[ファイトクラブ]東京女子プリンセスカップ鈴芽-HIMAWARI+辰巳リカ-凍雅 準決勝大阪へ

[週刊ファイト8月20日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼東京女子プリンセスカップ鈴芽-HIMAWARI+辰巳リカ-凍雅 準決勝大阪へ
 photo & text by buffy0628 編集部編
・鈴芽 デビュー戦先輩・中島翔子撃破!リング・ア・ベル両国KFC超満員
・鈴芽「中島さんがいたから自分小さいことが弱い原因だとは思ったことない」
・辰巳リカ-ハイパーミサヲ☆初期からリングを支えてきた2人による一戦
・凍雅「青い炎が一番強いゾってところを見せつけたい!」-愛野ユキ越え
・HIMAWARI「キャリア転機の勝利!」遠藤有栖を仕留め#TPC13ベスト4
・瑞希-原宿ぽむ-桐生真弥x荒井優希-神嵜志音と組んだ芦田美歩 注目
・山下実優-ハットリ桜-風城ハル-七瀬千花x上福ゆき-らく-鈴木志乃-高見汐珠
・回せアイドル渡辺未詩-小夏れんx大食いタレント上原わかな-さとうもも
・アプガミニライブ新メンバーオーディション開催9・2単独Live新宿FACE


 第13回東京プリンセスカップ準々決勝4試合を中心とした大会は、365人超満員札止め。
 夏の風物詩となった東京プリンセスカップがいよいよ佳境を迎えるなか、ベテランの意地、若手の台頭、そして次代を担う選手たちの成長が交錯する大会となった。

 特に大きかったのは荒井優希、渡辺未詩ら優勝候補がすでに姿を消しているなか、HIMAWARI、凍雅、辰巳リカ、鈴芽がベスト4に進出したこと。
 まさに「誰が勝ってもおかしくない」東京プリンセスカップとなった。

■ 東京女子プロレス 第13回東京プリンセスカップ
日時:8月8日
会場:両国KFCホール 観衆365人(超満員札止め)

【試合結果】
▼鈴芽、デビュー戦先輩・中島翔子撃破!東京女子プロレス KFC超満員

鈴芽、デビュー戦先輩・中島翔子撃破!東京女子プロレス KFC超満員

鈴芽 デビュー戦先輩・中島翔子撃破!リング・ア・ベル両国KFC超満員
<第7試合 トーナメント準々決勝 30分1本勝負>
○鈴芽
 16分58秒 リング・ア・ベル⇒片エビ固め
●中島翔子

 第13回東京プリンセスカップ準々決勝のメインイベントで鈴芽が中島翔子を16分58秒、「リング・ア・ベル」で破った。
 この勝利が持つ意味は、単純な「ベスト4進出」では片づけられない。鈴芽にとって中島は、プロレスラーになるきっかけを与えた存在だ。
 その相手を、真夏の女王決定トーナメントという大舞台で、真正面から破ったのである。しかも、両国KFCホールは365人の超満員札止め。
 熱気に包まれた会場のメインで、鈴芽は自分自身のプロレス人生を象徴する一戦をものにした。

 鈴芽のデビュー戦は2019年8月25日の後楽園ホール大会で、舞海魅星(現MIRAI)と組んで中島翔子&里歩組と対戦したものだった。
 鈴芽にとって中島は、キャリアの最初期から目の前にいた先輩なのである。

 2020年2月24日、成城ホールでは中島翔子 vs. 鈴芽のシングルマッチが組まれている。
 2019年に中島と対戦してプロレス人生をスタートさせた鈴芽が、7年後の2026年にトーナメントのメインイベントで中島を倒した。

バックステージ
鈴芽「やっぱりデビュー戦から・・・いや、もっと前からずっといろんなことを教えてもらってきて、今できる鈴芽の全てをぶつけたかったし。いつも通りじゃ敵わないっていうふうに思ってたので、いっぱいいっぱい考えました」

鈴芽「中島さんがいたから自分小さいことが弱い原因だとは思ったことない」

 全試合終了後、バックステージで東京プリンセスカップ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。
 準々決勝を勝ち抜いた、HIMAWARI、凍雅、辰巳リカ、鈴芽の4人が集まり、決勝進出を懸けた準決勝の組み合わせを決定。8・16大阪大会となる。

鈴芽vs. HIMAWARI
辰巳リカvs. 凍雅
 というカードに決まった。

 特に興味深いのが、両カードとも準々決勝の勝利から物語が繋がっていることだ。
鈴芽vs. HIMAWARI
 鈴芽はメインイベントで、デビュー戦の相手となった中島翔子を撃破。一方のHIMAWARIは、遠藤有栖という先輩を突破した。ともに準々決勝で「先輩超え」を果たしている。

 鈴芽が中島超えの勢いをそのまま決勝へつなげるのか。
 それともHIMAWARIが有栖に続いて鈴芽まで撃破し、一気に頂点への階段を駆け上がるのか。
 若い世代同士による、勢いと勢いのぶつかり合いになる。

辰巳リカvs. 凍雅
 こちらは世代の対決。
 辰巳リカはハイパーミサヲとの東京女子を知り尽くした者同士の戦いを制し、ベテラン健在をアピール。

 対する凍雅は愛野ユキを破り、自らの必殺技である変形マフラーホールドの威力を証明した。
 経験と技術で勝負する辰巳か。それとも勢いに乗る凍雅か。
 凍雅が辰巳まで突破すれば、「次代の中心候補」という評価を決定的なものにする可能性がある。

辰巳リカ-ハイパーミサヲ☆初期からリングを支えてきた2人による一戦
<第6試合 トーナメント準々決勝 30分1本勝負>
○辰巳リカ
 13分49秒 ホワイト・ドラゴンスリーパー
●ハイパーミサヲ

 13分49秒、辰巳リカがホワイト・ドラゴンスリーパーでハイパーミサヲを破った。
 ミサヲが腕攻めをすれば辰巳が足攻め。互いの得意分野をぶつけ合い、最後は辰巳がドラゴンスリーパーからホワイト・ドラゴンスリーパーへ。ミサヲがギブアップ。

 東京女子初期からリングを支えてきた2人による一戦。
 若手が台頭する大会の中で、辰巳が最後にベスト4へ残った。
「古参だから残った」のではなく、「今も勝てるから残った」。
 その事実を示した一勝だった。

ハイパーミサヲ「夏の奇跡~勝てなかったけど、私の元にもきたんじゃないかと」
辰巳、ベスト4の面々を見て「いい変化だと思う」

凍雅「青い炎が一番強いゾってところを見せつけたい!」-愛野ユキ越え
<第5試合 トーナメント準々決勝 30分1本勝負>
○凍雅
 10分32秒 変型マフラーホールド
●愛野ユキ

 10分32秒、凍雅が変形マフラーホールドで愛野ユキを下した。
 激しいエルボー戦から互いの得意技を潰し合う展開。愛野が攻め込む場面も多かったが、凍雅は最後まで耐え抜き、自ら開発した変形マフラーホールドでギブアップを奪った。

 凍雅にとっては「先輩超え」。
「出直します…いや、出直しません!」とのコメントで笑わせた愛野からも、試合後に高い評価を受け、さらに上へ行けというメッセージを送られた。凍雅はその言葉を背負って準決勝へ。
 そして抽選会では、辰巳リカとの対戦が決まる。
「これから上がっていく若手」vs「東京女子を長く支えてきたベテラン」という、非常に興味深い構図になった。

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