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3月4日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
今大会のメインは、カベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)が決定しているボラドールJr.とネグロ・カサスがタッグで激突した。ボラドールJr.の父親であるスペル・パルカがカサスとのカベジェラ戦に敗れ丸坊主にされているだけに、ボラドールJr.は絶対に父親を敵を討つと誓っており、前哨戦となるこのタッグマッチにテクニコのボス格であるレジェンド、アトランティスと、日本留学から戻ったマスカラ・ドラダと組んで臨んだ。試合はボラドールJr.がカサスを付け狙っている間に1本目はルード、2本目はテクニコが取る。そして3本目、ボラドールJr.との直接対決を避けるネグロに追うボラドールJr.という感じだが、カサスが老獪にレフェリーの隙をついてボラドールJr.にローブローでフォール勝ち。ベテランにしてやられたという感じだ。
セミファイナルは名勝負数え唄と評判の高い、カマイタチとドラゴン・リーのCMLLライト王座戦だ。日本遠征で遂に王座を奪ったカマイタチが今度は王者となって迎え撃つという逆のパターンとなった。試合は1本づつ取り合い、あとは延々と続くカウント2.9の攻防となったが、最後にフェニックスプレックスでドラゴン・リーが勝利。見事に王座に返り咲いた。
また、これまたカベジェラ戦が組まれているマキシモとルーシュもタッグで激突。マキシモは、なんとルードのボス格であるウルティモ・ゲレーロと呉越同舟タッグとなっており、憎きルーシュ、憎きロス・インゴベルナブレスを退治する為ならルードとも手を組んだという感じだ。試合は、当然、ルーシュらが3人がかりでマキシモを集中攻撃するも、隙をついて3人を蹴散らし、場外のルーシュにトペを決めるマキシモ。この隙にゲレーロとコルレオーネがエルスコルピオンとマスカラを仕留め、マキシモ組が1本先取。2本目もマキシモ組が優勢だった為、ルーシュがブチ切れて、マキシモにローブロー、更に注意するレフェリーを突き飛ばし、またルーシュが反則負けでマキシモ組の勝利。しかし、ルーシュはローブローで倒れているマキシモを踏みつけ暴走。マキシモもマイクアピールで一矢報いるが、この抗争、カベジェラ戦まで収まる気配が見えない。
■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年3月4日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ニエブラ、バルバロ・カベルナリオ、ネグロ・カサス
2-1
●アトランティス、ボラドールJr.、マスカラ・ドラダ
<CMLLライト級王座タイトルマッチ>
○ドラゴン・リー(挑戦者)
2-1
●カマイタチ(王者)
<6人タッグマッチ>
○マキシモ、ウルティモ・ゲレーロ、マルコ・コルレオーネ
2-0
●ルーシュ、レイ・エスコルピオン、ラ・マスカラ
電子書籍版は金曜11日発売『週刊ファイト3月17日号』に収録されした。
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