ベラトール166、タイタンFC42 JZカルバン復帰、最後のレガシーFC63~北米3大会

(C)Bellator

 12月2日(現地時間)にオクラホマ州タッカービルで『Bellator 166』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。そして、日本でもインターネットテレビ局「AbemaTV」(アベマ・ティーヴィー)と正式契約し、毎大会、生放送も開始され盛り上がっている。
 今大会のメインはバンタム級王座戦で、王者エドゥアルド・ダンタスが挑戦者ジョー・ウォーレンを相手に防衛戦を行った。この両者は過去に対戦しており、その時はウォーレンが判定勝ちしている。従って王者ダンタスにとって防衛戦であると同時にリベンジマッチでもある。ウォーレンはレスリングエリートだ。MMAデビュー戦でいきなり山本KIDに勝利で世界的に名前をあげた。ベラトールを主戦場にベテランとなりながらも頑張っている。試合は、ウォーレンのタックルをきってダンタスがテイクダウンを許さず距離をとって翻弄。判定でダンタスが勝利し、王座防衛と共にリベンジにも成功した。

■ Bellator 166
日時:2016年12月2日(現地時間)
場所:アメリカ・オクラホマ州タッカービル

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○エドゥアルド・ダンタス(ブラジル/王者)
 判定 2-0
●ジョー・ウォーレン(米国/挑戦者)

<フェザー級>
○A.J.マキー(米国)
 判定 3-0
●エマニュエル・サンチェス(米国)

<バンタム級>
○マルコ・ロウロ(ブラジル)
 判定 2-1
●L.C.デイビス(米国)

<ミドル級>
○クリス・ハニーカット(米国)
 判定 3-0
●ベン・レイター(米国)

Titan FC 42: Lima vs. Jackson
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 12月2日(現地時間)にフロリダ州コーラルゲーブルスで『Titan FC 42: Lima vs. Jackson』が開催された。
 UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会は2大王座戦としてウェルター級王座戦、バンタム級座決定戦が行われた。
 ウェルター級王座戦は、王者ディェゴ・リマが挑戦者ジェイソン・ジャクソンを迎え撃つ。共にUFC参戦経験者であり、実力拮抗と下馬評ではほぼ互角だ。試合は、なんとジャクソンがスタンドの攻防で右ストレートで打ち抜き、リマが吹っ飛ぶ様にダウン。追撃のパウンドでレフェリーがストップし、ジャクソンがTKO勝利で新王者に輝いた。ジャクソンは興奮して金網によじ登りケージの外に飛び出して喜びを表したのだった。

 バンタム級王座決定戦は、トーナメントを勝ち上がってきたアンドリュー・ウィットニーとファカド・シャリポフが決勝戦で対戦。共にローカル大会で実績を積みタイタンFCと契約してトーナメントを勝ち進んできた同士だ。試合はグランドで有利に試合を進めたシャリポフが判定勝ちで新王者に輝いた。

 また日本ではJZカルバンという名前でブレイクしてたジェシアス・カバウカンチも再起戦に挑んでいる。ロバート・ターンクエストを寝技で翻弄し判定勝ちした

■ Titan FC 42: Lima vs. Jackson
日時:2016年12月2日(現地時間)
場所:アメリカ・フロリダ州コーラルゲーブルス

<ウェルター級王座タイトルマッチ>
○ジェイソン・ジャクソン(挑戦者/ジャマイカ)
 1R 2分10秒 TKO
●ディェゴ・リマ(王者/ブラジル)

<バンタム級王座決定戦>
○ファカド・シャリポフ(キルギス)
 判定 3-0
●アンドリュー・ウィットニー(米国)

<ライト級>
○タズ・グリーン(米国)
 判定 3-0
●マーティン・ブラウン(米国)

<ウェルター級>
○ジェシアス・カバウカンチ(ブラジル)
 判定 3-0
●ロバート・ターンクエスト(米国)

Legacy FC 63: Harris vs. Cobb
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 12月2日(現地時間)にオクラホマ州タルサで『Legacy FC 63: Harris vs. Cobb』が開催された。
 ASX-TVが全米生中継する北米MMAシーンを支える中堅大会であるレガシーFCは、UFCやベラトールなどメジャー団体との契約を勝ち取ろうとする若手だけでなく、UFCなどからリリースされた選手も再契約を目指し参戦する事も多い。しかし、Legacy FCミック・メイナード社長がUFCのマッチメーカーに就任する事になり、Legacy FCは2017年からはRFAと合併され、レガシーFAとなる事となっている。第一弾となる1月13日の大会では、バンタム級王座統一戦でレガシー王者スティーブ・パターソンと、RFA王者レアンドロ・ヒゴが行われる。
 そして今大会は、Legacy FCとしては最終興行となり、王座戦は組まれず、ジェラルド・ハリス対アーロン・コブがメインとなった。元UFC、WSOFというだけではなく、日本のドリームで中村和裕にも勝利しているハリスに対し、ローカル大会で実績を積んでレガシーFC初参戦のコブという対照的な両者の対決は、MMAではあまり見られない衝撃の結末だった。スタンドで抱きつく体勢のコブをそのまま前にスラムの様に浴びせ倒したハリスがKO勝利。Legacy FCとして最後の試合はハリスがKO勝ちとなった。

■ Legacy FC 63: Harris vs. Cobb
日時:2016年12月2日(現地時間)
場所:アメリカ・オクラホマ州タルサ

<キャッチウェイト>
○ジェラルド・ハリス(米国)
 1R 0分48秒 KO
●アーロン・コブ(米国)

<ウェルター級>
○リヴァイ・クイーン(米国)
 1R 1分56秒 TKO
●トレイ・ヒューストン(米国)

<バンタム級/5分3R>
○リヴァイ・モウルズ(米国)
 2R 1分27秒 TKO
●ジミー・フリック(米国)

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