1・22『REBELS.10』アイドル戦士飯田なお応援に果山サキが熱唱+闘魔x出貝泰佑インタビュー

 1月22日、ディファ有明で開催される『REBELS.10』で、キャリア7戦目にしてLittle Tigerの持つWPMF日本女子アトム級タイトルに挑戦する飯田なおに強力なサポーターが現れた! 昨年、クラウンよりメジャーデビューした実力派シンガー、果山サキである。
 “女子高生アイドルファイター”としてテレビで活躍する飯田なおのファイトに感銘を受け、飯田の応援歌として創られたファーストアルバムの巻頭曲「Fly」を、このタイトルマッチで入場してくる飯田の為にリング上で生歌唱、エールを贈ることとなった。
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 これは、今回、タイトルマッチという大切な試合に臨む飯田へ激励の意味も込め歌いたいと思い、飯田サイドへ想いを伝え実現したものだ。当日は、歌詞の一部を変更し、タイトルマッチバージョンを披露する。チャレンジャー、飯田なおの気迫を盛り立てる素晴らしい歌声は楽しみなのだ。
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 1月22日、ディファ有明、『REBELS.10』で行われるIT’S SHOWTIME JAPAN公式戦、55kg級、3回戦で戦う“狂気の新宿鮫”闘魔と“バンゲリングベイの貴公子”出貝泰佑の試合直前インタビュー。

<IT’S SHOWTIME JAPAN 第2試合 セミファイナル 55kg級 3分3回戦 IT’S SHOWTIMEルール>
闘魔(新宿レフティージム/WPMF日本バンタム級王者、WBCムエタイルール日本バンタム級王者、M-1スーパーフライ級王者、元WPMF日本スーパーフライ級王者、元J-NETWORKスーパーフライ級王者)
vs.
出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKスーパーバンタム級3位)
【出貝泰佑(でがい・たいすけ)】
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――新人時代ながら前WPMF日本バンタム級王者の一戸総太選手に勝ち、闘魔選手が一昨年に引き分けているキョウヘイ・ゴールドライフ選手にKO勝ちしている出貝選手ですが、改めて自己紹介をお願いします。
出貝:一発で倒せる自信があります。得意な右ストレートでも他の技でも。
――それは、キックボクシング五冠王の闘魔選手相手でも?
出貝:ええ。アグレッシブに来るタイプだと思うんで。前蹴りを使ってきつつ、肘打ちの代わりにパンチばーっと打ってきて、俺が押されて一見ピンチになりながら一発で倒す。そんなイメージです。失神させる自信ありますよ。
――闘魔選手のことは、重々研究済みということですね?
出貝:自分と対戦する可能性がある選手は、よくチェックするんですが、(下の階級から上がってきた闘魔選手は)今までほとんど見たことがありません。(同じチームの)藤原あらしさんとの試合くらいですかね。
――刃物の様な肘打ちと前蹴りを主武器に積極果敢なファイトスタイルの闘魔選手ですが、インタビューなどでの毒舌ぶりも目立ちます。
出貝:馬鹿なクソガキ。
――「馬鹿なクソガキ」ですか?
出貝:発言とか。(あらし戦の前に流れたプロモーションビデオで言い間違えた)最先端距離とか。まあ、面白いと思いますけどね。ああやって騒いでいるのは。
――確かにあらし戦の前は、凄まじい口撃でした。
出貝:いいんじゃないっすかね。プロとして必要だと思うし。
――さて、今回から初めて公式戦が始まるIT’S SHOWTIME JAPAN(以後:STJ)ですが、ここで採用されるIT’S SHOWTIME(以後:ST)ルールは、今まで主に肘打ちあり、首相撲無制限のキック(ムエタイ)ルールで戦ってきた出貝選手にとってどうでしょう?
出貝:STルール、やり易いですね。ヒジヒザありも良いですが、それ以外にも武器があるんで大丈夫です。
――ST世界タイトルは、最軽量級が61kg級までしかありませんが、STJタイトルは、55kg級を設置する予定もあるようです。
出貝:(獲る)自信あります。
――そこで意識している選手はいますか?
出貝:(一度判定負けしているWPMF日本スーパーバンタム級王者の)清水雄介選手と王座決定戦をしたいです。
――選手キャッチコピーでは“バンゲリングベイの貴公子”“バンゲ王子”といったハンサムな部分が推し出されています。
出貝:ハンサムだとか思わないけど、これからは“マダムキラー”がいいですね。
――プライベートでは、ウサギを飼われていますが、兎を抱いたマダムキラーな感じ?
出貝:ええ、うちのウサギに伝授されたラビットキックで馬鹿なクソガキをKOしてやりますよ!(笑)
【闘魔(とうま)】
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――まずは、対戦相手、出貝選手の印象を聞かせてください。
闘魔:知らない。どうでもいい。
――先にインタビューした出貝選手は、口の悪い闘魔選手を「馬鹿なクソガキ」と表現していました。
闘魔:そんな人知らないから、どうでもいいし、ディスってる時間がもったいないから、その分、練習した方がいいっす。
――出貝選手の研究は、必要ない?
闘魔:うん。仲間からは「マメに攻撃する人」と聞いています(笑)。最近、試合してましたっけ?
――昨年10月23日のREBELSのSTルールで、強豪のヨーラダップ・ダーオペッリュウ(元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者)に圧勝しています。
闘魔:(その試合を見る前に)ああ、途中で帰った! その試合の存在すら知らなかった(笑)。
――次の試合は、STJ公式戦でSTルールとして行われます。ここのところ鋭い肘打ちが主武器となっているムエタイ五冠王、闘魔選手の肘打ちなしルールは、いかがなものでしょう?
闘魔:みんなソレ言うっすね? ダイジョブですって! 確かにヒジ面白いっすよ。凶器だから。こんなヒジ出すヤツ、日本にいないっしょ?(危なすぎて)NGファイターね(笑)。とは言っても、パンチとかヒザとかも凶器っぽいっすよ。ボクシングみたいなパンパンパンじゃなくて「刺す!」みたいな。パンチもヒザも。刺す! 刺し壊す! 前蹴りなんか常に刺す。前蹴りは、(相手を押し込めて)防御みたく使う選手がほとんどじゃないっすか。じゃなくて、刺す! 5ラウンドあれば、メッチャ効いてきますよ。(タイ人トレーナーの)ヌンポンに「前蹴りだけで4ラウンドで倒せる!」って言われてます!
――あの……STルールは、タイトルマッチでない限り、全て3ラウンド制なのですが。
闘魔:ぶっひゃっひゃっひゃ! そうでした!(爆笑)。ダイジョブですって! 強い方が勝つから!
――スーパーフライ級(52.16kg)デビューで、現在、バンタム級(53.52kg)のタイトルを保持する闘魔選手ですが、今回、初の55kg契約となります。
闘魔:ゼンゼン余裕! 逆にいいかなくらい。減量、きつかったから。55kgだって楽ではないもん。身長は170cmあるし、リーチとか不安ないっす。
――階級が上がると体格差だけではなく、相手のパワーも段違いになります。
闘魔:そんな変わんないっすよ。フェザー(57.15kg)くらいまでゼンゼンいける。だいたい、うちのジムの仲間、大きいのが多いんで(WPMF日本ランカー、フェザー級、清川祐弥、スーパーフェザー級、SHIGERU、ライト級、金澤元気など)、問題ないし。
――STJ日本タイトルには、55kg級も制定される予定があるそうです。
闘魔:なら、六本目のベルトもいただきっす! ルッツ、来るんっすか?
――IT’S SHOWTIMEのサイモン・ルッツ代表ですか? 今回は、欧州から呼んでいる選手もいませんし、試合後にSTJ公式戦結果を報告して、DVDで試合を見ていただくということですが。
闘魔:じゃあ、「コイツを次、世界タイトルに挑戦させよう」って言うような試合しますよ。
――あの……ST世界王座は、61kg級が最軽量級で、まだ、55kg級はありません。
闘魔:えっ……じゃ、DVD見たら「コイツすげえ! 55kg級、作らなきゃ!」って言わせますよ。すべては、オレ次第っすね!
――存在感で階級を作らせるですか……凄い自信です。
闘魔 だって、魔裟斗とかって、そうだったんじゃないっすか?
――確かに。
闘魔 魔裟斗選手って、オレが中学校の時に見てた時、スゲえヒールだったんっすよ。「スターになって、いい暮らしして、いいクルマ乗って」とか言ってて。けど、それって正解じゃないっすか。オレ、お金も名誉も欲しいし! 絶対、ホントは、皆、そうっすよ。隠してるだけでしょ?
――藤原あらし選手などは、ロマンとして「打倒ムエタイ」に命を懸けています。
闘魔:オレ的には、今の日本軽量級見て「打倒ムエタイしてる状態なの?」って感じ。皆、「タイ人とやれよ」とかすぐ言うけど、そんな暇ねえんだよって。それより、日本を盛り上げなきゃ。オレはタイでスターになりたいわけじゃないんで。日本でスターになりたいから。ヒジ好きだけど、こだわりないんで。「キックはヒジありじゃなきゃ」って人ディスってるわけじゃないけど、オレにはないっす。日本でまだ倒すべき相手がいて、そいつら全員に勝って、日本最強で、そっから世界獲って、よくないっすか? オレ、ラスベガスで試合したいもん。女にもてたいし(笑)。
――毒舌まみれですが、ある種、正論でもあります。
闘魔:身内の応援団で友達が盛り上がるのは、ありがたいけど当たり前っすよ。それだけでなしにオレの応援してない人が「闘魔、面白いな!」って試合します。インタビューにしたって、「頑張りま~す!」「KOしま~す!」って、そんなの当たり前じゃないっすか? けど、そんなんばっかだし。逆にいいですけど。オレが目立って(笑)。あ、そうそう、もうひとつあるんっすよ。
――なんでしょう?
闘魔:あらし! 藤原あらしだけは、オレ、もう一度、どうしてもやりたいっす。もちろん、ムエタイルールでいいし、体重だって、バンタム級以下じゃないとやらないって言うんなら、死ぬ気で落とします!
――打倒ムエタイに関心のない闘魔選手ながら、珍しいこだわりのような気がします。
闘魔:ムエタイじゃなくて、最強にこだわりがあるんっす!
――それらの為にも次の試合、次の試合でどれだけのものが見せられるかですね。
闘魔 そうそう、テストマッチっすよ。ルッツが採点する。お客さんも採点する。皆、「刮目して見とけ!」ってことです!
――刮目(かつもく)とは、難しい言葉を使われますね。あらし戦前に収録したプロモーションビデオ用インタビューで「最短距離」を「最先端距離」と言い間違えた闘魔選手らしからぬ。
闘魔:アレ、今年の流行語大賞狙った闘魔語ですって!(笑)
――では、最後に一言、お願いします。
闘魔:うっす。デガワ? いや、デガイか(笑)。そいつを最先端距離でぶっ倒してやるから、皆さん、刮目して見てね!(爆笑)
大会概要はこちら
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