WWE両国CMパンク-イヨ・スカイ-リア・リプリーBest in the World締め

■ WWE SuperShow Japan
日時:10月17日(金)
会場:両国国技館

<第8試合 インターコンチネンタル王座戦>
[王者]●”Dirty”ドミニク・ミステリオ w/ラテン軍(ラケル・ロドリゲス&ロクサーヌ・ペレス)
 15分17秒 ラケル・ロドリゲスの乱入による反則勝ち
[挑戦者]○CMパンク
※第189代王者が防衛に成功 AAAメガ王座は賭けられてない

 最新版のポスターにあしらわれていたセス・ロリンズはやはり来日してなかった。RAWにてブロンソン・リード、ブロン・ブレイカーらザ・ビジョンに追放されボコられ、負傷欠場になるらしい。まぁ、戻ってくる時にはベビーフェイスということだ。
 替わって主役を務めたのはCMパンクである。思い起こせば、2009年の武道館から16年の年月が流れていた。

 メインの試合は、”Dirty”ドミニク・ミステリオ戦に。豪州遠征の最後を飾ったメルボルン大会と同じ構成・展開・結末となった。ロクサーヌ・ペレスが介入してきてポップロックを見舞う。豪州、日本と続いた遠征でのCMパンクの役割は、どちらかといえば受けの美学である。2009年来日時の、シナリオ班が用意した台本を無視して勝手な団体批判演説をおっぱじめた反体制、反逆のカリスマではない。もっとも入場曲はリビング・カラーの♪Cult of Personalityからずっと変わってないのだが。

 但し、すべてのspotを耳元でコールしていたのはCMパンクである。ドミニクは、某紙の「年間、最も成長したレスラー」に選ばれた躍進株とはいえ、ずっとWWEを長年見続けている年季の入ったファンにしてみれば、ガキンチョもいいところ。最後まで試合を作り、リードしていたのは受け役のCMパンクだった。
 ラテン軍の襲撃に反則裁定が下り、イヨ・スカイとリア・リプリーが駆けつける。メルボルン大会と同じフィナーレなんだが、彼女たちこそが”Best in the World”が飛び出した。CMパンク、AEWではうまくいかなかったわけだが、WWEに戻って、本当の意味での看板スーパスターになったCMパンクを見届けた両国の初日であった。

<第7試合 女子タッグマッチ>
○イヨ・スカイ リア・リプリー
 14分22秒 ムーンサルト・プレス&リップタイド同時フォール
カブキ・ウォリアーズ(ASUKA ●カイリ・セイン)
※記録上は多分、イヨがカイリから取ったがリアもASUKA押さえている。

<第6試合 シングルマッチ>
○LAナイト
 8分44秒 BFT(Blunt Force Trauma=変形スタナー)
●ルセフ

<第5試合 タッグマッチ>
“MAIN EVENT”ジェイ・ウーソ ○中邑真輔
 8分58秒 キンシャサ
ブロン・ブレイカー ●ブロンソン・リード

<第4試合 女子世界王座戦>
[王者]○ステファニー・バッケル
 9分29秒 SVB(Package Backbreaker)
[挑戦者]●ラケル・ロドリゲス
※第32代王者が防衛に成功

<第3試合 女子US王座トリプルスレッド戦>
[王者]○ジュリア
 10分13秒 ノーザンライトボム
[挑戦者]●ベイリー
※もう1人はライラ・ヴァルキュリー
※第3代王者が防衛に成功

<第2試合 シングルマッチ>
○ペンタ
 6分58秒 メキシカン・デストロイヤー
●コフィ・キングストン

<第1試合 トリプルスレッド戦>
○AJスタイルズ
 5分16秒 スタイルズクラッシュ
●エル・グランデ・アメリカーノ
※もう1人はアイバー

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