれるように。
――アルトゥール・キシェンコやマイク・ザンビディスといった世界的強豪に勝利している日菜太からしても欧州で戦うトップファイターは違うものですか?
日菜太 決してそうは思いません。ただ、日本で勝つよりもヨーロッパで勝つ方が難しい部分はあります。
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タイロン・スポーンとアンディ・リスティ。このリスティは日菜太を秒殺KOした実績をもつ
――リスティ戦の敗因は?
日菜太 気持ちの面で覚悟が足りなかったことだと思います。
――リスティとすぐに再戦したとして、勝てる自信はありますか?
日菜太 すぐにでも後ででも、時間とかそういうのは関係ないと思います。決意と覚悟をしっかり持ってやれば問題ない思います。
――現在の体調は?
日菜太 (練習のピークで)疲れていますがボチボチです。
――目前に迫った、4月15日、藤田ゼン戦の次戦への意気込みを聞かせてください。
日菜太 次の試合、2年ぶり(2010年3月27日の中島弘貴戦以来)ぐらいの対日本人なんで、どれだけの差を見せられるかがテーマですね。
色んな良いことも悪いことも経験して、オランダで負けてから辛い思いもあるので、今年は、人生変えなきゃいけないなって、キックボクサーで飯が食えるようにって証明しなくちゃ。
――かなりの毒舌を振りまいている藤田ゼンの印象は?
日菜太 言葉はともかく、(取り寄せたVTRで見た)試合は、意外に華がないっていうか、コツコツしてる感じ。
しっかり自分の良さを出していければ問題ないなと。試合に懸ける想いが違いますから。
――想い?
日菜太 藤田選手で尊敬するのは、社長で社員を食わせているといういこと。凄い人です。
僕は、でも、僕のように(プロキックボクサー以外の)仕事っていう後ろ盾がない人間が、
(キックとは別の)仕事を持っている人間に負けるわけにはいかない。
そんな人に負けると価値がないと思うんで、しっかりやるだけです。
――どんな内容になりそうですか?
日菜太 圧倒的に、みんなが皆、日菜太の勝ちだなって勝ち方、KOですね。
――どんな形で?
日菜太 今、テーマにしていることがあって、そのテーマができれば。
――藤田選手も指摘していましたが、日菜太選手は
「ガンガン前に出てくるファイターに弱い」という定説が出始めています。
日菜太 そういうのもしっかり変えていければなと。
――猛ファイターのザンビディスには完勝しています。
日菜太 サウスポーのキッカーがパンチャーに負けるわけにはいかないんで。
――藤田選手は日菜太選手を「温室育ちの野菜」と揶揄しています。
日菜太 別にそこに関しては……やってきたリングと相手が違うと思っているので。
「(ジョルジオ・ペトロシアンやキシェンコのような)あんなに強い奴とやれんのか?」と。
――藤田選手と日菜太選手とでは、レベルが違う?
日菜太 それは、やってみないと。試合を見て判断していただければ。
――今後の抱負を聞かせてください。
日菜太 9月17日の「IT’S SHOWTIME in Yokohama」に向けて、まずは白星。
しっかり見せて勝ちます!
応援していただいている皆さんをガッカリさせたり、浮き沈みのある人生ですが、
まだまだこれからなので、応援、よろしくお願いします!
――藤田選手は「湘南の太陽は昇らない」と言っています。
日菜太 いえ、昇ると思います!
■ REBELS.11
日時:2012年4月15日(日) 15:30開場 15:40オープニングファイト開始 16:00本戦開始予定
会場:ディファ有明(TEL 03-5500-3731)
<第10試合 REBELS メインイベント スーパフェザー級 3分5回戦 WPMF日本ルール>
ゴンナパー・シリモンコン(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級7位)
vs.
梅野源治(PHOENIX/WPMF世界スーパーフェザー級王者、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級10位、元WPMF日本スーパーバンタム級王者、元M-1フェザー級王者、元WBCムエタイルール日本スーパーバンタム級王者)
<第9試合 IT’S SHOWTIME JAPAN セミファイナル 70kg級 3分3回戦 IT’S SHOWTIMEルール>
日菜太(クロスポイント吉祥寺/元RISEミドル級王者)
vs.
藤田ゼン(エイワスポーツジム/元日本ウェルター級1位)
<第8試合 REBELS WPMF日本ライト級王座決定戦 3分5回戦 WPMF日本ルール>
水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF日本ライト級1位)
vs.
遠藤信玄(スクランブル渋谷/WPMF日本ライト級2位)
<第7試合 REBELS WPMF日本スーパーフライ級王座決定戦 3分5回戦 WPMF日本ルール>
伊東拓馬(士道館橋本道場/マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/WPMF日本バンタム級1位、MA日本バンタム級1位、元MA日本バンタム級王者)
vs.
松崎公則(STRUGGLE/WPMF日本スーパーフライ級2位)
<第6試合 IT’S SHOWTIME JAPAN STJ55kg級王座決定トーナメント準決勝戦 3分3回戦(延長3分1R) IT’S SHOWTIMEルール>
出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット)
vs.
鷹大(ウィラサクレック・ムエタイジム/WPMF日本スーパーバンタム級4位)
<第5試合 REBELS 68kg契約 3分5回戦 WPMF日本ルール>
T-98(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
vs.
アーサー・雅仁(習志野ジム/マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/MA日本スーパーウェルター級1位)
<第4試合 REBELS スーパーバンタム級 3分5回戦 WPMF日本ルール>
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーバンタム級6位)
vs.
ロームラン・オーベンチャマート(タイ/元ルンピニースタジアム認定バンタム級3位)
<第3試合 REBELS アトム級 2分3回戦 WPMF日本ルール>
Little Tiger(F.TEAM TIGER/WPMF日本女子アトム級王者)
vs.
百花[モモカ](T.B.NATION)
<第2試合 REBELS ウェルター級 3分3回戦 WPMF日本ルール>
板倉直人(スクランブル渋谷/WPMF日本ウェルター級6位)
vs.
左 禅丸(アカデミア・アーザ/元J-NETWORKウェルター級4位)
<第1試合 REBELS フライ級 3分3回戦 WPMF日本ルール>
古田恭人(はまっこムエタイジム)
vs.
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/元M-1ジュニア45kg級王者、元KAMINARIMON45kg級ジュニア王者)
<オープニングファイト第2試合 REBELS スーパーバンタム級 3分3回戦 WPMF日本ルール>
片島聡志(藤原敏男スポーツジム)
vs.
渡辺優太(エイワスポーツジム)
<オープニングファイト第1試合 REBELS 52kg契約 3分3回戦 WPMF日本ルール>
矢島直弥(はまっこムエタイジム)
vs.
作間晃雄(S.V.G.)
大会概要・チケット情報などはこちら
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