(C)SUPERKOMBAT
10月2日(現地時間)にイタリア・ミラノで『SUPERKOMBAT World Grand Prix 2015 Final Elimination』が開催された。
事実上、K-1が活動休止となっている為、コンスタントに大会を開催しているスーパーコンバットは、グローリーに次ぐ世界的にもメジャーなキック大会となっている。地元ルーマニアだけでなく欧州各国にも進出、今大会はイタリアでの開催となっており、テレビ中継も欧州を中心とした世界93カ国で放映、特にユーロスポーツでライブ生中継されている事からも世界的には日本の団体よりずっとメジャーと言っても良いだろう。
今大会はスーパーコンバットのエースである“欧州のブンブン丸”ことカタリン・モロサヌがメインに登場。対戦相手のトーマス・ザウインスキーはポーランドのMMA選手で、今回がキックルールデビュー。なんとMMAではルーマニアの国民的英雄であるアレクサンドル・ルングに勝利した実績もある。キックとMMAの違いはあれど、英雄ルング(スーパーコンバットにも参戦している)の敵討ちという意味合いもあり、モロサヌは雪辱を誓ってリングに上がっていた。
身体もモロサヌより大きく、鬚に刺青といかにも喧嘩屋という風貌のザウインスキー。試合は頭を下げて突っ込んでくるザウインスキーにモロサヌがぶんぶんパンチを振り回して滅多打ち。すぐにダウンを奪い、なんとか立ち上がってきたザウインスキーだがモロサヌはカウンターの左フックで顎を打ち抜いた。ザウインスキーは大の字になってダウンし、立ち上がる事が出来ず、モロサヌが見事に1R、KO勝利でミラノのファンの期待に応え、大声援を浴びていた。
またスーパーコンバット中量級エースのストイカ兄弟も揃って登場。アンドレ・ストイカはパンチラッシュとミドルキックでパベル・ウォロニンを追い詰め、3Rには強烈な膝蹴りをウォロニンの脇腹に炸裂させてダウンを奪い判定勝ち。ボクダン・ストイカは2Rに2度のダウンをパトリック・ベンストラから奪って判定勝ちと、兄弟揃って見事な勝利となった。
■ SUPERKOMBAT World Grand Prix 2015 Final Elimination
日時:2015年10月2日(現地時間)
場所:イタリア・ミラノ
<ヘビー級>
○カタリン・モロサヌ
1R KO
●トーマス・ザウインスキー
<スーパークルーザー級>
○アンドレ・ストイカ
判定 3-0
●パベル・ウォロニン
<ミドル級>
○アマンシオ・パラスチフ
判定 3-0
●ヤニス・シコルディリス
<クルーザー級>
○ボクダン・ストイカ
判定 3-0
●パトリック・ベンストラ
<ライトヘビー級>
○マット・マードック
反則
●ジゥゼッペ・デ・ドメニコ
<ライトヘビー級>
○アレキサンドル・ネグレア
2-1
●ムハンマド・エル・ブラヒアチ
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