[ファイトクラブ]ブランキー真帆2周年 骨折~退団~新技~初勝利~メキシコ遠征

[週刊ファイト11月13日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ブランキー真帆2周年 骨折~退団~新技~初勝利~メキシコ遠征
 photo & text by 西尾智幸
・デビュー丸2年経ったB真帆に直撃
・2年目突入でいきなり骨折入院
・プロレスが嫌になった時期
・プロレスとは何?プロレス探しの旅
・これがプロレスハイなのか?!
・BACHI×BACHIは私の原点
・フロッグスプラッシュで初勝利
・言い続けた結果メキシコ遠征決定
・今後は世界に目を向けていく


▼二刀流ファイター・ブランカ真帆デビュー1周年記念独占インタビュー!

[ファイトクラブ]二刀流ファイター・ブランカ真帆デビュー1周年記念独占インタビュー!

▼ACF タイヤBoxing グラップリング チキンコンバット優勝:ブランカ真帆

ACF タイヤBoxing グラップリング チキンコンバット優勝:ブランカ真帆

▼2024年度・鷹の爪大賞! 西尾智幸の重箱の隅をつつく編あの人も

[ファイトクラブ]2024年度・鷹の爪大賞! 西尾智幸の重箱の隅をつつく編あの人も

▼ブランカ真帆【BACHIxBACHI】道端剛史 太鼓判イベント報告+手記公開

ブランカ真帆【BACHIxBACHI】道端剛史 太鼓判イベント報告+手記公開

ブランキー真帆2周年 骨折~退団~新技~初勝利~メキシコ遠征


 関西発で、いまや関東、中部、九州など全国区で活躍しているブランキー真帆が、11月5日を迎え、丸2年が経った。
 そこで、昨年に続き週刊ファイトが独占インタビューを敢行。
 この1年、何があったのか? どう進化したのか? この先の目標は? 色々と聞いてみた。
 また、今回の為の最新ポートレート、この1年間の軌跡として記者が撮影した試合やポートレート写真のも合わせてご覧頂きたい。

 10月某日、昨年と同じ駅で待ち合わせをし、撮影&インタビューを行った。到着時には、曇天で空が暗かったが、いざ外での撮影を始めると青空が広がりはじめ眩しいくらいの好天となった。

ケガで入院プロレスが嫌になるが・・・退院後プロレスとは何? と悩む

― まずは、2周年おめでとうございます! 前回のインタビューからあっという間の1年だった気がするけど、どうだった?
ブランキー真帆(以下真帆) 11月5日(2014年)にデビュー1周年を迎えて、その年の大晦日にアゴを骨折しそのまま入院、手術となりました(苦笑)

― ケガのないように闘っていくっていうのも2年目の目標だったのに。年明けにはGLEATでエディオンアリーナ第2の会場デビューも決定しっていたのに残念やったね。
真帆 そうなんです(苦笑)。2周年目に入り、早々に欠場するという事になり、所属していた団体も退団(3月6日付)し、結局3月末まで試合は出来ませんでした。そして、なんとか復帰して、フリーとして再出発しました。

― 復帰のタイミングでリングネームを変えたよね?
真帆 心機一転です! 欠場中に色んな事を考えて新しい気持ちで復帰したかったから、その決意表明です。
 なので、フリーで復帰したっていうところから、私の2周年目のスタートですね。
 今だから思えるんですけど、いい風に考えると、あの時に1回ストップをかけられたんだなっていうのがあって。
 考える時間だったんだなっていう。もう何も考えずにつっ走ってきて、多少の無茶もしながらっていうところもあったんで、自分の中で休んで考えることで、新たに決断できることもあったりとか、見えるものがあったりとか、すごくいい時期になったと思えます。

 でも入院の時、もうプロレスの事、一切もう知りたくない、見たくないって嫌になった時期もあったけど、それでも復帰した時に待っててくださる方がいたりとか、フラファイ(※1)に毎週遊びに行かせて貰って、そこでプロレスを いつも見ないような近い場所から見たりとかしたり、先輩の話を聞いたりしていると、プロレスから今離れてるけど、離れられない環境でいさせて貰えたのがすごく有難かったです。
 もう1回、ちゃんとプロレスで頑張りたいっていうのが、改めてそこで湧いての復帰でした。
(※1)フラファイ=フライデーファイト。神戸・リングソウルで毎週金曜日に行われるプロレス

 あっ! 復帰して以降の1年間、プロレスって何だろう? っていうのがめっちゃありました。自分の中での色んな葛藤があって・・・。プロレスって正解、不正解ないじゃないですか。だから、プロレスって何? っていうのを凄く悩んで、何をしたら正解、何をしたら不正解かみたいなのが解らなくて。自分の中で、もがきながらの1年で、もう自分のこんなファイトがしたいとか以前に、“プロレスとは何??”ってゾーンに入っちゃいました(笑)。
 この1年で、初めて参加させて頂いた団体さんも多かったし、1年ですごい刺激を頂いて、だから各団体によって、カラーが全然違うので、余計プロレスって何だ? ってなってました。
 でも、本当に私はどういうプロレスが好きなんだっていうのもすごい改めて思ったし、その初参戦の団体さんも多かったけど、変わらずの団体さんもある中で、やっぱり神戸メリケンプロレスは変わらずこの1年間、私の修業と場として鍛えて頂きました(笑)。

▲神戸メリケンプロレス(2025.04.20)

― フラファイとか、大きい男子選手ともよく当たったと思うけど、超キツかった試合は?
真帆 まず1周年すぎた2024年12月。”brother”YASSHI&ブランキー真帆vs.谷口弘晃&椎原おうじ戦で初めて試合中に(記憶が)飛びまして、試合の事を覚えてませんでした。
 控え室に帰ってから気づいたんですけど、すごい楽しい気持ちでみんなと遊んでた夢みたいなのを見てて、試合した覚えがなかったです。動画見たらちゃんと動いてるけど、全く記憶ないんですよね。
 頭、打ってすごいハードやったんやと思うんですけど、今までにないぐらい楽しくてめちゃくちゃ幸せな気持ちになりました! これがプロレスハイというものなのかと。
 向こう側に行けた気がしてあれはもう一度味わいたいです!

― 本当に向こう側に行っちゃだめだけどね(笑)。 ほかにもある?
真帆 ほかに谷口弘晃選手、三原一晃選手とのシングルマッチ。
 フラファイではないけど、リングソウルで入江茂弘選手とのシングルマッチ再戦もありました。
 どれも全力で必死に行くけど、恐怖と緊張でめちゃくちゃキツかったです。
 もう嫌だと思う試練のような試合をさせて頂いて、そのおかげで成長しました。フラファイがなければ今の私はないと言っても過言ではないです。こんなハードな試合を組んでくださるリングソウルオーナー藤永(幸司)さんには感謝しかありません!
 今年のお誕生日もリング上でお祝いして頂いて、めちゃくちゃ嬉しかったです。1番キツいことも1番嬉しい事もリングソウルです。

▲神戸リングソウルのでの闘い(25.8.17 Candyプロレス)

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン