[ファイトクラブ]大仁田厚が“ひとんちの駐車場”で大乱闘!南町田格闘技フェスタで「ファイヤー!」

[週刊ファイト10月08日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼大仁田厚が“ひとんちの駐車場”で大乱闘!南町田格闘技フェスタで「ファイヤー!」
 (C)大仁田屋 編集部編
・これぞインディープロレスの原点!大仁田厚が南町田で「ひとんちの駐車場」プロレスに参戦
・大仁田厚がメイン参戦 有刺鉄線バット、有刺鉄線ボード、ギターが投入されるデスマッチ
・「牙城、どう見てもシュレックだよ」大仁田厚が敗者の立場から会場を沸かせる
・牙城の地元勝利で締めくくった南町田の夜 大仁田厚は「ファイヤー!」で去る


▼FMWE堺 大仁田厚スミヒデアキに電流爆破椅子で激勝! CIMA登場

[ファイトクラブ]FMWE堺 大仁田厚スミヒデアキに電流爆破椅子で激勝! CIMA登場

▼堺プロレス CIMA大仁田厚に挑戦表明 Xはええっ?! ウナギ・サヤカ

[ファイトクラブ]堺プロレス CIMA大仁田厚に挑戦表明 Xはええっ?! ウナギ・サヤカ

▼西尾智幸の「プロレス爆笑アイランド」vol.248:プロレスde謎かけ2

[ファイトクラブ]西尾智幸の「プロレス爆笑アイランド」vol.248:プロレスde謎かけ2

▼FMW-E堺大爆破! 人気衰えない大仁田厚 道頓堀&女子も熱い

[ファイトクラブ]FMW-E堺大爆破! 人気衰えない大仁田厚 道頓堀&女子も熱い 

これぞインディープロレスの原点!大仁田厚が南町田で「ひとんちの駐車場」プロレスに参戦

 9月27日「IMPACT.65 株式会社富井設備工業PRESENTS 〜南町田格闘技フェスタ〜」が開催され、大仁田厚がメインイベントに参戦した。

 会場は住宅街の狭い路地にあるカフェの駐車場。密集する住宅地に突如特設リングが設営された。

 メインイベントは、大仁田、モンスターレザー、定アキラ VS 田馬場貴裕、牙城、ザ・タイガーシャークの6人タッグマッチが、有刺鉄線バット&有刺鉄線ボード&ギター投入スクランブルバンクハウスデスマッチルールで行われた。

 決して広くはない駐車場で、所狭しと場外乱闘が繰り広げられ、自席を放棄して逃げる観客と、モンスターレザーに恐れおののく子どもたち。
序盤、牙城を有刺鉄線ボードに投げようとした大仁田だったが、逆にボードに投げられるはめに。
有刺鉄線に絡まり、劣勢となった大仁田に、田馬場が有刺鉄線バットで殴りかかるも、不意打ちの毒霧をくらい戦意を削がれる。

 ここから大仁田組が牙城へ集中攻撃を開始する。

 中盤に田馬場もパイルドライバーをレザーへ繰り出すなど奮闘するも、大仁田は牙城へギター、椅子と攻撃の手を緩めない。ギリギリのところで返し続ける牙城は、定に額を竹串で串刺しにされたことで、怒り心頭。牙城がレザーへ決死のスピアーをくらわし、3カウントを奪い地元町田で勝利をおさめた。

 試合後のマイクで大仁田は「牙城、どう見てもシュレックだよ、オマエ。緑色になっちゃって」と、自分の行いは棚に上げ毒霧に染まる牙城をいじりつつも、奮闘した牙城を讃えた。

 大仁田は「ひとんちの駐車場でプロレスやるとは思わなかったです!今日はありがとよ!」と、最後は会場一体となるファイヤーで大会を締めくくった。

大仁田厚がメイン参戦 有刺鉄線バット、有刺鉄線ボード、ギターが投入されるデスマッチ

 2026年9月27日、東京・町田市南町田で「株式会社富井設備工業PRESENTS IMPACT.65~南町田格闘技フェスタ~」が開催され、大仁田厚がメインイベントの6人タッグマッチに参戦した。今回の大会で何より目を引いたのは、その会場である。舞台となったのは大型アリーナでもプロレス専用会場でもなく、南町田5-4-10にある6889cafeの駐車場であり、住宅街の一角に特設リングを設置してプロレス、MMA、キックボクシング、ナックルクラッシュなどを一つの大会に組み込むという、まさにインディープロレスと格闘技興行の原点を思わせる空間が作り上げられたのである。大会は13時開場、14時開始で、雨天決行として開催され、ダークマッチを含めると19試合が予定される大規模な格闘技混成イベントとなった。

 IMPACT.65は田馬場貴裕が主宰するIMPACTによる南町田大会で、プロレスだけを中心にした興行ではない。MMA、キックボクシング、ボクシング、ナックルクラッシュ、スペシャルエキシビション、プロレスなどが同じ一日に組まれており、それぞれ異なるルールで戦う選手たちが同じリングへ上がったことが特徴である。その中でも大会の最後を任されたのが大仁田厚、モンスター・レザー、定アキラ組と、牙城、ザ・タイガーシャーク、田馬場貴裕組によるプロレスのデスマッチであり、屋外の駐車場という特殊な環境が、試合そのものをさらに異質なものへ変えていったのである。

 メインイベントは「有刺鉄線バット&有刺鉄線ボード&ギター投入スクランブルハウスデスマッチ」で行われた。大仁田厚、モンスター・レザー、定アキラという3人に対するのは、牙城、ザ・タイガーシャーク、田馬場貴裕の3人であり、通常の6人タッグマッチとは違って、有刺鉄線バット、有刺鉄線ボード、ギターが使用可能となるハードコアなルールが設定された。時間無制限1本勝負という条件も加わり、時間切れを気にする必要のない6人が、リングだけではなくその周囲まで使ってぶつかり合う構図となったのである。

 会場は広いアリーナではない。カフェの駐車場にリングを設置した空間であるため、場外へ出ればすぐに観客との距離が近くなり、6人が入り乱れるだけで観客席そのものが戦場のような状態になった。試合開始から大仁田組が乱闘を仕掛けると、そのままリングの外へ飛び出して攻撃を繰り広げ、住宅街の中にあるカフェの駐車場とは思えない光景が展開された。リングサイドで観戦していた観客が自分の席を離れて逃げる場面もあり、モンスター・レザーの存在に子どもたちが恐れおののくなど、通常のプロレス会場ではなかなか味わえない距離感がこの大会の特徴となったのである。

 大仁田厚にとっても、こうした環境は決して初めてのものではない。大仁田はこれまで地方の屋外会場、商店街、イベントスペースなど、一般的なプロレス会場とは異なる場所へリングを持ち込み、観客のすぐ目の前でハードコアなプロレスを展開してきた。今回の南町田では、さらにその距離が縮まり、「ひとんちの駐車場」と表現されるほど生活空間に近い場所でデスマッチを行ったことが、IMPACT.65を象徴する一場面となったのである。

 試合序盤から大仁田厚は牙城へ攻撃を仕掛けた。狙いは有刺鉄線ボードであり、大仁田が牙城をボードへ投げつけようとしたところ、逆に牙城から反撃を受け、大仁田自身が有刺鉄線ボードへ叩きつけられる形となった。仕掛けた側が自分の用意した凶器の餌食になるという、ハードコアマッチならではの展開であり、狭い会場の中で有刺鉄線に絡まる大仁田の姿が観客の目の前で繰り広げられた。

 有刺鉄線によって動きを奪われた大仁田に対して、田馬場貴裕も攻撃を加え、有刺鉄線バットを振り下ろす場面を作った。しかし、大仁田には大仁田の戦い方がある。追い込まれた大仁田は不意を突く毒霧を田馬場へ浴びせ、田馬場の戦意を削ると、そこから大仁田組が攻撃の矛先を牙城へ集中させる流れへ持ち込んだのである。

 デスマッチでは、単純な技の強さだけではなく、凶器をいつ、どこで、誰に使うかという判断が重要になる。しかも今回は通常のリングサイドよりもさらに狭い駐車場であるため、逃げ場そのものが少ない。リングから場外へ出れば観客との距離が一気に縮まり、逆に観客席の近くで攻撃を行えば、選手自身も予想しない方向へ動かされる。大仁田厚が長年培ってきたハードコアの経験が、この特殊な会場でも存分に発揮された試合となった。

「牙城、どう見てもシュレックだよ」大仁田厚が敗者の立場から会場を沸かせる

 中盤に入ると、試合は牙城を中心とした攻防へと移っていった。田馬場貴裕もモンスター・レザーへパイルドライバーを決めるなど反撃し、牙城組が簡単には崩れないことを示したが、大仁田厚も牙城への攻撃を緩めない。ギターを手に取れば牙城へ振り下ろし、さらに椅子も使って攻め続けるなど、文字通り凶器を駆使したハードコアファイトを展開したのである。

 しかし、何度攻撃を受けても牙城はフォールを許さなかった。大仁田厚のギター、椅子、有刺鉄線を使った攻撃にさらされながらも、ギリギリのところでカウント2を返し続け、地元・町田での勝利へ執念を見せた。南町田は牙城にとって単なる試合会場ではなく、自分の名前を知る人々の前で戦う場所であり、その意味でもこの試合には地元凱旋の要素が強く存在していたのである。

 さらに牙城にとって今回の試合は、前回の南町田大会から続く物語という意味も持っていた。2025年5月に行われたIMPACT.57では牙城の凱旋大会が組まれ、その際にも大仁田厚と牙城が同じカードで激突している。今回は舞台をさらに特殊な駐車場へ移し、前年とは違った形で大仁田と牙城が再び交差したのである。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン