[週刊ファイト10月30日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼CMパンクWWE日本イヨ・スカイ&リア・リプリー中邑真輔AJスタイルズ
photo & text by タダシ☆タナカ
・両国熱狂2025 集客減もチケット代大幅値上げ&グッズ3店舗ガッポリ
・試合より伝えるべきコスプレ軍 早速クルっと回り笑顔ジョー・ヘンドリー
・目玉RHIYO FOREVERカブキ・ウォリアーズ豪華トップスター黄金カード
・おかえりデミ・ベネット日の丸ブーツ!紫雷イオとの史上最強タッグ賞賛
・ステファニー・バッケル4way戦イヨ・スカイ-ラケル・ロドリゲス鼻折リア
・SmackDownジュリア初日ベイリー&ライラ 2日目ロクサーヌ北斗原爆
・ベイリー、ベイリー声援大 ライラ・ヴァルキュリー ロクサーヌ・ペレス評
・ドミニク・ミステリオ&ラテン軍の反則でIC防衛 遠征主役はCMパンク
・初日は第5試合・中邑真輔 離脱の噂あるも「Tokyo愛してま~す」締め
・2日目トリCMパンク真輔 ブロン・ブレイカー&ブロンソン・リード組退治
・日本のファンへお別れの挨拶Thank you AJ 感動の肩車フィナーレへ
・大団円は中邑真輔とイヨ・スカイ~「ありがとうJAPAN」また逢う日まで
■ WWE SuperShow Japan
日時:10月17日(金) 18日(土)
会場:両国国技館
両国熱狂2025 集客減もチケット代大幅値上げ&グッズ3店舗ガッポリ

WWEが今年も日本にやってきた。御一考は豪州のツアーを終えての東京入り。主役はCMパンク。ただ、イヨ・スカイとリア・リプリーがWWE全体から見ても、もっとも輝いている時期という旬がある。
金曜の入りは正直芳しくなかった。土曜は増えてはいたが、前回のWWE両国と比較するなら明らかに集客数は落ちている。それもそのハズ、チケット代の大幅なジャンプには驚いた。それでも、「台湾から来たCMパンク最高」のファンが最前列で目立っていたように、WWE公演のために海外から東京に乗り込んだファンも少なくないようだ。
グッズ販売は両国国技館の入口中、外は二階と合わせて計3店舗なんだから、チケット値上げと合わせてガッポリ稼いだ黒字興行には違いない。
▼WWE両国CMパンク-イヨ・スカイ-リア・リプリーBest in the World締め
▼WWE2日目CMパンク&中邑真輔AJスタイルズ日本最後イヨ真輔締め
試合より伝えるべきコスプレ軍 早速クルっと回り笑顔ジョー・ヘンドリー
専門媒体が伝えるべきなのは、試合がどうだったよりも、コスプレ軍は誰がいたのか。アメプロをフォローする記者としては、現在TNA所属、契約終了後のWWE入りが内定しているとされるジョー・ヘンドリーがいたのは嬉しかった。わざわざ例のクルっと回ってスマイルのポーズまでサービスしてくれて感謝である。ちゃんと使いますよ~(笑)。

目玉RHIYO FOREVERカブキ・ウォリアーズ豪華トップスター黄金カード
10月17日 <第7試合 女子タッグマッチ>
○イヨ・スカイ リア・リプリー
14分22秒 ムーンサルト・プレス&リップタイド同時フォール
カブキ・ウォリアーズ(ASUKA ●カイリ・セイン)
※記録上は多分、イヨがカイリから取ったがリアもASUKA押さえている。

今回のツアーの目玉がイヨ・スカイ&リア・リプリーのREIYOと、ASUKA&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズ対決である。日本公演だからではない。オーストラリアのパース、RACアリーナからの『クラウン・ジュエル』PLE大会でもこのカードがセミであり、メインのセス・ロリンズvs.コディ・ローズ戦を食っていた。リプリーは母国オーストラリアへの凱旋帰国であり、イヨ・スカイは米国目線でも、もっとも旬のレスラーだからだ。
▼WWEクラウンジュエルズ豪州イヨ&リア・リプリー Jシナ-AJスタイルズ
▼イヨ・スカイ豪州ビキニ姿が世界を熱狂させた!“美とスター性”の共鳴現象
また続くRAWでも、リア・リプリーvs.カイリ・セインのシングル戦が、誰の目にもベストマッチ賞なのだった。ASUKAとカイリが仲間割れかもの伏線はあるのだが、両国国技館大会、ここはカブキ・ウォリアーズ凱旋で正解なのである。
▼凱旋リア・リプリー&イヨ・スカイ組CMパンク”Best in The World”+両国直前情報
【先週の期間】
’25年10月23日期間スックワンキントーン 竹下幸之介 WWE豪州 ノア両国 タイヤファイト



ロック・バンドの東京2夜連続公演とかでも同じことが言えるが、どうしても初日の方が全選手、気合いが入ってるものだ。まして、今回の海外遠征で何度も練り上げてきた黄金カードでもある。4人とも、パフォーマンスは最高潮だったのではなかろうか。
おかえりデミ・ベネット日の丸ブーツ!紫雷イオとの史上最強タッグ賞賛


4選手の役割がきっちり色分けされており、ロジックに無駄のない試合展開が佳境に入ってくる。プロレスの標準である14分は、フットボールの選手がクォーターを全力疾走で動き回る時間とも符号しており、スポーツ芸術の1つの完成形たる女子タッグ戦に見入ることになるのだ。


2015年REINA女子プロレス来日時のデミ・ベネットことリア・リプリー
▼イヨ・スカイ圧巻リア・リプリー Evolution 女子プロレス世界最高峰の頂
ステファニー・バッケル4way戦イヨ・スカイ-ラケル・ロドリゲス鼻折リア
10月18日<第5試合 女子世界王座フェイタル4way戦>
[王者]○ステファニー・バッケル
10分51秒 Corkscrew Moonsault(スパイラルタップ)
[挑戦者]●ラケル・ロドリゲス
※他にもう2人はイヨ・スカイ、リア・リプリー
※第32代王者が防衛に成功


試合は大相撲から。髪を髷のようにヘアバンドで括り、四股を踏んでから行司のイヨ・スカイが仕切ります。ハウスショーのサービスなんだからよろしいんではないでしょうか。まして、ラケル・ロドリゲスとリア・リプリーの大女同士だから絵になるんです。これは重要。
あと、この試合に限らず普段TV画面から見ているファンにとって、こういう場合、視覚から消えることになるラ・プリメイラ、ステファニー・バッケルがどこにいるのかとか、LIVEならではの勉強になる点が多々あります。
また、会場で一緒に声を出さないとWWEの楽しさがわかりません。


今回のWWE SUPERSHOW JAPAN、最初に日程が発表された時点では、王者グンサーらが来日と、グンサーを軸としたポスターが作成され、二転三転の末、最後に両国国技館の入口にあった図案ではセス・ロリンズである。しかし、両者とも来日リストから離れた。一方で追加となったステファニー・バッケル、彼女もまた日本凱旋ではあるのだが、すっかりアメプロの試合展開に替わっていたとはいえ、お客さんを満足させていたとは評価されよう。


Thank you Japan 😂 I still love you! pic.twitter.com/lOU7s2zavC
— RheaRipley_WWE (@RheaRipley_WWE) October 18, 2025
スパイラルタップ、つまりスカイツイスター・プレスで(この面子なら仕方ない)ラケルが寝るフィニッシュなんだが、ラケルのブーツでリアが鼻血のオマケが付きました。
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