(C)Final Fight Championship
11月27日(現地時間)にクロアチア・リエカで『Final Fight Championship 21: Rijeka』で開催された。
このファイナルファイトチャンピオンシップは、クロアチアを本拠地して開催されるMMAとキックの混合イベントで欧州では大きな大会となっている。過去にはあのミルコ・クロコップが参戦(大会名が紛らわしいので日本では、ミルコ引退大会と報じられた)しているほどだ。
今大会もMMAとキックの試合が行なわれ、MMAではヘビー級とライトヘビー級の2大タイトルマッチが行なわれた。ヘビー級王座戦は、元UFCヘビー級王者であり、日本でも活躍したリコ・ロドリゲスにTKO勝利し、日本のIGFにも参戦している王者ディオン・スターリングが、敗れているとはいえアンドレ・アルロフスキー、ティム・シルビアという元UFCヘビー級王者何人もと対戦経験のある挑戦者アンドレアス・クラニオタキスを迎え撃った。試合はスターリングが圧倒し、3-0で判定勝利した。
ライトヘビー級王座戦は、鋼の肉体を誇る王者トミスラフ・スパホビッチが、極真空手出身で現在はMMA選手として活躍しているマルチン・プラチノの挑戦を受けた。試合は、スパホビッチが、テイクダウンし試合を優位に進めるものの、スタンドではプラチノが当然、優勢。最後はプラチノが踏み込んで強烈な右アッパー、これがスパホビッチの顎をとらえダウンを奪う。レフェリーがストップし、スパホビッチは大の字で倒れこみ、プラチノが空手家らしいKO勝ちで新王者となった。
キックルールでは、ムラデン・クユンジッチがK-1で活躍したフランク・ムニョスにKO勝ち。プラチノと共にクロアチアの強さを見せつけていた。
■ Final Fight Championship 21: Rijeka
日時:2015年11月27日(現地時間)
場所:クロアチア・リエカ
MMAルール
<FFCヘビー級王座タイトルマッチ>
○ディオン・スターリング(オランダ/王者)
判定
●アンドレアス・クラニオタキス(ドイツ/挑戦者)
<FFCライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○マルチン・プラチノ(ポーランド/挑戦者)
1R 3分22秒 TKO
●トミスラフ・スパホビッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/王者)
K-1ルール
<ヘビー級>
○ムラデン・クユンジッチ(クロアチア)
2R 2分43秒 TKO
●フランク・ムニョス(スペイン)
<FFCライト級王座タイトルマッチ>
○サモ・ペティ(スロベニア/王者)
判定
●ティグラン・モヴシスヤン(チェコ/挑戦者)]
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