[ファイトクラブ]全日祭り吉岡世起がランブル2026制覇、故郷・熊本へ熱いエールも送る

[週刊ファイト08月13日]期間 [ファイトクラブ]公開中
※エントリー作成中

▼全日祭り吉岡世起がランブル2026制覇、故郷・熊本へ熱いエールも送る
 photo & text by テキサスロングホーン w/編集部編
・全日本プロレス祭り2026激闘の記録
・吉岡世起が矢野安崇との激闘を制しジュニフェス優勝へ名乗り
・三冠前哨戦は宮原健斗組が先勝し大田区決戦へ弾み
・望月成晃が56歳でGAORA TV王座戴冠 羆嵐を撃破
・潮﨑豪が関本大介との真っ向勝負を制す 豪腕ラリアット炸裂
・青柳優馬&河野真幸が快勝 芦野祥太郎へ厳しい言葉が飛び交う
・第1試合から火花散るジュニア戦線 時間切れドローでランブル再戦を約束


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全日本プロレス祭り2026激闘の記録

■ Em’s Works presents 全日本プロレス祭り2026
日時:8月2日(日)
会場:東京・ドーム立川立飛
観衆880人(札止め)

<第6試合 メインイベント Road to ゼンニチJr.フェスティバル ランブル 2026 時間無制限>
○吉岡世起
 23分41秒 クラッシュドライバー→エビ固め
●矢野安崇
参加選手:田村男児・青柳亮生・ライジングHAYATO・大森北斗・MUSASHI・”ミスター斉藤”土井成樹・吉岡世起・立花誠吾・レオン・デ・オロ・矢野安崇・小藤将太

退場順:①レオン・デ・オロ ②MUSASHI ③”ミスター斉藤”土井成樹 ④田村男児 ⑤立花誠吾 ⑥ライジングHAYATO ⑦小藤将太 ⑧大森北斗 ⑨青柳亮生

<第5試合 三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負>
宮原健斗 ○本田竜輝
 13分35秒 飛行機投げ固め
安齊勇馬 ●綾部蓮

<第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負>
[挑戦者]○望月成晃
 14分02秒 真・最強ハイキック→体固め
[王者]●羆嵐

※第33代王者・羆嵐が2度目の防衛に失敗。望月成晃が第34代王者となる。

<第3試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
斉藤ジュン ○潮﨑豪
 15分07秒 豪腕ラリアット→体固め
斉藤レイ ●関本大介

<第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
○青柳優馬 河野真幸
 8分56秒 エンドゲーム
鈴木秀樹 ●芦野祥太郎

<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
△小藤将太
 15分00秒 引き分け
△矢野安崇

※試合後、矢野安崇が小藤にメインイベントでの決着を要求。急遽両者のランブル参加が決定。

吉岡世起が矢野安崇との激闘を制しジュニフェス優勝へ名乗り

 試合は若手二人がそれぞれ金星を挙げた。小藤はHAYATOを、矢野は北斗、亮生をそれぞれ撃破。最後は吉岡が勝利を収めたものの、若い力の台頭を強く印象づける大会となった。

 メインイベントでは8月9日後楽園ホール大会で開幕する『ゼンニチJr.フェスティバル』を前に、「Road to ゼンニチJr.フェスティバル ランブル2026」が時間無制限で行われた。田村男児、青柳亮生、ライジングHAYATO、大森北斗、MUSASHI、“ミスター斉藤”土井成樹、吉岡世起、立花誠吾、レオン・デ・オロ、矢野安崇、小藤将太の11選手が参戦し、60秒ごとに選手が入場する特別ルールで熱戦を展開。最後は吉岡世起が矢野安崇へシャイニング・ウィザードからクラッシュドライバーを決め、23分41秒、エビ固めで勝利を収め、ジュニフェスへ向け最高のスタートを切った。

 試合は第1試合で時間切れ引き分けに終わった矢野安崇と小藤将太が先発を務め、再戦とばかりに開始直後から激しいエルボー合戦を展開。その後はMUSASHI、立花誠吾、大森北斗、ライジングHAYATO、吉岡世起、青柳亮生、レオン・デ・オロ、“ミスター斉藤”土井成樹が次々と登場し、土井はいきなりレオン・デ・オロを横入り式エビ固めで丸め込んで最初の脱落者を生み出すなど、ランブルならではの予測不能な展開が続いた。最終入場者として世界ジュニア王者・田村男児が姿を現すと、会場のボルテージは一気に最高潮へ達した。

 全選手が揃ってからは目まぐるしい攻防が続いた。田村は土井へのラリアットをかわされてMUSASHIを誤爆してしまい、そのまま土井に押さえ込まれる場面もあったが、立花誠吾のアシストを受けてラ・マヒストラルで土井を退場させる。しかし勢いに乗った田村も、大森北斗のスタナー、青柳亮生とライジングHAYATOのダブルトラースキック、矢野と小藤のダブルドロップキック、立花のヤンキーハンマーを立て続けに浴びて3カウントを奪われる波乱の展開となった。さらに吉岡が立花をフランケンシュタイナーで仕留め、小藤がスタイルズクラッシュでHAYATOを下すと、その小藤を北斗が無想一閃で撃破。続いて矢野がジャーマン・スープレックスで北斗を沈め、最後は吉岡、矢野、青柳亮生の3人による勝負へともつれ込んだ。

 残り3人となると、矢野と青柳亮生が一時的に共闘して吉岡を追い込むが、青柳のトラースキックが矢野へ誤爆し連係は崩壊。吉岡は青柳へ雪崩式フランケンシュタイナーを炸裂させると、矢野がダイビング・ボディープレスからジャーマン・スープレックスで青柳を撃破し、いよいよ吉岡と矢野による一騎打ちとなる。矢野はタイガードライバーやジャーマン・スープレックスで勝負を決めにかかるが、吉岡はトラースキック、ハイキックで流れを引き寄せ、矢野の回転エビ固めを切り返すと、最後はシャイニング・ウィザードから必殺クラッシュドライバーを豪快に決めて3カウントを奪取した。

 試合後、マイクを握った吉岡は「きつかったけど、勝ったぞ! 来週、8月9日から始まるジュニフェス。今年の夏、熱く戦って盛り上げて、優勝するのはこの俺だ!」とジュニフェス制覇を高らかに宣言。その後、7月28日に発生した令和8年熊本地震について触れ、同じ熊本県出身の潮﨑豪をリングへ呼び込むと、「10年前にも大きな地震がありました。そこから復興し続けてきた矢先での、この地震は本当に悔しくてつらくてたまらないと思います」「10年前は僕も熊本にいて被災しました。その日の衝撃は今でもはっきりと覚えています。そこから10年、豪雨や水害とかいろんな苦難があったけど、立ち上がり続けて復興の道を歩んできました。その地元・熊本を心から誇りに思います。だから今回の地震にも熊本の人たちは…、熊本は負けないし、何度でも立ち上がってくれるって信じています。だから皆さん、そんな熊本を応援してください。よろしくお願いします」と力強く呼び掛けた。続いて潮﨑も「自分も熊本で生まれ育って、今は違う土地で生活しているけど、いつも熊本を思っています。熊本の皆さん、必ずまた立ち上がりましょう。そして皆さんも熊本を応援してください」とメッセージを送り、会場全体が温かい拍手に包まれた。

 ランブル戦を制した吉岡は、ジュニフェス優勝候補として大きく名乗りを上げると同時に、リング上から故郷・熊本へエールを送り、プロレスを通じて被災地へ勇気を届けるという全日本プロレスらしい締めくくりを見せた。優勝を狙う決意と郷土への熱い思い、その両方が詰まったメインイベントは、『ゼンニチJr.フェスティバル』開幕へ向けて大きな期待を膨らませる大会のフィナーレとなった。

三冠前哨戦は宮原健斗組が先勝し大田区決戦へ弾み

三冠前哨戦で宮原と安齊が火花。掟破りのブラックアウト(だと思います)で宮原を失神KO。

 第5試合では8月29日大田区総合体育館大会で行われる三冠ヘビー級選手権試合の前哨戦として、三冠王者・宮原健斗、本田竜輝組と、挑戦者・安齊勇馬、綾部蓮組が激突した。真夏の頂上決戦を前にした重要な一戦は、王者組が意地を見せ、本田竜輝が綾部蓮を飛行機投げ固めで丸め込み勝利。前哨戦第1ラウンドは宮原組に軍配が上がった。

 試合は三冠戦を控える宮原と安齊が先発で対峙すると、大きな「ケント」コールが響き渡る中でスタート。安齊がロックアップからロープへ押し込んでクリーンブレークを見せると、宮原も同様にロープへ押し込みながら、離れ際にチョップを見舞って王者らしい駆け引きを披露した。両者は互いの力量を確かめ合うような攻防を展開し、その後はパートナーへタッチして試合はタッグマッチらしい流れへ移っていく。

 場外戦では宮原が安齊を鉄柵へ叩きつけヘッドバットを浴びせる一方、安齊も鉄柵を踏み台にしたダイビング・エルボーで反撃するなど、一歩も引かない激しい攻防を展開。本田と綾部も激しくぶつかり合い、2mの長身を誇る綾部はパワーファイトで押し込みながら宮原組を苦しめるが、本田も持ち前のパワーと粘り強さで応戦し、試合は終始ハイテンポで進んだ。

 終盤には宮原と安齊が再びリング上で激突し、互いに意地をぶつけ合う打撃戦を展開。会場のボルテージが最高潮へ達する中、本田が絶妙なタイミングで綾部を飛行機投げ固めへ切り返し、そのまま3カウントを奪取した。三冠戦の直接対決ではなかったものの、挑戦者組から勝利を奪ったことで宮原組が勢いを得る結果となった。

 試合後、本田はマイクを握り、「今年の全日本の夏は三冠とかジュニフェスとかあるけど、その先には王道トーナメントがあるぞ! 王道トーナメント3年連続準優勝の俺が、今年こそ絶対に優勝する! 皆さんどうですか? 全日本プロレス祭り、楽しんでますか? そんなに歓声が来たら、カラダが勝手に踊りたくなってしまう。ミュージック、かけてくれ!」と王道トーナメント制覇への強い決意を表明し、会場を大いに盛り上げた。

 バックステージでは宮原が「なんだあれ、最後は? ジャンピング・ニーってやつ? ランニング・ニー? アイツの得意技か。アゴが、アゴが…。安齊勇馬、なんて言ったリング上で。覚悟しとけよだって? 8月29日が待ちきれないのか? ただ、次にオマエと向き合う舞台は8・9東京・後楽園ホールだ。おい、安齊勇馬。アゴ、やり返すぞ。オマエのアゴにヒザをぶち込んでやるよ」と前哨戦から激しい火花を散らした安齊への対抗心をむき出しにした。一方、本田も「全日本プロレス祭り、大勝利だ。さあ、なんだ。8月29日、三冠とかジュニフェスとか色々あるけど、俺はその先を見据えてる。王道トーナメントだ。3年連続準優勝の本田竜輝が今年こそ必ず優勝する。祭りだ!」と改めて秋への目標を語った。

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