Abu Dhabi Warriors
5月24日(現地時間)にUAE・アブダビで『Abu Dhabi Warriors 4』が開催された。
このアブダビ・ウォリアーズは豊富なアブダビのマネーで世界各国からファイターを集結させた万国博覧会の様な豪華なMMA大会として2012年に第一回大会が開催された。その後、音沙汰がなかったが、2015年になって突如、復活。その後はコンスタントに大会を開催している。今大会は第四回大会となり世界各国から選手が集結。メインではUFCのヘビー級戦線トップで活躍したポール・ブエンテロが、最近は日本のパンクラスで活躍しているエリック・プリンドルと対戦した。ブエンテロは、第三回大会で、あのソクジュにTKO勝利しており、実質的にアブダビ・ウォリアーズのヘビー級王者と言える。試合は、まさにヘビー級らしいど迫力決着となった。スタンドでの攻防で、プリンドルのキックに合わせたブエンテロの右パンチが見事に命中。パンチ一発でプリンドルはダウンし、追撃の必要もなくブエンテロのKO勝ちとなった。試合後にはプリンドルもブエンテロの強さを認め、腕をあげ、両者、抱き合って健闘をたたえ合った。
セミファイナルではアブダビ・ウォリアーズのライト級エースであるアレキサンダー・サルナフスキーが、MMA初期から活躍している古豪ジョルジ・パチーユ・マカコと対戦。マカコは近年もレガシーFCの王者となりWSOFにも参戦するなど43歳ながら現役第一線で活躍している。試合は、やはりサルナフスキーが打撃で有利に試合を進め、マカコも食らいついたものの、サルナフスキーが判定で勝利となった。
また日本から佐藤洋一郎が参戦したが、タハール・ハビの右パンチでKO負けとなった。
■ Abu Dhabi Warriors 4
日時:2016年5月24日(現地時間)
場所:UAE・アブダビ
<メインイベント ヘビー級>
○ポール・ブエンテロ(米国)
1R KO
●エリック・プリンドル(米国)
<セミファイナル ライト級>
○アレキサンダー・サルナフスキー(ロシア)
判定 3-0
●ジョルジ・パチーユ・マカコ(ブラジル)
<ライト級>
○アカップ・ステパヤン(アルメニア)
判定 2-1
●ウィル“ザ・キル”チョープ(アメリカ)
<ライトヘビー級>
○ヨアキム・クリスチャンセン(デンマーク)
1R 4分47秒 腕十字
●アンソニー・ルイス(米国)
<ウェルター級>
○タハール・ハビ(アルジェリア/フランス)
1R 2分29秒 KO
●佐藤 洋一郎(日本)
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