カリスティコ-ゲレーロCMLL金曜日定期戦、カイル・オライリー新ROH王者『ファイナル・バトル2016』

(C)CMLL

 12月2日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会では遂に因縁が再燃した初代ミスティコことカリスティコと、ウルティモ・ゲレーロが6人タッグで激突。カリスティコはCMLLの象徴と言えるアトランティスと急成長中のエル・バリアンテと組んで、ロス・ゲレーロスと対戦した。
 試合は入場と同時にゲレーロスが襲いかかり乱戦でペースを掴んでカリスティコの覆面を破って連携プレイでゲレーロスがフォール勝ちで1本先取。しかし2本目はテクニコ軍が逆襲でアトランティス、バリアンテがゲレーロスを仕留めて2本目を奪い返した。そして3本目、当然、抗争勃発中のカリスティコとゲレーロがやりあうが、最後は、ゲレーロが老獪にエウフォリアがレフェリーの死角に入り2人で丸めこんでフォール勝ち。当然、テクニコ軍は反則だと訴えるが、裁定は覆らずゲレーロスの勝利となった。試合後、怒りのカリスティコは遂にゲレーロに対し、究極の最終決着戦、マスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ)を要求。超大物2人のコントラ戦が実現の可能性が高まってきた。

 またセミファイナルにはレジェンドでありながら再び定期的にアレナ・メヒコ参戦をはじめたマスカラ・アニョ・ドスミルが兄シエン・カラスの息子達と組んで(おそらくシエン・カラスの息子達がCMLLと契約した為、知名度絶大な伯父が一時的に定期参戦していると思われる)、ボラドールJr.、マキシモ・セクシー、マルコ・コルレオーネというCMLLテクニコのトップ勢と対戦。ドスミルの老獪なテクニックで3対1になるようにしてテクニコ勢を痛めつけるものの、逆襲にあい、コルレオーネのエア・コルレオーネでまずテクニコ軍が1本先取。そして2本目はオカマキャラのマキシモのキス攻撃で面喰ったドスミルがフォール負け。テクニコ軍がストレート勝ちとなった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2016年12月2日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、エチセロ、エウフォリア
 2-1
●カリスティコ、アトランティス、エル・バリエンテ

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、マキシモ・セクシー、マルコ・コルレオーネ
 2-0
●マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ

<シングルマッチ>
○ネグロ・カサス
 ジャベ
●アンヘル・デ・オロ

ROH Final Battle 2016
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 12月2日(現地時間)にニューヨーク州ニューヨーク市で『ROH ファイナルバトル2016』が開催された。
 WWE、TNAに次ぐ全米第三のプロレス団体であるROHの年間最大興行である『ROH ファイナルバトル2016』だけに3大王座戦に、新設された6人タッグ王座決定戦まで組まれた。
 メインは当然、ROH世界ヘビー級王座戦で、王者アダム・コールがカイル・オライリーの挑戦を受けた。この両者は元々、フューチャー・ショックという若手タッグチームとして活躍していたが、タッグ解散後、コールはヒールに転向し、ROHではキングダム、PWGではマウント・ラッシュモアというヒールユニットを結成して暴れまわり、現在2度目の戴冠でヘビー級王座に君臨している。オライリーはボビー・フィッシュとのタッグ、レッドラゴンとしてブレイクしている。どちらかというとタッグ屋というイメージが強いオライリーだが、シングルプレイヤーとしても王座獲りを狙い、コールが王者になった時、挑戦を訴えた。この2人はタッグ解散後もライバルとして絡んでおり、宿命の対決となった。
 試合は反則ありのノーDQマッチな為、バケツ、テーブルなんでもりの激しい攻防となった。そして最後はなんと画鋲をリングにばらまき、画鋲の上でオライリーがコールに腕十字。お互いに身体に激痛が走る中、遂にコールがタップ。オライリーが宿命のライバルから一本勝ちして遂に悲願のROH世界ヘビー級王座に輝いたのであった。

 タッグ王座戦は現王者のヤング・バックスが、ROHレジェンドであるブリスコ兄弟の挑戦を受けヤング・バックスが防衛。しかし、試合後に大事件が起こった。なんと突然、会場のスクリーンにマット・ハーディが映ったのだった。マットはお前らも凄いが宇宙一のタッグチームはハーディーズだ。お前らをデリート(消し去る)と決め台詞で挑発したのだった。マットは2016年いっぱいはTNAと契約があり、TNAとROHは絶縁状態で専属契約の選手はROHに出る事はできない。マットは2016年でTNAと契約が切れたらROHに上がるのか?しかし、WWE復帰も根強く噂されている為、マットの本心は計り知れない。今後のマットの動きから目が離せないだろう。

 TV王座戦は、英国遠征で、王者がボビー・フィッシュ、ウィル・オスプレイ、マーティ・スカールと王座が移動し、元々、挑戦権をもっていたCMLLからの刺客ドラゴン・リーに前王者としてリマッチ権を持つフィッシュ、オスプレイも混ぜて4WAYマッチで王座戦が行われる事になった。しかし直前にフィッシュが家族の病気で欠場し3WAYに変更。試合は、激しい空中戦が展開されるも、最後はスカールがリーをサブミッションで仕留めて王座防衛を果たした。

 そして初代6人タッグ王座決定戦は、トーナメントを勝ち上がってきたリオ・ラッシュ、ジェイ・ホワイト、KUSHIDAと新生キングダム(マット・テイヴェン、ヴィニー・マルセリア & TKオライアン)で争われた。

 更に、WWE離脱後、大物としてTNAや世界の団体を渡り歩いているコーディ・ローデスがROHデビュー戦を行った。対戦相手は、なんといきなり前ROH世界ヘビー級王者であるジェイ・リーサルだ。試合は、激しい攻防が続いたが、なんとレフェリーが試合に巻き込まれ目をそらした隙にコーディがリーサルに反則のローブロー(急所攻撃)。そしてクロス・ローズを決めてフォール勝ちしてしまったのだった。試合後、リーサルに中指を立てて挑発。コーディはROHではヒール転向という感じだ

■ ROH FINAL BATTLE 2016
日時:2016年12月2日(現地時間)
場所:アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク

<ROH世界王座タイトルノーDQマッチ>
○カイル・オライリー(挑戦者)
 腕十字
●アダム・コール(王者)

<ROH世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ヤングバックス(王者)
 ピンフォール
●ブリスコ・ブラザーズ(挑戦者)

<ROH世界TV王座3WAYマッチ>
○マーティ・スカール(王者)
 クロスフェイス・チキンウィング
●ドラゴン・リー(挑戦者)
ウィル・オスプレイ(挑戦者)

<ROH世界6人タッグ王座決定戦>
○ザ・キングダム(マット・テイヴェン、ヴィニー・マルセリア & TKオライアン)
 ピンフォール
●リオ・ラッシュ、ジェイ・ホワイト、KUSHIDA

<シングルマッチ>
○コーディ・ローデス
 ピンフォール
●ジェイ・リーサル

<グラッジマッチ>
○ダルトン・キャッスル
 ピンフォール
●コルト・カバナ

<シングルマッチ>
○サイラス・ヤング
 ピンフォール
●獣神サンダー・ライガー

<6人タッグマッチ>
○ザ・リベリオン(ケニー・キング&レット・タイタス&カプリス・コールマン)
 ピンフォール
●アレックス・シェリー、クリス・セイビン、ドノヴァン・ダイジャック

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