[週刊ファイト05月14日]期間 [ファイトクラブ]公開中
第4回目となる堺でのFMWE興行。毎回、メインは大仁田厚が爆破マッチで登場する。昨年末から道頓堀プロレスのスミヒデアキとの抗争が勃発。スミが2勝と勝ち続けているが、果たして今回は?
▼堺プロレス CIMA大仁田厚に挑戦表明 Xはええっ?! ウナギ・サヤカ
▼FMWE大仁田厚負傷‼ 相撲場大爆発 ウナギ・サヤカ骨折復帰参戦
▼FMWE堺 大仁田厚スミヒデアキに電流爆破椅子で激勝! CIMA登場
photo & text by 西尾智幸
・こどもの日にちなんで100円チケット&キック試合
・大仁田厚-スミヒデアキ因縁再び!
・強烈!爆破4回、都度会場静まり返る
・杏ちゃむ、決まったかに思えたが櫻井裕子の巧さ
・スポンサー伊藤雅彦氏、毎回謎の登場?!
・池本誠知-岩崎孝樹バチバチマッチ!
・獣女タッグマッチって??
・ブラバス引退セレモニー
FMWE堺 大仁田厚スミヒデアキに電流爆破椅子で激勝! CIMA登場
■ FMWE なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレス in 堺・第4回・堺超革命!電流爆破プロレス
日時:2026年5月5日(火・祝) 13時開始
場所:大阪・大浜公園相撲場
観衆:未発表

なくそうイジメをテーマに、早くも4回目の開催となったこの大会。大阪・堺の大浜公園相撲場。この日は、5月5日という事で、こどもの日スペシャルと銘打って、高校生以下は100円で自由席を解放し、これまで以上に子供たちの来場もあった。
また、ACF提供によるキッズキックボクシングの試合も3試合行われた。
そして大仁田厚の次に大きくポスターにも載っている、毎度おなじみのスポンサー合同会社雅亜グループの代表役員・伊藤雅彦氏の絡みも注目だ。
B真帆全開 池本誠知-岩崎孝樹バチバチ! 子供キックボクシング試合
<第1試合 獣女タッグマッチ 15分1本勝負>
○ブランキー真帆 パンディータ
6分28秒 フライングボディプレス
藤井瑠美愛 ●仁々芽咲

真帆、デビューして2年半。後輩も増え、最近はいい意味で余裕がでてきた。
そこに、今の日本には不在のはずのパンダも登場! まさに美女と野獣か? そもそも「獣女タッグマッチ」って記者は初めて聞いた(笑)。
中盤、真帆は後輩チームの技を受けながらも、最後はキッチリとフロッグスプラッシュ(フライングボディプレス)で仕留めた。
<第2試合 20分1本勝負>
マグニチュード岸和田 ○守屋博昭
9分47秒 ストレッチプラム
ボンバー奥野 ●堀内綾斗

大阪在住でキャリア30年を超えるベテランコンビに、プロレスリング紫焔の中堅&若手の2人が挑んだ一戦。特に堀内は キャリア1年足らずの新人ながら180cm・115kg の巨体を誇り、強烈なタックルやブレーンバスターなどパワーで押していく。また、奥野もアンバランシュホールドやフライングボディプレスで攻め立てていく。
しかし試合の終盤、流れをつかんだのはベテラン勢だった。
岸和田のフライングボディプレス、続く守屋のラリアットで一気に主導権を奪うと、最後は守屋がストレッチプラムでガッチリと極める。岸和田もしっかり奥野を捕らえ、堀内はたまらずタップアウト。ベテランチームが貫禄の勝利を収めた。
<第3試合 20分1本勝負>
▲池本誠知
9分21秒 両者KO
▲岩崎孝樹

池本は23歳からMMAを中心に活躍してきた選手で、格闘家引退後に大好きだったプロレスの世界へ飛び込んだ。近年「50歳になったら引退」と口にしていたが、昨年8月で50歳を迎えたが、今もなお元気にリングへ上がり続けている。
一方の岩崎は、山本喧一主宰のパワーオブドリーム(キックボクシング)ジム出身。現在はフリーとしてGLEATや道頓堀プロレスなど、さまざまな団体で存在感を放つファイターだ。
互いのバックボーンを考えれば、バチバチ必至の一戦。
試合は予想通り、グラウンドの攻防から始まり、やがて強烈な蹴り合いへと発展する。岩崎は垂直落下式ブレーンバスターやボストンクラブといったプロレス技も織り交ぜ、試合を盛り上げていく。終盤、池本がトドメとばかりに蹴りのラッシュを仕掛けるが、岩崎もふらつきながら豪快なバックドロップで投げ返す。
その後、両者とも立ち上がれないままカウント10が数えられ、この激闘はドローとなった。

第3試合終了後、ブラバスの引退セレモニーが行われた。試合はなく、本人からの挨拶があり、続いて10カウントゴングが鳴らされ、プロレス人生に幕を下ろした。
ブラバスは池本と同じく、プロレスラーに憧れながらも格闘技の道へ進み、その後紆余曲折を経て二代目ブラバスとしてプロレスデビュー。
しかし、格闘技時代から首の状態が思わしくなく、今回の決断に至ったという。

▲写真左は、今年2月23日の堺プロレスでのショット。
その後、こどもの日スペシャルとして、3試合キックボクシングの試合が行われた。レフェリーは、空手道場・拳和会のスミヒデアキ館長。このあとメインの試合に登場するが、ここでは冷静に試合を裁いていた。
3試合目では、ダウンで決着を着け、このコーナーを盛り上げて終わらせた。

CIMAしれっと2回復帰戦?! 爆破流肩荒療治は嫌だったのか?
<第4試合 20分1本勝負>
CIMA 菊池悠斗 ○ガイア・ホックス
12分52秒 BUTTERFLY EFFECT
ドングリー藤江 ●後藤哲也 大久保寛人

第4試合にも、紫焔から3名の選手。対するは、菊池悠斗、CIMA、ガイヤ・ホックスと今大会ならではの面白い顔合わせ。
CIMAは、試合前、試合後もやたらメインで使う爆破スイッチ押したがる。また、リング横の土俵に何度も上がりたがって、みんなに止められるヤンチャぶり。
試合はCIMA組の好連携で勝利したが、そのCIMAについて、どうにも解せない“謎”が浮上。
今大会は実況が場内にも流されており、観客もリアルタイムで解説を聞ける仕組み。その中で、実況がサラッと「今日がCIMAの復帰戦です」と伝えたのだ。
えっ? 確かに肩の負傷で欠場中だったCIMAが、2月23日の堺プロレスで大仁田厚の試合前に突然リングに現れ、「いつビッグカムバックすれば良いのか考えていたんですよ。大仁田さん、5月5日のFMWE堺大会に、このCIMAをブッキングしてくださいよ!」と、参戦を嘆願。
すると大仁田も「CIMA! 電流爆破で肩を治してやろうか?」と、なかなかの荒療治な提案をしつつ受諾したのだ。

この流れなら、「CIMAの復帰戦=大仁田絡み」 だと思うでしょ?
“ところがどっこい、相撲はどすこい”である(笑)。

本誌既報の通り、CIMAは4月25日の大阪プロレスで、しれっと何事もなかったかのように復帰戦を済ませていた。
となると、今回の実況資料──つまり大仁田サイドのスタッフは、この事実を知らなかった可能性が高い。その結果、
・CIMAは“2回復帰戦をした男”になったのか
・ただ単に実況担当が間違えただけなのか
どちらなのかは闇の中。
さらに今大会の試合で大仁田とは一切絡まず。
つまり、負傷していた肩も治り、「爆破で肩を治してもらう」荒療治は必要なくなった、という事なのだろう(笑)。

女子同期対決は櫻井裕子逆転劇 大仁田因縁スミ爆破葬で初勝利!