[週刊ファイト05月28日]期間 [ファイトクラブ]公開中
トップ画像ほか:Mike Lano週刊ファイト北米特派員 北米のメディアでも大きく扱われたロンダ・ラウジー
▼Rラウジー電撃復帰17秒一本!Netflix時代突入のMVP旗揚げ戦でFガヌーも大暴れ
Photo:Mike Lano提供画像 編集部編
・Most Valuable Promotions Rousey vs. Carano試合結果
・約10年ぶりにMMA復帰を果たしたロンダ・ラウジー勝利
・“暴力王”マイク・ペリーとネイト・ディアスによる流血戦
・ヘビー級戦線フランシス・ガヌーが“怪物”ぶりを改めて証明
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Most Valuable Promotions Rousey vs. Carano試合結果

■ Most Valuable Promotions Rousey vs. Carano
日時:2026年5月16日
会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド・インテュイット・ドーム
<女子フェザー級>
○ロンダ・ラウジー(米国)
1R 0分17秒 サブミッション(アームバー)
●ジーナ・カラーノ(米国)
<ウェルター級>
○マイク・ペリー(米国)
2R 5分00秒 TKO(ドクターストップ・カット)
●ネイト・ディアス(米国)
<ヘビー級>
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
1R 4分31秒 KO(パンチ)
●フィリペ・リンス(ブラジル)
<ライト級>
○サラディン・パルナス(フランス)
1R 4分18秒 TKO(パンチ)
●ケネス・クロス(米国)
<ヘビー級>
○ロベリス・デスパーニェ(キューバ)
1R 2分59秒 KO(パンチ)
●ジュニオール・ドス・サントス(ブラジル)
約10年ぶりにMMA復帰を果たしたロンダ・ラウジー勝利

“Netflix初のMMAイベント”という歴史的看板を掲げて行われたMost Valuable Promotions(MVP)の旗揚げ大会は、まさにショービジネスと格闘技が融合した超大型イベントとなった。ロンダ・ラウジー、ジーナ・カラーノ、ネイト・ディアス、フランシス・ガヌー、ジュニオール・ドス・サントスら、2010年代のMMA黄金期を彩ったスターたちが集結。さらに新世代ヘビー級ファイターも存在感を見せ、会場のIntuit Domeは終始異様な熱気に包まれた。最大の話題は、やはり約10年ぶりにMMA復帰を果たしたロンダ・ラウジーだった。
<女子フェザー級>
○ロンダ・ラウジー(米国)
1R 17秒 サブミッション(アームバー)
●ジーナ・カラーノ(米国)
“女子MMAのパイオニア対決”として世界中から注目を集めたメインイベント。しかし、試合は驚くほどあっけなく終わった。
開始ゴング直後、ラウジーは一気に距離を潰してタックル。カラーノを豪快にテイクダウンすると、ほぼ流れるような動きでマウントポジションへ移行した。カラーノもギロチン気味に抵抗を試みたが、ラウジーはまるで全盛期そのままの鋭さで腕を捕獲。そのまま一瞬でアームバーを極め、17秒でタップを奪った。

約10年のブランクをまったく感じさせない完璧な復帰劇。場内は大歓声に包まれ、“Rowdy”コールが響き渡った。
ラウジーは2010年代、女子MMAというジャンルそのものを世界的コンテンツへ押し上げた歴史的人物だ。北京五輪柔道銅メダル獲得後、MMAへ転向。StrikeforceからUFCへと舞台を移し、女子バンタム級初代王者として圧倒的存在感を放った。
一方のジーナ・カラーノもまた、“女子MMA最初のスター”として知られる存在。Strikeforce時代には“女子版ロックスター”と呼ばれ、その後はハリウッド俳優として成功を収めた。しかし15年近いブランクは大きく、ラウジーの爆発力には対応できなかった。
とはいえ、この一戦が持っていた意味は勝敗だけではない。女子MMA黎明期を作った2人が、Netflix時代の新MMAイベントで再び拳を交えたこと自体が、ある種の歴史的瞬間だったと言える。