怪物ブロック・レスナー大暴れ!大巨人退治!WWEロウ大会!

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 10月5日(現地時間・放送日)に放送された『RAW』は、番組冒頭から怪物ブロック・レスナーが現れて大暴れだった。まず、先日行われたニューヨークMSGハウスショーで、大巨人ビッグ・ショーをスープレックスシティに叩きこんで完勝した事を、レスナーの代理人ポール・ヘイマンが誇らしげに報告。そして、次回PPV大会「ヘル・イン・ア・セル2015」でのジ・アンダーテイカー戦でも、レスナーが完勝し、テイカーは引退する事になるとアピールした。そこに入ってきたのはビッグ・ショーだった。ビッグ・ショーはMSGハウスショーでの完敗は認めるが、それでもテイカーには勝てないと挑発。レスナーは、ビッグ・ショーにベリー・トゥ・ベリー・スープレックス!そしてF5でビッグ・ショーを仕留め、テイカー戦へ猛アピールしたのだった。

 デーモン・ケイン(憎きロリンズを襲う狂気の怪物)、コーポレート・ケイン(会社に忠実な現場監督)というケインの二重人格に悩まされているへたれ王者セス・ロリンズにも試練が襲った。元々、ビッグ・ショーと組んでダットリーズと対戦予定だったのだが、ビッグ・ショーがレスナーにやられて試合出来ない為、現場監督のケインが自分がロリンズと組むと決めてしまったのだった。ケインのもう一つの人格デーモン・ケインに襲われ続けているロリンズは当然、反対するが、そこにステファニー・マクマホンが登場。ステファニーは、そのタッグマッチを決めてしまい、更に次回PPV大会「ヘル・イン・ア・セル2015」では、WWE世界ヘビー級王座戦で、王者ロリンズ対挑戦者デーモン・ケインを決定してしまう。ケインが敗れれば現場監督も解任という事も決めてしまったのだった。

 そして試合は案の定、コーポレート・ケインが場外に落ちて退場。ダットリーズがテーブルを持ち出してノーコンテンストになったが、その直後にデーモン・ケインが現れたのだった。当然、憎きロリンズを襲おうとするのだが、そこでダットリーズがケインに3D。これでしめたとロリンズはケインを襲おうとするのだが、逆に捕まり、ケインのチョークスラムで、ロリンズはテーブル葬となってしまったのだった。まともに戦えばケインに勝てるはずがないロリンズだが、どんな綱渡りで王座防衛をするつもりなのか?今後のWWEマットから目が離せないだろう。

■ WWE RAW 
日時:2015年10月5日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・マサチューセッツ州ボストン

<US王座タイトルマッチ>
○ジョン・シナ
 ピンフォール
●ビッグE

<6人タッグマッチ>
○サーシャ・バンクス、ナオミ、タミーナ
 ピンフォール
●ニッキー・ベラ、ブリー・ベラ、アリシア・フォックス

-セス・ロリンズ&コーポレート・ケイン
 ノーコンテンスト
-ダッドリーボーイズ

<シングルマッチ>
○ケビン・オーエンズ
 ピンフォール
●シン・カラ

<シングルマッチ>
○ナタリア
 シャープシューター
●ペイジ

<シングルマッチ>
○シェイマス
 ピンフォール
●ネヴィル

<6人タッグマッチ>
○ローマン・レインズ、ディーン・アンブローズ、ランディ・オートン
 ピンフォール
●ワイアット・ファミリー

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