8月23日付で、小川直也プロレス引退説を全面否定した筆者としても、この事態は衝撃だった! IGFのリングで様々な強豪と闘い、メインを務めてきた小川直也が、昨日9・25『IGF GENOMU 13』JCBホール大会の出場辞退を個人のブログ上で発表した。
彼の周辺で、いったい何があったのか? ブログでは、カードに対しての不満を囁いている。今回オファーのあった相手は、ゼロワン所属選手と推測される。では、なぜ彼がゼロワン選手との闘いを拒んだのか? そこには、小川と故橋本真也との友情に原因がある。
ゼロワンにおいては、橋本真也追悼企画として、長男・大地のリングデビューを企画しているようだ。だが、それも小川にとって納得できない原因のようだ。橋本と共にゼロワンを盛り上げていた時代…小川と橋本はリングを超えた盟友だった。そして、ゼロワンの倒産に絡むクーデター。橋本を追い込んだのは、現ゼロワンのメンバーであるという彼の思いが、ゼロワン選手との対戦を拒んだ要因であると考えられる。この辺りの事情は、『マット界舞台裏9月9日号』に詳しい。
「望まれれば試合をするのがプロだろう」という考え方もあるが、「プロ」という定義を超えた義理人情が、出場を拒ませたのだ。
対戦カードの不満により出場を拒むほどの確執とは一体何なのか? そこには、ゼロワン時代の、絶対に、認めることのできない事実があった。
続く 高尾淳
小川直也が『IGF GENOMU13』JCBホールを辞退!マット界引退か?真意を紐解く
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