WWE RAW大会、SmackDown Live大会、PWGバトル・オブ・ロサンゼルス2016

(C)2016 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 9月15日(現地時間・放送日)に放送されたRAW大会は、PPV大会「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ2016」で、新WWEユニバーサル王者のケビン・オーエンズが、セス・ロリンズ、ロマン・レインズと3WAY防衛戦を行うことが可能性が出てきた。2016年8月29日放送のRAW大会で行われたWWEユニバーサル王座決定4WAY戦にトリプルHが乱入して、なんと弟子であるロリンズにペディグリーを見舞い、オーエンズのアシストする謎の行動に出た事を受け、番組冒頭では、新王者オーエンズの祝賀会が開催されたが、場内は激しいブーイング。GMであるミック・フォーリーはコミッショナーのステファニー・マクマホンにトリプルHの行動は知っていたのではないかと疑惑の目を向けたが、ステファニーは知らなかったと反論。2人ともトリプルHに、その理由を確かめようとメールをしているが、反応がないという事だった。ここにロリンズが登場して、オーエンズと口論。これを受け、ステファニーはなんとロリンズを謹慎処分にしようとするが、フォーリーは、揉め事はリングで解決させると「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ2016」でオーエンズ対ロリンズの王座戦を行うと決定してしまったのだった。
 しかし、メインでオーエンズがサミ・ゼインを倒すと、今度はレインズが乱入。これを見たフォーリーは、2016年9月12日放送のRAW大会でレインズがオーエンズとのシングル戦に勝てば、PPV大会「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ2016」のメインにレインズを加えての3WAY戦に変更すると発表したのだった。オーエンズの王座を巡り、ロリンズとレインズが名乗り上げる形となったが、今後、どうなるのか?今後のWWEマットから目が離せないだろう。

■ WWE RAW大会
日時:2016年9月5日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ

<シングルマッチ>
○ケビン・オーエンズ
 ピンフォール
●サミ・ゼイン

<シングルマッチ>
○ブラウン・ストローマン
 ピンフォール
●シン・カラ

<シングルマッチ>
○ダレン・ヤング
 ピンフォール
●ジンダー・マハル

<シングルマッチ>
○ナイア・ジャックス
 ピンフォール
●アン・エスポージト

<タッグマッチ>
○シャイニング・スターズ
 ピンフォール
●エンツォ・アモーレ、ビッグ・キャス

<7番勝負3試合目>
○シェイマス(2勝)
 ピンフォール
●セザーロ(0勝)

<シングルマッチ>
○セス・ロリンズ
 ピンフォール
●クリス・ジェリコ

<シングルマッチ>
○ボー・ダラス
 ピンフォール
●カイル・ロバーツ

<シングルマッチ>
○ベイリー
 ピンフォール
●シャーロット

 9月6日(現地時間・放送日)に放送されたSmackDown Live大会は、PPV大会「バックラッシュ」で対戦が決定しているWWE王者ディーン・アンブローズと挑戦者AJスタイルズの公開討論会が行われた。
 王座のベルトとバッグをもって出てきたアンブローズは、バッグを開き、中からトロフィーを取り出した。そしてAJスタイルズに王座戦への参加賞だ、お前が得られるのはこのトロフィーだけだと挑発したのだった。これに対し激怒したのはAJスタイルズだった。自分はジョン・シナに一騎打ちで勝利した、アンブローズはジョン・シナより下だと逆にアピールしたのだった。これにアンブローズは自分はシナとは違う、今度の戦いは戦争になると反論。激しい口論となった2人、遂にAJスタイルズがローブローでアンブローズを叩きのめしてしまったのだった。前哨戦ではAJスタイルズが勝った形だが、王座戦はどうなるのか?今後のWWEマットから目が離せないだろう。

■ WWE SmackDown Live大会
日時:2016年9月6日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ネブラスカ州リンカーン

<タッグ王者決定トーナメント準決勝>
○ヒース・スレーター、ライノ
 ピンフォール
●ハイプ・ブロス

<タッグ王者決定トーナメント準決勝>
○アメリカン・アルファ
 ピンフォール
●ウーソズ

<6人タッグマッチ>
○ナタリア、アレクサ・ブリス、カメーラ
 コード・オブ・サイレンス
●ニッキー・ベラ、ベッキー・リンチ、ナオミ

<シングルマッチ>
○ザ・ミズ
 ピンフォール
●アポロ・クルーズ

 9月4日(現地時間)にカリフォルニア州レシーダでPWG「2016 Battle of Los Angeles : Stage 3」が開催された。
 北米インディーにおける西海岸の雄であるPWG(プロレスリング・ゲリラ)だが、このバトル・オブ・ロサンゼルスは、インディー最大のトーナメントで、この年のインディー最強の男が決まると言われている。しかも今大会ではWWEを離脱しインディー界に殴りこみをかけて話題のコーディ・ローデスをはじめ、元WWEのクリス・ヒーロー、ブライアン・ケンドリック、WCWでも活躍したレジェンドである獣神サンダー・ライガー、ROHからレッドドラゴンやダルトン・キャッスル、メキシコAAAからペンタゴンJr.、フェニックス、現PWG王者のザック・セイバーJr.、日本でも活躍しているウィル・オスプレイ、リコシェと錚々たるメンバーが集結した。そんな中、決勝に勝ち残った3人はトレヴァー・リー、マーティ・スカール、ウィル・オスプレイという意外なメンバーだった。そして決勝戦ではスカールがリーにチキンウィングを極めて優勝。このスカールは英国の選手で知名度はないが、実力があり、今後、ブレイクすると言われている選手だ。あのコーディ・ローデスも反則のローブローでフォール勝ちしており、この優勝で、今後の飛躍が期待される。

■ PWG「2016 Battle of Los Angeles : Stage 3」
日時:2016年9月4日(現地時間)
場所:アメリカ・カリフォルニア州レシーダ

<「2016 Battle of Los Angeles」決勝>
○マーティ・スカール
 チキンウイング
●トレヴァー・リー、ウィル・オスプレイ

<10人タッグマッチ>
○獣神サンダー・ライガー、チャック・テイラー、ジェフ・コブ、トミー・エンド & セドリック・アレキサンダー
 ピンフォール
●トマソ・チャンパ、サミ・キャラハン、マット・リドル、ピート・ダン & ブライアン・ケンドリック

<「2016 Battle of Los Angeles」準決勝>
○ウィル・オスプレイ
 ピンフォール
●リコシェ

<「2016 Battle of Los Angeles」準決勝>
○マーティ・スカール
 チキンウイング
●マーク・ハスキンス

<「2016 Battle of Los Angeles」準決勝>
○トレヴァー・リー
 ピンフォール
●マーク・アンドリュース

<PWG世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ヤング・バックス(王者)
 ピンフォール
●フェニックス、ペンタゴン Jr.(挑戦者)

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○ウィル・オスプレイ
 ピンフォール
●ザック・セイバー Jr.

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○マーク・ハスキンス
 ピンフォール
●カイル・オライリー

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○マーク・アンドリュース
 ピンフォール
●クリス・ヒーロー

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○マーティ・スカール
 ピンフォール
●コーディ・ローズ

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○リコシェ
 ピンフォール
●ジョン・ヘニガン

<「2016 Battle of Los Angeles」2回戦>
○トレヴァー・リー
 ピンフォール
●ダルトン・キャッスル

電子書籍版は週刊ファイト9月15日号新日テレ朝宮原健斗諏訪魔ランズエンド巌流島NXT大阪T・服部に収録されました。

電子書籍『週刊ファイト!マット界舞台裏』の楽しみ方

THE_WEEKLY_FIGHT週刊ファイト!マット界舞台裏/単独名義作品/Tシャツなど新商品のご購入は、こちらより
クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

【国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト6月16日号UFCダンヘンKunlunFightブアカーオCLASHラウェイ
週刊ファイト6月23日号ヒョードルUFCレスナーWWE赤い怪物TNAゲイル・キム
週刊ファイト6月30日号UFC売却ヒョードル辛勝WWEマネバンDアンブローズ新王者
週刊ファイト7月7日号UFCレスナーVSハントWWEシナAJ過熱ベラトール石井無念
週刊ファイト7月14日号WWE独立記念日アメリカ勝利TNA究極兄弟対決クンルンファイト
週刊ファイト7月21日号UFCパブリック稲垣收試合レポートONEFC資金投入
週刊ファイト7月28日号WWEドラフト結果ドスカラス復活ベラトールRFA
週刊ファイト8月4-11日号WWEバトルグラウンドTNAラシュリーUFCタイファイト
週刊ファイト8月18日号WWEレスナーTNAイーサンUFCタイタンFCマスカラCMLL
週刊ファイト8月25日号TNAコーガン新社長3冠王ラシュリーWWEレインズ英国ベイダー
週刊ファイト9月2日号WWEサマースラムTNAラシュリーUFCマクレガーCMLLマスカラ