ロマン・レインズ王座防衛も悪夢展開！WWEロウ大会！＋PWG

　1月4日（現地時間・放送日）に放送された『RAW』は、新WWE世界ヘビー級王者であるロマン・レインズに前王者であるシェーマスが挑戦するリマッチが行なわれた。しかし、ただのリマッチではなく、なんとレフェリーがWWE総帥のビンス・マクマホンになってしまったのだ。ビンスは、自分や義理の息子であるトリプルHを襲ったレインズに対して激怒。もっとも、元々はビンスらが、レインズの邪魔を繰り返すからなのだが、これを逆恨みしたビンスは、レインズを嵌める為に、自分がレフェリーになると決めてしまったのだった。つまり、レインズは２対１の戦いを勝ちぬかないといけなくなったのだった。

　番組冒頭ではビンスの愛娘であるステファニー・マクマホンがレインズを挑発。ビンスには誰も勝てない、今日で王座を落としてもレインズは解雇しない、一生、飼い殺しにしてやると残酷な計画も通達。そしてレインズが運命を賭けた王座戦を行なう事になった。試合は、当然、ビンスはシェーマスの味方をして、レインズがフォールしても、カウントしないという状態。業を煮やしたレインズは、遂にビンスを攻撃、更に怒って出ていたステファニーも落として、邪魔者を追い出してシェーマスを仕留めた。サブレフェリーのカウントでレインズがフォール勝ちで王座防衛となった。この結果に激怒したビンスは、なんとレインズに「ロイヤルランブル」に参加させる事を決定してしまったのだった。しかも、ランブル戦で王座を賭けさせ、レインズが敗れれば王座移動するタイトルマッチとして行なう事を発表。レインズは絶体絶命となった。

　また、クリス・ジェリコもWWEに電撃復帰。ニュー・デイをからかった後、なんと「ロイヤルランブル」に出場する事を宣言したのだった。ジェリコも王座返り咲きに向けて動きだしたようだ。

■　WWE RAW　
日時：2016年1月4日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・テキサス州サンアントニオ

＜WWE世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞※レフェリー、ビンス・マクマホン
○ロマン・レインズ（王者）
　ピンフォール
●シェーマス（挑戦者）

＜6人タッグマッチ＞
○ニュー・デイ
　ピンフォール
●ダットリーボーイズ、カリスト

＜シングルマッチ＞
○ヒース・スレーター
　ピンフォール
●ドルフ・ジグラー

＜タッグマッチ＞
○アルベルト・デル・リオ、ルセフ
　ピンフォール
●ザ・ウーソズ

＜シングルマッチ＞
-ビッグ・ショー
　ノーコンテンスト
-ライバック

＜シングルマッチ＞
〇ベッキー･リンチ
　ピンフォール
●シャーロット

＜シングルマッチ＞
〇タイタス･オニール
　ピンフォール
●スターダスト

＜シングルマッチ＞
○ケビン･オーエンズ
　ピンフォール
●ネヴィル

　1月2日（現地時間）にカリフォルニア州レシーダでPWG「Lemmy」が開催された。
　西海岸の雄であるPWGの2016年最初の大会で、いきなりPGW世界ヘビー級王座戦が組まれた。王者ロドリック・ストロングが元王者であるクリス・ヒーローの挑戦を受けた。試合はストロングがキックでフォール勝ちで王座防衛。試合後には、ストロングと同じユニット、マウント・ラッシュモアのアダム・コールも祝福した。そのコールも2015年末にROHと和解が成立し、一時期、ROH所属選手がPWGに出場出来なくなっていた問題も解決した為、再びPWGに登場し、今大会ではマイク・ベイリーに勝利している。
　また、セミファイナルでは、2016年から北米を活動拠点にするザック・セイバー Jr.が日本の戸澤陽と対戦し勝利した。いよいよPWG世界ヘビー級王座獲りに動きだしたようだ。

■　PWG「Lemmy」
日時：2016年1月2日（現地時間）
会場：アメリカ・カリフォルニア州レシーダ

＜PWG世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ロドリック・ストロング（王者）
　ピンフォール
●クリス・ヒーロー（挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○ザック・セイバー Jr.
　ピンフォール
●戸澤陽

＜シングルマッチ＞
○アダム・コール
　ピンフォール
●マイク・ベイリー

＜シングルマッチ＞
○ドリュー・ギャロウェイ
　ピンフォール
●ジャック・エヴァンス

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