12・9リアルジャパン諏訪魔が初参戦!再起戦を迎えるスーパー・タイガーとの刺激的初遭遇が実現!

 リアルジャパンプロレスが11月27日(金)東京・掣圏真陰流本部道場 興義館にて記者会見をおこない、12月9日(水)東京・後楽園ホール大会(試合開始18時30分)、「初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLDⅢ~」の全対戦カードを発表。タッグで対戦することになった前レジェンドチャンピオンシップ王者、スーパー・タイガーと、全日本プロレスの元三冠ヘビー級王者、諏訪魔が出席し意気込みを述べた。

151127RJPWposter■ 「初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLDⅢ~」
日時:12月9日(水)試合開始18時30分
会場:東京・後楽園ホール

【決定カード(試合順未定)】
<タッグマッチ 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(リアルジャパン)&アレクサンダー大塚(AODC)
vs
諏訪魔(全日本プロレス)&佐藤光留(パンクラス)

<6人タッグマッチ 30分1本勝負>
藤波辰爾(ドラディション)&柴田正人(フリー)&LEONA(ドラディション)
vs
グレート・タイガー(国籍不明)&エディ・フレンチ(フランス)&那須晃太郎(フリー)
※腰の手術で欠場していた藤波が6月大会以来のリアルジャパン参戦。エディ・フレンチは半年ぶりのリアルジャパンマットとなる。

<シングルマッチ特別試合 5分3ラウンド制>
タカ・クノウ(チーム太田章)
vs
長谷川秀彦(アカデミア・アーザ)
※クノウはグラップリング寝技世界王者。6月のリアルジャパンでプロレスデビューした長谷川は、元全日本サンボ王者、元DEEPウエルター級王者。

<タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&田中稔(WRESTLE―1)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&折原昌夫(メビウス)
※サスケは約3年ぶりのリアルジャパン参戦。折原は6月のリアルジャパンで首を負傷し、9月大会を欠場、今回が半年ぶりのリアルジャパンとなる。

<タッグマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー(リアルジャパン)&間下隼人(リアルジャパン)
vs
グラン浜田(フリー)&“力道山三世”力(リキ・エンタープライズ)
※第1試合の前にエキシビジョンマッチ有り。

【既存発表対戦カード】
<佐山サトルプロデュース レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
[第8代王者]船木誠勝(フリー)
vs
[挑戦者]関本大介(大日本プロレス)
※第8代王者・船木の初防衛戦。
12・9リアルジャパン 船木誠勝x関本大介ストロングスタイル頂上決戦発表

カード発表につづいて、スーパー・タイガーと諏訪魔が登場、コメントを述べた。
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平井丈雅(リアルジャパン代表)「この試合に関しましては、スーパー・タイガーが9月の試合でレジェンド王座を船木選手に獲られております。そこからの復帰戦、新たな第一歩を踏み出す大事な試合を誰と闘いたいかという話になり、本人より、諏訪魔選手とぜひ闘わせてほしいという要望がありました。ご存じのとおり諏訪魔選手はレスリングの輝かしい実績を携えてプロレス界で大活躍され、三冠ヘビー級王者としても王道を君臨されていらっしゃり、ストロングスタイルを突き進む、初代タイガーマスク佐山サトル率いるリアルジャパンとしても、待ちに待った選手をここで迎えさせていただくことを本当に嬉しく思います」

S・タイガー「今回、諏訪魔選手をボク自身で指名させていただきました。佐山総監、初代タイガーマスクに受理していただき、そして諏訪魔選手サイドにもオファーしていただいて。ボク自身、9月の船木選手との闘いで持っていたベルトを奪われた。逆にこのベルトという枠が取れたことによってよりいっそう自分自身が大きくならなければいけない。初代タイガーマスクがいま休んでいる間に、ベルトを取られた責任もありますが、ここにおいていかに自分自身がまた変わるか。そういった部分で、じゃあ誰と闘って(いけばいいのか)、安全な選手でぬくぬくと育っていく気はサラサラないので、そういった部分でもボク自身の思う選手、諏訪魔選手というのはレスリングのしっかりとした実績があり、馬場さんから全日本の王道というものを継ぐ正統直系の選手であって本物の中の本物。佐藤光留選手だったり、青木(篤志)選手が大将とあがめる絶対的な選手にボク自身が挑戦する気持ちがなければ、ボク自身がもうこの先もこのマスクを被る意味もないですし、リアルジャパンで闘っていく資格もなくなってくると思う。そういった部分での思いを団体の枠を超えて、ある意味関わりあうことのなかったかもしれない部分、この全日本プロレス、諏訪魔選手、あえてそこの垣根を取り払って挑んでいきたい。その中に茶番を入れるつもりもサラサラないので、格闘技を超えた先にあるものがプロフェッショナルレスリング。そういったものを含めて諏訪魔選手にぶつけたいと思います」

諏訪魔「全日本プロレスの諏訪魔です。リアルジャパンプロレス、佐山選手のリングにオレが上がるということで、認めてくれたんで、まず感謝したいと思います。ただまあ、プロレスですからね、相当ね、オレはもう、シリアスなものだと思ってるし、今回もまた真剣勝負。いまスーパー・タイガー選手から真剣勝負、そういうものがいまものすごい届いたんで、オレも真剣にガッチリ、プロレスをやりたいなといま本当に決心しました。自分自身もそしてまたエボリューションというユニットをやってて、今回相方に佐藤(光留)がいるわけで、これからも外へ目を向けていきたいと思っていたときにこういう話が来たんで、オレとしたら好都合。いまからもう闘いたくてしょうがない。そういう気持ちです。12月9日、リング上がったからにはもうメチャクチャやってやろうかなと思ってます」

S・タイガー「諏訪魔選手からのいまありがたい言葉をいただいて、ボク自身もいまから、この選手と闘えるのならなにが見せられるのか、選手冥利に尽きる。こういう選手とまたぶつかって、これからの本物のプロレスを見せていきたい。いまの流行りのプロレスとは違う、肉弾戦、ワクワクするような誰でもできるプロレスじゃないんだっていう、選ばれた人間が、そしていろんな思いをぶつけるためのプロフェッショナルレスリングでありたい。そういった部分が諏訪魔選手からもものすごく感じられるので、そこの色分けを世間に対しても投げかけていきたいと思います」

――(S・タイガーへ)体格差もある選手だが、いつごろから、どういったきっかけで諏訪魔に興味を持った?
S・タイガー「もともとレスリング関係の諏訪魔選手を知ってましたし、実際に全日本プロレスに上がられてからも、いろいろ全日本さんの事情もあるなかで、この人は男だなと。やっぱりそういった部分でずっと興味があったんです。団体の垣根という部分でも、これは口に出していいものかどうなのか、正直今回に関してもボク自身でも気になる部分があったんですけど、変わるためにはボクももう一歩出なきゃいけないし、まさか諏訪魔選手とスーパー・タイガーが絡むことがあるのかと、記者のみなさんも見てるお客さんも多分ビックリしたと思うんで、そういったサプライズをどんどん攻めに出ていけなかったらダメだなと思って。やっぱり諏訪魔選手は男の中の男だと思って、そこに挑みたいという気持ちでいっぱいです」

――(諏訪魔へ)リアルジャパン初参戦だが、団体の印象は?
諏訪魔「うん、もう、すごいビッグネームが出てる団体であり、また、すげえ真剣なシリアスな闘いを追及してる団体だなと遠くから見てたんですけどね、目につくんですよね、見てると。それがやっぱりこの会見場に来ても緊張感というものがテレビ画面からにじみ出てたんだなというのがよく分かったし、だったらもう、オレも(リアルジャパンの)土俵に立って真剣勝負やりたいなと思いましたよね」
――スーパー・タイガーの印象は?
諏訪魔「初代タイガーマスクの直系の一番弟子ですからね、相当なものがあると思うのでそこは気を付けて、あえて受けたいなというのもあるし」

――(S・タイガーへ)シングルではなくタッグマッチになったことに関して。
S・タイガー「それは正直、シングルでぶつかりたいです。それはやっぱり団体側の事情もありますし、諏訪魔選手に触れることができるのであれば、タッグだろうが6人タッグだろうがイリミネーションマッチだろうが、最終的にはもっていけるところまでもっていきたいとボク自身思ってます」
――もっていけるところまでとは一騎打ち?
S・タイガー「(一騎打ちまで)もっていきたいですね。とくに今回メインが船木選手と関本選手。それがタイトルマッチであってチャンピオンを決める試合ですけど、それを超える闘いがやっぱり見せられなかったらボク自身もリアルジャパンを背負っていくことができないと思うんで、そういった部分でもメインを食う試合をやっていきたいと思います」
――そこにはベルトを落として、ある意味で再起という気持ちがある?
S・タイガー「再起もありますし、ある意味ボクのリミッターが外れるときがきたのかなと、(諏訪魔は)それにふさわしい選手だと思う」

――(諏訪魔へ)気の早い話であるが船木がレジェンド王座戦をおこなう。タイトルへの興味は?
諏訪魔「ついこないだ青森の弘前で全日本プロレスやったときに船木誠勝とぶつかった。そのときにね、ベルト持ってたんだよね。なんだ?というのがいまここで話がつながった。リアルジャパンのチャンピオンなのかとオレの中でつながったので、またベルトというところにもちょろっと色気というかね、そういうのが出てくるのかなあとなんて思いつつも、いまこういうふうにスーパー・タイガー選手が思いっきりストレートに感情をぶつけてくるんでね、こういう直球できたらオレだって直球で返す。ベルトよりもやっぱスーパー・タイガー選手がどれだけやれるのかなっていうのが楽しみだね。待ちきれないね」

――(諏訪魔へ)リアルジャパンは初代タイガーマスクがいるが、いずれ触れてみたい気持ちはある?
諏訪魔「まずはね、初めて上がるリングですからね、どこにたどり着くのかオレもわからない。まずはスーパー・タイガー選手とどういったものになるのか? 打撃、初代タイガーマスク直系の打撃をもらったときにオレのカラダがどういうふうに反応するのかっていうのが、そこしかいま考えられないです。それとあの、いまスーパー・タイガー選手がベルトを落としてその後の一発目だと、そういう再起みたいなイメージの発言してたんですけど、オレ自身もこの間、天龍(源一郎)さんの引退興行、ある意味ね、やらかしてるわけでね。オレはそれはそれで自信持ってるし。ただね、オレ自身の中でね、天龍さんに対しての引退の花を添えるということができなかったというのがオレの中ですごい悔いがあるんですよね。これからもいろんな話題をどんどん提供していきたいし、その一発目がオレにとってはリアルジャパンでのスーパー・タイガー選手との闘いになるのかなと思ってるんでね、オレにとってはすごい大事な試合ですよ。なんとしてもね、どんどんどんどんオレもこれから外にね。スーパー・タイガー選手も外に攻めるって言ってたけど、オレだって垣根なんていらないと思ってるからね、プロレス界に。どんどんどんどんオレも攻めて、いつか花を添えられるようにどんどん活躍していきたいと思ってるんでね、今回のリアルジャパンの大会に関しては相当の意気込みでオレもいかせてもらいます!」

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