[週刊ファイト11月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼ザ・ロックがAOLで話題!「Teremana」がホリデーギフトに!NFL入りを逃した過去
Mike Lano通信員提供/AOL 富井清一編
・AOLがホリデーギフトとして紹介!ザ・ロックが手掛けるテキーラ「Teremana」
・2020年に立ち上げたテレマナ!ザ・ロックの名前を生かしたビジネス展開
・NFLを目指した理由は家族の生活を変えること!両親に家を買う夢があった
・「人生に蹴りを入れられたら、血を拭いて前に進め」失敗への向き合い方
・テキーラ事業とNFLの挫折、2つのニュースに共通するザ・ロックの生き方
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AOLがホリデーギフトとして紹介!ザ・ロックが手掛けるテキーラ「Teremana」

ハリウッド俳優として世界的な人気を誇り、WWEのスーパースターとしても知られるドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンが、2026年11月、ニュースサイトAOLで相次いで取り上げられた。
一つは、ジョンソンが2020年に立ち上げたプレミアムテキーラブランド「Teremana(テレマナ)」が、ホリデーシーズンの手土産におすすめの商品として紹介されたニュース。もう一つは、かつて夢見ていたNFL入りを果たせなかった過去について、本人が「NFLに入れなかったことは、自分にとって起きるべくして起きた最良の出来事だった」と振り返った話題である。
テキーラブランドの紹介では、俳優やプロレスラーとしての知名度をビジネスに結びつけたジョンソンの実業家としての一面が注目された。一方、NFLに関する発言では、プロフットボール選手になる夢がかなわなかった経験が、その後のWWEでの成功や人生観にどのような影響を与えたのかが語られている。
現在の成功だけを見ると順風満帆な人生にも思えるジョンソンだが、その歩みには挫折や失敗もあった。今回の2つのニュースからは、世界的スターとなった彼のビジネス面と、成功を支えてきた考え方の両方が見えてくる。
AOLのショッピングセクションでは、2026年11月3日付の記事で、ホリデーシーズンのホームパーティーに持参する手土産として、ドウェイン・ジョンソンが手掛けるテキーラ「Teremana」を紹介した。
記事のテーマは、ホリデーパーティーに招かれた際、何を手土産に持っていけばいいのかというもの。定番のキャンドルなども選択肢になるが、毎回同じような贈り物では面白みに欠ける。そこで、少し特別感のあるプレミアムテキーラを提案している。
その商品として取り上げられたのがTeremanaだ。
ジョンソンは2020年にこのブランドを立ち上げた。AOLの記事では、発売から数年でカクテル愛好家にも知られるブランドへと成長したことを紹介。単に有名俳優の名前を冠した商品というだけでなく、原料や製造工程にもこだわったプレミアムテキーラとして取り上げている。
Teremanaの大きな特徴は、100%成熟したアガベを使用していることだ。アガベはテキーラの原料となる植物で、十分に成長したものを収穫し、伝統的なレンガ窯で時間をかけて加熱する。その後、手作業で作られた銅製のポットスチルを使って蒸留するという製法を採用している。
生産地はメキシコのハリスコ州高地にある小さな町。伝統的な製法を重視しながら、アガベ本来の風味を生かしたテキーラを目指している。
ジョンソンがブランドを立ち上げる際に重視したのは、名前を貸すだけのセレブリティ商品ではなく、自分自身が誇りを持って紹介できるブランドを作ることだった。Teremanaという名前にも、単なる商品名以上の意味が込められている。
「Teremana」は、ラテン語の「Terra(土地)」と、ポリネシアの言葉で良いエネルギーや精神を意味する「Mana」を組み合わせた名称とされる。土地や自然への敬意、人々と分かち合う精神をブランドの考え方に取り入れている。
AOLの記事では、こうした製造背景を紹介したうえで、ホリデーシーズンに楽しめるカクテルの提案も行っている。ホームパーティーの手土産という身近なテーマから、Teremanaの魅力を伝える内容となった。
2020年に立ち上げたテレマナ!ザ・ロックの名前を生かしたビジネス展開

AOLの記事で紹介されたTeremanaのラインナップは、Blanco、Reposado、Añejoの3種類である。
Blancoは、熟成を行わないタイプのテキーラで、アガベの風味を生かした明るく爽やかな味わいが特徴だ。100%ブルーウェーバー・アガベを使用し、柑橘系の香りやすっきりとした後味を楽しめる。マルガリータをはじめとするカクテルにも適している。
Reposadoは、アメリカンウイスキーの樽で熟成させたタイプ。樽由来のオークやバニラの風味が加わり、Blancoとは異なるまろやかさと深みがある。パロマなどのカクテルに使用するほか、氷を入れてシンプルに楽しむ飲み方も紹介されている。
Añejoは、さらに熟成による風味を楽しみたい人向けの商品だ。温かみのあるオークやバニラ、ローストしたアガベの風味が特徴で、より豊かな味わいを求めるテキーラ愛好家に向けたラインナップとなっている。
このように、同じTeremanaでも種類によって味わいが異なる。贈る相手の好みや、どのような飲み方を楽しむかによって選べることも、ホリデーギフトとして紹介された理由の一つだろう。
AOLの記事では、季節に合わせたカクテルレシピも取り上げられている。
例えば、メープルを使ったホットトディー、ザクロのマルガリータ、テキーラを加えたホットチョコレートなど、寒い季節のホームパーティーを意識したメニューが紹介された。
特にザクロのマルガリータは、季節感のある色合いも楽しめるカクテルとして、ホリデーシーズンの食卓にも合う提案だ。ホットチョコレートのような温かい飲み物にテキーラを組み合わせる発想も、普段の飲み方とは異なる楽しみ方を提示している。
記事には商品購入ページへのリンクも設けられており、AOL側が購入によって紹介料を得る場合があることも明記されている。つまり、今回の掲載は純粋なニュース報道というより、ホリデーギフト需要を意識したショッピング特集という位置づけである。
それでも、Teremanaがジョンソンのビジネス活動を代表するブランドの一つとして、年末商戦のギフト候補に取り上げられたことは注目に値する。
Teremanaが誕生したのは2020年である。ジョンソンは長年のビジネスパートナーであるダニー・ガルシアらとともにブランドを立ち上げた。
ジョンソンは俳優、プロレスラーとして世界的な知名度を獲得してきたが、ビジネスの世界でも積極的に活動している。自身の名前や知名度を活用するだけでなく、商品開発やブランドの方向性にも関わってきた。
Teremanaが目指したのは、特別な場面だけで飲む高級酒というよりも、友人や家族と集まる時間に楽しめるプレミアムテキーラである。ブランドの中心にある「Mana」という考え方も、人々が集まり、良い時間を共有することを重視している。
この方向性は、ジョンソンがSNSなどで見せるイメージとも重なる。家族や友人との時間を大切にし、仕事の成果を周囲の人々と分かち合う姿を発信してきた彼にとって、Teremanaは単なる酒類ブランドではなく、自分の価値観を商品に反映させる事業でもある。
発売後の成長も大きかった。Teremanaは短期間で米国市場における販売規模を拡大し、発売から3年以内に年間100万ケースを超える販売実績を記録したとされる。プレミアムテキーラ市場において、急速に存在感を高めたブランドの一つとなった。
ただし、ブランドの成長が続く一方で、セレブリティが関わる酒類ブランドを取り巻く市場環境も変化している。競合商品の増加や消費者の選択肢の拡大など、成長を維持するためには継続的なブランド戦略が必要となる。
今回のAOL掲載は、そうした状況の中で、ホリデーシーズンの贈答需要にTeremanaを結びつけるものだった。季節のカクテルやギフトという具体的な利用場面を提示することで、ブランドを知らない人にも興味を持ってもらう狙いがうかがえる。