スペル・パルカ&カマイタチが丸坊主!『CMLL 金曜日定期戦 シン・ピエダ』

(C)CMLL

 1月1日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会はシン・ピエダと銘打ったビッグマッチで、2大カベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)が組まれた。メインはベテラン同士の対戦で、スペル・パルカとネグロ・カサスの一騎打ちだ。スペル・パルカは本々、ボラドールとして活躍していたが、従兄の初代ラ・パルカ(現LAパーク)が骸骨男ギミックで大ブレイクしたので、同じギミックのスペル・パルカとして再デビュー。宿敵ハロウィンのマスク剥ぎに成功するなど活躍するも、イホ・デル・サントに敗れマスクを剥がされている。近年はインディ団体を渡り歩いていたが、2015年にCMLLに電撃復帰、息子であるボラドールJr.と共に活躍していた。そんなパルカに喧嘩を売ったのが、長年CMLLでルード(悪役)として活躍してきたネグロ・カサスだ。54歳というベテランでUWA(LLI)からCMLLに移籍した後はずっとCMLLでトップ戦線で活躍している。試合は、乱戦の中、最後はカサスが老獪にレフェリーの隙をついてローブローから丸めこんでフォール勝ち。これにはセコンドについていたパルカの息子であるボラドールJr.が猛抗議するも認められず、パルカが丸坊主になってしまった。

 セミファイナルでは、マキシモとカマイタチがカベジェラ戦で激突。マキシモは父親はロス・ブラソスのブラソ・デ・プラタというルチャリブレのサラブレッドで、現在はおかまキャラでブレイクしている。そしてカマイタチは日本から来たルードで、ライバルであるドラゴン・リーとの王座戦で、一度はフォール勝ちしたもののリーのセコンドについていたマキシモがリーの足がロープにかかっていたので無効という抗議した為、幻のフォール勝ちとなり、その後カマイタチはリーに敗れている。これに怒ったカマイタチはマキシモにターゲットを変更、執拗にカベジェラ戦を迫り、遂に実現となった。試合はジャベで先取したのはカマイタチだが、マキシモがフォール勝ちして取り返しタイに。そして白熱した試合で、カマイタチはやられていないのにローブローをアピールするなど悪党殺法を行なったが、最後はマキシモのパワーボムに沈み、マキシモが見事に勝利。カマイタチは丸坊主になった。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年1月1日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<カベジェラ・コントラ・カベジェラ>
○ネグロ・カサス
 2-1
●スペル・パルカ

<6人タッグマッチ>
○シベルネティコ、ボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ
 2-1
●カリスティコ、ミスティコ、ルーシュ

<カベジェラ・コントラ・カベジェラ>
○マキシモ
 2-1
●カマイタチ

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