(C)Bellator
4月22日（現地時間）にコネチカット州アンキャスヴィルで『Bellator 153: Koreshkov vs. Henderson』が開催された。
UFCに次ぐ世界2番目のMMA団体であるベラトールだが、総合格闘技を作ったと言っても過言ではないパイオニア、ホイス・グレイシーを復帰させ、レジェンド路線が大成功している。更に競技路線も強化し、20116年4月16日にはイタリアに初進出、そしてベラトール・キックボクシングというキック部門もスタートさせているが、今大会では、ミドル級王座戦が組まれ、王者ハファエル・カルヴァーリョに、鳴り物入りでベラトール入りしたメルヴィン・マヌーフが挑戦した。しかし、試合は、打ち合いを避けたいカルヴァーリョとテイクダウンを恐れるマヌーフが、お互いに踏み込まず、距離をとってスタンドでの攻防となり、マヌーフが出るという事で激しい試合を期待していた観客からは激しいブーイング。その後も、多少は動きがあったものの、基本的に、お見合い状態が続き、判定はスプリットでカルヴァーリョが勝利で王座防衛。しかし、両者、消極的な試合運びで、共に評価を落としたという感じだった。
■ Bellator 155: Carvalho vs. Manhoef
日時：2016年5月20日（現地時間）
場所：アメリカ・アイダホ州ボイシ
＜ミドル級王座タイトルマッチ＞
○ハファエル・カルヴァーリョ（ブラジル／王者）
判定 2-1
●メルヴィン・マヌーフ（オランダ／挑戦者）
＜フェザー級＞
○パット・カーラン（米国）
判定 3-0
●ジョージ・カラキャニャン（米国）
＜ヘビー級＞
○ダン・チャールズ（米国）
ドロー
●アウグスト・サカイ（ブラジル）
＜女子フェザー級＞
○アレクシス・デュフレーン（米国）
1R 4分43秒 腕ひしぎ腕固め
●マルース・クーネン（オランダ）
＜ヘビー級＞
○チェイス・ゴムリー（米国）
判定 2-1
●ジョーイ・ベルトラン（米国）
＜ライト級＞
○マーチン・ヘルド（ポーランド）
判定 3-0
●デイブ・ジャンセン（米国）
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